ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

So Close ! やっぱり凄いデュオだ! ④

2018-05-22 09:45:48 | 日記
全米No.1に輝いたI Can't Go for That (No Can Do) から後半戦のヒット曲オンパレードが始まった。 淡々と鳴り響く機械的なリズムマシーンにDaryl のヴォイスが被さって始まる曲。途中に入るサックスのムーディーなメロディがこの曲に厚みをもたらす。



淡々と続くこの曲、良く全米No. 1に輝いたものだ。しかも大ヒット曲の Private Eyes の次のシングルにも拘らず! これが当時の彼らの勢いなのだろうか? 良い曲だとは思うけど、決してキャッチーでもメロディアスでも無いのだが・・・

ライブが進むにつれてヴォーカリストとしてのDarylに焦点が行く。どんなタイプの曲も歌いこなせる上手さ、それに透明感のある声が最大の武器でもある。ブルーアイド ソウルと言われたソウルフルな歌唱。CDを聴いているだけでは本当の凄さはわからない。コンポーザーとしての才能は勿論のことヴォーカリストとしての才能も半端なくある事をこのライブを間近に見れる位置にいて強く感じた。

バックバンドも息がぴったり合っていて演奏もバッチリ決まっていた。ロックとかポップとかソウルなんてジャンル分けは全く無用でThis Is Hall & Oates ! だと思った。



Sara Smile 〜 She's Gone 〜 Rich Girlの3連発は初期の彼らの代表曲 いずれも全米トップ5 以内に輝いたヒット曲だ。Sara Smile は Darylの当時の彼女だった Sara Allen の事を歌った名バラード。ソウルフルに歌う様は 男性の僕が見てもカッコいいと思う。

She's Gone もソウルフルな一曲だ。彼女が消えた〜!とこちらは失恋の歌? Sara Smile もこの曲とブルーアイドソウルの旗手としての本領発揮のナンバーを続けて持ってくる辺り彼らの本気度がわかると言うものだ。とにかくステージまでの距離がある近いからダイレクトに曲の良さやパフォーマンスの凄さが伝わってくるのでぐいぐい引き込まれて行くのが分かる。

そして初めて全米1位を獲得した Rich Girl 。内容は女に振られて未練タラタラのちょっと情けない男の歌だ。キーボードを弾きながら軽快に曲はスタートそしてサビの辺りからダイナミックに展開これもソウルフレーバーたっぷり。。全盛期の洗練されたポップさは無いけど確かに売れ線の曲ではあるね。Sara Smile 〜She's Gone 〜Rich Girl
の3連発でブルー アイド ソウル の本領発揮した
後、ライブは一気にエンディングに向かって突き進むのだ!


1990年 11月26日
Hammersmith Odeon , London

Setlist

1. Out of Touch
2. Family Man
3. Say It Isn't So
4. How Does It Feel to Be Back
5. Kiss on My List
6. Starting All Over Again
7. Everytime You Go Away
8. So Close
9. I Can't Go for That (No Can Do)
10. Sara Smile
11. She's Gone
12. Rich Girl
13. Wait for Me
14. Maneater
15. Adult Education

ーEncoreー

16. Out of Touch You Make My Dreams
17. Hot Fun in the Summertime
18. What's Going On



# イギリスでライブ
# ロンドンのライブ会場
# ハマスミス オデオン
# ロック コンサート