ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

So Close ! やっぱり凄いデュオだ! ② 再投稿

2018-05-20 11:00:18 | 日記
Out of Touchのイントロが流れるとステージ向かって右の袖からするするっとDaryl が登場し

Shake it up is all that we know
Using the bodies up as we go
I'm waking up to fantasy〜♬

と歌い始める。今のところ彼らの最後の全米No. 1ソングだ。今回敢えてセットリストの予想など全くせず、白紙の状態で臨んだのでこの曲をオープニング持ってくるとは思いもよらなかった。

ステージに現れたDaryl は 想像していた以上にスリムで若々しかった。そして僕が想像していた以上にオーラ出しまくっていた。とにかくカッコいいのだ。もちろん相棒の Oates も若々しくて可愛い感じがした。

サビのところで

You're out of touch
I'm out of time
But I'm out of my head when you're not around


彼女と連絡が取れなくなった男が君がいなければ頭がおかしくなっちゃうよ〜♬と歌っているけど主人公の男はちょっと情けないね。

そして曲はこれまた僕の好きな Family Man だ。出だしはアカペラ風に

She had sulky smile
She took her standard pose as she presented herself
She had sultry eyes
She made it perfectly plain that she was his
For a price

と始まり ここからバンド演奏になる。


But he said, "Leave me alone, I'm a family man
And my bark is much worse than my bite"
He said, "Leave me alone, I'm a family man
But if you push me too far I just might"


この後のギター🎸の間奏がいつ聴いてもカッコいいのだ。同僚の女性に迫られるけど、僕には家庭があるからと拒絶しつつも、でも君がそんなにプッシュしたら・・・という歌詞に据え膳食べちゃうかもという男の性を感じてしまう。

この曲は実はカバーなんだけどあたかも彼らのオリジナルのごとく自分たちの曲にしてしまっているのが凄い。
3曲目のSay It Isn't Soまで立て続けにヒット曲が続く。流石80年代のヒットメーカーと言われただけのことはある。この三連打で掴みはバッチリだし観客のノリも最高にアップしてきた。

そしてここで始めてOates がメインヴォーカルを取る How Does It Feel to Be Back が登場。どうしてもDaryl のヴォーカルに目が奪われがちだが 実は Oates だって負けてはいない。彼の歌もなかなか渋くて味があって個人的には好きだ。Voices に収録されているこの曲は間に入るどんなドン ドン ドンと入るギターもいいアクセントになっている。



Oatesの渋いヴォーカル曲の後は再び大ヒット曲の Kiss on My List の登場だ。全米No.1 をこの曲で取ってから80年代のヒット曲量産の快進撃が始まったまさに記念碑的な曲だ。




キーボードを弾きながらDarylが

My friends wonder why I call you all the time, what can I say?
I don't feel the need to give such secrets away
You think maybe I need help, though I know I'm right, all right
I'm just better off not listening to friends' advice

と歌いだす。四六時中、彼女に電話している男が主人公。純粋なラブソングと思いきや実は反ラブソングらしい。
僕の人生の中の良いことのリストに君のキスは載ってるけどそれだけさ、だからお前にそれほど思い入れはないという事らしい。
でもこの曲は本当にキャッチーで聴いていると心地よくなる。この曲に拘らず彼らの曲は今もドライブのお供としてしっかりとリストに載っているのだ。

しかし前半5曲めにこの曲を持ってくるあたりに彼らの自信の一端が伺える。聴きたい曲はまだまだ沢山あるし、ライブはまだ始まったばかり、ここから Hall & Oates の世界はさらに深まって行くのだ。





1990年 11月26日
Hammersmith Odeon , London

Setlist

1. Out of Touch
2. Family Man
3. Say It Isn't So
4. How Does It Feel to Be Back
5. Kiss on My List
6. Starting All Over Again
7. Everytime You Go Away
8. So Close
9. I Can't Go for That (No Can Do)
10. Sara Smile
11. She's Gone
12. Rich Girl
13. Wait for Me
14. Maneater
15. Adult Education

ーEncoreー

16..You Make My Dreams
17. Hot Fun in the Summertime
18. What's Going On