ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

Urban Jungle で ミックが吠えた‼️ ⑤

2018-05-13 12:00:58 | 日記
それまではライブで一曲しか歌わなかったキースが Steel Wheels Tourから2曲歌う様になった。


アルバムにおいてもキースのヴォーカルの曲は一曲しか収録されていなかったんだけど、Steel Wheels の前のアルバム Dirty Work からキースのヴォーカルの曲が2曲になった。最近はアップテンポの曲とバラード系を一曲ずつ歌うパターンが定着してきているけど、この時は 定番のHappy と
最新盤からのイカしたロックチューンCan't Be Seen だった。今ならSlipping Away の方がセットリスト入りする事が多い。





キースのヴォーカルって年々 味が出てきて良くなってきたと思う。確かにミックに比べるとガクッと落ちるけど、ソロでアルバム出したりツァーした事がとても良い経験になっていると思う。

出来ればソロで日本に来て欲しいなぁ!
キースの代名詞とも言えるHappy は聴いてるだけで本当にHappyな気分になれるご機嫌なロックンロールだ。キースのコーナーが終わるとライブは一気に後半戦へとなだれ込む。

このツァーは解散という最大の危機を乗り越えまるで再結成ツァーみたいな感じで行われているので、セットリストも新旧の代表曲を満遍なく散りばめまさにベスト オブ ローリング ストーンズとなっていた。

それでもPaint It Black がセット入りするとは思わなかった。キースのもの悲しいギターのイントロからチャーリーのドラムのドコドコが入りミックの ヴォーカルが入る。黒く塗れ〜♬とミックが叫ぶ。ギアがトップに入っているストーンズはもはや縦横無尽にエネルギーを発散しまくる。一度東京で体感しているので大体の流れは分かっているのだが、ロンドンで観るストーンズはやはり違う!

ある種このセットで一番のサプライズは2000 Light Years From Home を入れた事だと言うこを再確認した。まさかサタニック マジェスティーからの曲をライブでするなんて想像だにしなかった。もしするのなら誰が考えたってShe's The Rainbow だと思う。だから本当に驚いた。この曲をライブでするというアイデアを思いついたのは誰なのだろう? やはりミックなのか? パントマイム風のパフォーマンスも印象的なこの曲、おそらく2度とライブで演奏する事はないので東京とロンドンで2回 観れたのは本当に貴重な体験だと言える。



そしてパーカッシブなイントロとミックの叫び声が聞こえSympathy for the Devil が始まった。
気がつくと巨大なセットの一番上に突如としてミックが現れる。このきょをツァーからストーンズのステージセットはどんどん巨大で凝ったものになっていく。

ミックが歌い始める

Please allow me to introduce myself
I'm a man of wealth and taste
I've been around for long, long years
Stole many man's soul and faith

ここから悪魔の告白?が延々と続く

そして

Pleased to meet you
Hope you guess my name, oh yeah
Ah,what's puzzling you
Is the nature of my game, oh yeah

淡々と
あなた方に会えて嬉しいです
あなた方が私の名前を覚えていると良いのですが
あなた方を困惑させるのが私のゲームの本質なのですから・・・

そしてこの歌詞の後の who who who who 〜♬
は大合唱だ! 淡々とした曲調なんだけどどんどん盛り上がってくる。ガンズも以前この曲をカバーしてるけど、この曲の持ってる本来の不気味さ怪しさを表現できるのはやはりミック以外には無いね!

そしてライブは一気にクライマックスに向かって突き進んでいくのだ‼️


1990年 7月 7日 Wembley Stadium

1. Start Me Up
2. Sad Sad Sad
3. Harlem Shuffle
4. Tumbling Dice
5. Miss You
6. Almost Hear You Sigh
7. Ruby Tuesday
8. Angie
9. Rock and a Hard Place
10. Mixed Emotions
11. Honky Tonk Women
12. Midnight Rambler
13. You Can't Always Get What You Want
14. Can't Be Seen
15.Happy
16. Paint It Black
17. 2000 Light Years From Home
18. Sympathy for the Devil
19. Street Fighting Man
20. Gimme Shelter
21. It's Only Rock 'n' Roll (But I Like It)
22. Brown Sugar
23. Jumpin' Jack Flash

Encore:
24.(I Can't Get No) Satisfaction


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