ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

また悩む

2016-10-27 20:47:55 | いろいろ
いろいろ調べたが、あさって土曜日にサンバを見に行くなら、浜松一択のようだ。
浜松は「浜松カップ フェスタサンバ2016」で、ブロッコシズオカなど8チームが出場する。東京からはブロコ・アハスタォン、ヴェルメーリョ・イ・ブランコの参戦で、ここはもうひと押しほしいところだが、総合ではまずまずだろう。
プログラムは、11時から市民チームコンテスト、14時から上記8チームのサンバチームコンテストとなっている。市民チームでタンガダンサーは出ないだろうから午後のコンテストだけ見ればよいが、ネックになるのが交通費だ。新幹線こだま利用で往復15,400円。これはかなり大きい。
オレもかつて「浜松おどりフェスティバル」をはじめとして、浜松には3回ほどお邪魔したが、年を追うごとに遠出が億劫になっていった。また今回は、浜松まで出向くくらいなら自宅にこもり、別の用事に充てたい、の思いもある。
とはいえ行かなかった後に、ネット掲示板で「浜松よかったわ」などの書き込みを見たら不愉快になるので、ダメもとで浜松に行っちゃう手はある。サンバカメコ道の格言でも「行かぬ後悔より行く後悔」というではないか。
しかし前記の通り、高い交通費がネックなのだ。片道を普通電車、あるいは高速バスにして浮かす手はあるが、そのぶん時間がかかるので、一長一短だ。
ただ今回の場合、行かなくて後悔しても、交通費を遣わなかった、という実利は残る。東京での後悔とは微妙に状況が異なるのだ。

ああどうしようどうしようどうしよう。
今年の流れは、行けるサンバイベントに行かないで後悔する図だから、今回も行かないで後悔しそうな気がする。

大失敗

2016-10-22 11:14:16 | うっかり
某月某日は某所でサンバステージがあった。ダンサーが登場し、オレは早速デジカメを構える。が、なんだかカメラの調子が悪い。ピントが合わず、シャッターも押せないのだ。ちゃんとAFの設定になってるのに、どういうことだろう。
しばらくゴチャゴチャやったが、ダメだ。オレはビデオカメラを取り出して録ったが、どうも勝手が違う。
自分がカメラ派かビデオ派かを判断する時、どちらか一方を紛失した、と仮定するのがいい。より喪失感が大きい方が、その人にとってベストの撮影機材となる。
ビデオを回していても、どうも違和感がある。例えばダンサーの決定的瞬間を収める時、ビデオではそれが薄れる。何か間延びした感じがするのだ。長時間ビデオを構えているのも苦痛で、どこかで休みたくなる。

今一度デジカメ…液晶画面を見てみる。と、バッテリーが消耗していた。
まさか!? 何回か撮影したあと充電しなかったので、電池切れを起こしていたのだ!
もう、気を失いそうになった。今年はイベントに行く途中で引き返すなどチョンボが多いが、これもそのひとつだ。
ただ、この日がこのイベントだけだったのが、不幸中の幸いだった。先月のように3つもハシゴすることになっていたら、もう目も当てられなかった。

サンバに行く前には、バッテリーを充電しておく。この基本作業を改めて教えられた。



9月25日はサンバを2つハシゴし、締めで守谷のセレージャに行こうと思った。交通機関はつくばエクスプレスで、これを利用すれば今年3回目となる。
だが、電車賃が高い! 北千住から守谷まで720円って、ウソだろ!?
オレは迷った末、行くのを断念した。サンバを見に行けるのに行かない。今年はこれがホントに多い。

東京湾に向かうバカ

2016-10-21 22:29:48 | サンバ2016
9月18日は鐘ヶ淵のサンバを堪能したあと、新浦安に向かった。ここは「浦安フェスティバル2016」で、いくつかの出し物の中に、サンバパレードがある。浦安といえばエストランジェイロスだが、ここではミストケンチの演舞だった。

鐘ヶ淵から東武スカイツリーラインに乗り、北千住で地下鉄日比谷線に乗り換える。八丁堀で京葉線に乗り換え、新浦安には16時01分に着いた。パレードは午後4時から開始だが、サンバは3つ目か4つ目のスタートなので、多少遅れても大丈夫だ。
それにしても、このトラベルミステリーのような乗り換えは何だ。いつも思うことだが、こんなに必死こいてサンバを見に行って、いったい何の得があるのだろう。サンバならこの日も、さんざん見たじゃないか。まだダンサーを見たいのか? 我ながらアホじゃないか、と思う。

ところで今月16日は、私用で外出したついでに学生団体のサンバを見に行こうとしたのだが、何となく面倒臭くなって、やめてしまった。確かに乗り換えは2回必要だったが、こんなもの何でもない。
こう言ったら語弊があるが、新浦安のミストケンチに向かうスケベ心があるのなら、学生団体のサンバを見に行けよ、って話である。オレだって若いダンサーが好きなのに、なぜ学生団体のサンバを回避してしまうのか、このあたりの心理がオレ自身理解できない。
やっぱり主催者側の「意向」が、オレを敬遠させるのだろう。主催者側にカメコ忌避の意向が見て取れれば、オレだって行くのを躊躇う。情報を出さないところに押しかけて撮影したって、お互い気分はよくないからだ。

閑話休題。新浦安のイベントは4つのエリアで構成されていた。その間をシャトルバスが走っているらしかったが、スマホで見る限り、パレード会場までは近そうだ。
それで駅から歩いたのだが、全然パレードが見あたらない。
駅前からの大通りは優に片道2車線はあり、埋め立て地だけあって、用地がだだっ広い。高い建物がないので見晴らしもよく、未来都市を歩いているかのようだ。
しばらく歩くとシャトルバス乗り場があったが、どうせ30分に1本とかだろ? それなら歩いたほうが早いと歩を進めたが、やっぱりパレードは見えない。
前方に、見覚えのあるカメコが歩いている。さらに地元民も足早に東京湾の方角に向かっているので、進行方向は間違っていない。しかしパレードの影も形もなく、オレの不安は解消されない。スマホのあの地図、かなり簡略化して描いてやがったな…。
それにしても、今日は朝から歩きっぱなしだ。さすがに脚が悲鳴をあげてきたが、まだ大丈夫だ。サンバカメコに必要なもの、それはスケベ心と体力である。
15分ぐらい歩いたら、スルドとカイシャの音が聴こえてきた。
ああ、サンバが始まってしまったのだ! 間に合わなかった!
オレはいっそう歩を早めるが、一向に追いつかない。ミストケンチはどんだけ早足でパレードしているのだ。
やっと追いついた。タンガダンサーは7~8人。サンバ界では有名な男性ダンサーがいて、トラックの上には外国人ダンサーやプシャドールらが登壇していた。
ダンサーらは泳いでいるかのように、路上を気持ちよさそうにステップする。東京湾特有の浜風が強い。天然自然の扇風機で、気持ちいい。歩道側は混んではいないが、ダンサーを撮影するにも広すぎて、誰を撮っていいか分からない。
しばらく行進すると、交差点のところでストップして演舞が始まった。
オレはミストケンチのメンバーがいまだに把握できていないのだが、男性ダンサーのように専属もいれば、他チームからの登録もあるように思う。今回はバルバロスやリベルダージで拝見したダンサーがいた。ピンクタンガのアジア系ダンサーは、3年前の浜松イベントで見たような気もするが、彼女は関東に住んでいたのだろうか。
この辺まで来ると、逆に歩道が混んできた。サンバカメコもいるが、さすがに数は少ない。しかし混雑に変わりはなく、オレは人の頭越しにバシャバシャ撮った。

また行進が始まる。チームはズンズン進んで、このままいったら東京湾にぶつかってしまいそうだ。あぁ、オレはダンサーを追っ掛けて、こんなところまで来てしまった。
バカじゃないか? オレは本当にバカじゃないか!?
チームはU字部分に差し掛かり、ここがゴール地点のようだ。ここでもう一度、一行が踊る。なかなかに優雅な踊りだった。

これにて演舞は終了。近くに控室があるかと思ったが、一行はそのまま駅方向に戻る。サンバカメコもぞろぞろついてゆく。
ダンサーはパレオなどつけず、堂々としたものだ。道の反対側、つまりこちら側にも見物客はいて、ピンクダンサーなどは丁寧にお辞儀をしている。御礼を言いたいのはもちろんオレたちのほうだ。
かなり歩いて、一行はフェードアウト。先ほどの道には、青森ねぶたが控えていた。この浦安フェスティバルは意外に大規模で、ほかにも博多どんたくや沖縄エイサーなどの演舞がある。ここにいて主要都市の踊りが見られるというわけだった。
オレも見たかったが、帰宅したい気分が上回った。

























ほかにもタンガダンサーがいたが、撮り損ねた。申し訳ありません。

またやっちゃったよ

2016-10-16 00:26:25 | 後悔
きのうの話だけど、オレがどっちに行ったか、知りたいでしょう? あくまでも仮の話だけど。

「B」に行きましたよ。
行って失敗しましたよ。

やっぱりAにも行くんだった…。
久しぶりに●川の雰囲気を味わうんだった…。
いやー、午前中もちょっと考えて、よほど●川に行こうと思ったんだよねー。タヒチアンダンスも魅力だったしねー。
でもつい、出そびれてしまった…。

だけどふつうはまあ、A→Bだよねぇ。Bだけにするかなあ、ふつう。
どーも今年は判断ミスが多い。
もう4つか5つ、お宝イベントを見逃しているよ。
もう、大文字で嘆く気力も起こらないよ。

もうダメだね。

迷う

2016-10-15 02:50:42 | いろいろ
同月同日の同時間帯に、A、Bの2ヵ所でサンバイベントがあるとする。
Aは規模も大きいようで、サンバの前にもカメコが好む出し物がある。オレはこのイベントに行ったことはないが、開催場所には何度かお邪魔したことがあるので、祭りの雰囲気、ダンサーまでの距離、はだいたい分かる。
Bは家庭的なイベントだが、妙に人気がある。こちらの雰囲気もオレは大好きだ。なおここは例年、サンバの2本目がある。しかし、今年もある保証はない。いやそもそも、A、Bとも、サンバの開始時間は推定である。
なおA,Bともダンサーの年齢層、ダンスレベルは同じである。

これだけの条件を書けば、まずAに行ってサンバその他のイベントを楽しみ、その後Bにハシゴして両方楽しむ、というのが普通だろう。その方が倍のダンサーを鑑賞できるから、サンバカメコの8割がそうする。
それで済むなら話は簡単だが、それを拒絶するもう一人のオレがいる。
最初からBに行け、とオレにささやく。Bに行って、1本目と2本目の間に、あたりをふらふらするのがいいんじゃないか、とオレを説得する。
たしかにBの1本目はカメコが少なく、撮影がしやすいメリットはある。だが、それがどれほどのものだろう。
ちょっとイレギュラーだが、最初にAに行き、サンバの前の出し物のみ楽しんでBに行く手はある。これならAの祭りの雰囲気を味わったうえ、Bサンバを2本見られる。
しかし、Aでこれからサンバが始まろうというのにそれを振り切ってBに行くことはできない。Aに行ったらやっぱりサンバを見るべきだ。
ということで選択肢は、

・Aサンバ→Bサンバ
・Bサンバ→Bサンバ

のこれしかない。
どうしようか。
なんて、仮定の話で迷っててもしょうがないね。
もう寝る。

今年の四谷大好き

2016-10-12 01:15:45 | サンバ2016
今年の10月第2日曜日もあっちこっちでサンバが予定されていたが、あいにく朝から雨だった。こりゃ今年のみなと区民まつりパレードも中止だな。
同まつりは2年前に初めて見たがそれっきり。このイベントとはご縁がないようだ。

当日は朝から行動しようと思えばできたのだが、そんなわけだから別の予定を入れて、サンバを見られるのは午後3時以降になった。
幸い、昼前に雨も上がった。9日は四谷のアレグリアや所沢のリベルダージ、ほかにもあるかもしれないが、どれか1本を見るとなれば、場所が近い四谷がいい。アレグリアの演舞を見たいし、撮影環境が意外といいのだ。
2本目の演舞は4時からだろう。もう、今さら時刻を確かめないのである。
3時少し前に昨年と同じ三栄公園に着くと、男女3人組がステージでライブをやっていた。たぶん、昨年も出場した人たちだ。
ステージ脇には赤のスタジャンに帽子のMCがいた。彼も毎年お馴染みだが、風貌に似合わず、意外と進行がしっかりしている。
続いて若い男性7人組のライブ。よくある今風のメロディと歌詞だ。彼らも今は無名だが、数年後にはスターになっているかもしれない。
オレはアレグリアの控室があるビルに行く。その出入口に行列ができていた。
その主はヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」で、みんな撮影の順番を待っていたのだ。
彼は昨年も某所のイベントで見たが、なかなかの人気ぶりだった。当然だが、サンバダンサーに目の色を変えているのは、サンバカメコだけなのであった。

7人組のライブが終わっていよいよサンバだが、今年の2本目はステージから始まるらしい。
すると、ステージ前の座席が片付けられた。サンバの時は全員立ち見になるらしい。ちなみにこの時、最前列に座っていたのは、若い女性だった。もちろん先の7人組の応援のためだが、もし座席が片付けられることがなければ、最初からここをサンバカメコが占領していただろう。

まずはバテリアとハイーニャダンサーが登場した。ハイーニャは松下奈緒似ダンサーではなく、別のベテランダンサーだ。
実はこの四谷祭り、たしか東日本大震災の年(から数年)は、サンバを招聘しなかった。
それでオレは東十条のバルバロスを見に行ったのだが、そこに沿道の客として、彼女も来ていた。
時が経って、現在バルバロスのサンバはなく、アレグリアのサンバは復活して、彼女もこうして踊っている。巡り合わせの皮肉というか、彼女も感じるところはあっただろう。
バテリアは今回も浴衣姿。この衣装も時節柄、ギリギリだろう。
オレも撮影するが、ヒトの頭を避けて何とか撮れる、というレベル。
その客たちの中に、アレグリアのメンバーがいた。今年は某所のイベントで、警備員が観客側にまわって監視する光景を見たが、同じ役目だろうか。
事実、そのメンバーがある客に何事かを話しかけると、その客は撮影を止めてしまった。

とりあえず演舞が終ると、楽器紹介。それが終わると、残りのダンサーが登場した。松下奈緒似のダンサーは、一ダンサーとして登場。相変わらずハジケた踊りだ。
その他のダンサーも昨年からの連投が多いが、黄緑のダンサーが不出場だったのは残念。次回の登場を期待します。

30分のステージが終わって、今度はパレードである。チームがこのまま退場すると覚悟したので、今年もあってよかった。
パレードが始まったが、この黄昏時はヤバい。いちおうバシャバシャ撮影したが、うまく撮れているかどうか。
ここでも沿道にスタッフがいて、カメラマン?に「顔も録ってあげてくださいね」とか言っていた。
このカメラマンもスタッフなら、普通の指示である。だが、もしこのカメラマンがサンバカメコだったら、行き過ぎた撮影をやんわり注意したことになる。
オレはこの方法を支持したい。怪しい撮影をしている人は、どんどん注意したほうがいい。もちろんオレも覚悟している。
15分ほど踊って、ダンサーは退場。バテリアとハイーニャが残り、〆の演舞をして、健全な盛り上がりのうちに、サンバイベントは終了した。

ステージではつば九郎と、新宿区長?が歓談していた。
この四谷大好き祭りはちょっと異色で、3年ごとに開催場所を変える。MC氏によると、来年は信濃町付近の大通りからパレードするらしい。
人生一寸先は闇、が持論なのでオレが来年も見られる保証はないが、それが叶うよう、精一杯生きようと思う。

帰宅して画像を確認すると、横着してストロボを付けなかったらか、ことごとくブレブレになっていた。
相変わらずお粗末だねぇ。

昨年の四谷大好き

2016-10-10 23:39:30 | サンバ2015
もう1年前のことになってしまうが、10月11日(日)の1日を軽く振り返ろう。
10月の第2日曜日はサンバの特異日で、サンバイベントが各地である。一昨年は浜松町(アハスタォン)→四ッ谷(アレグリア)→東十条(バルバロス)と回って3つのサンバを見た。
ところが昨年は東十条のサンバはなし。まさか東十条がバルバロスを、いやサンバを切るとは思わなかったが、カメコが集まりすぎたのだろう。サンバイベント衰退の原因、それはオレたちカメコにある。
でも、ハシゴはできそうだ。当日は朝から小雨だった。その後雨は止んだので、とりあえず浜松町に出向いたら、何とパレードが中止になっていた。
後日アハスタォンのブログを見たら、中止のお知らせがアップされていた。最初からここを見ていれば、無駄足をせずに済んだのだ。オレはサンバ関係者のSNSは見ないほうだが、今回はそれが裏目に出た形だ。

気を取り直して四ッ谷に向かう。ここは「四谷大好き祭り」で、三栄公園という小公園とその周辺で行われる。たぶん、日本で最も小さなサンバ会場と思う。
サンバの1本目は1時半からだが、早く着いたので、ステージ上のミニコンサートを見る。
やや時間が押して、1時50分ごろ、バテリアとダンサーが登場した。ダンサーはステージに上る。アレグリアはダンサーが豊富で、この日もオレ一押しの松下奈緒似のダンサーをはじめ、多くのダンサーが繰りだしている。黄緑のダンサーは久しぶりで、オールドファン(あぁっ、失礼!)には懐かしい。一時は現役を退いたのかと思ったが、元気な姿を見せてくれた。
松下奈緒似のダンサーがピンで踊る。タスキを掛けているからハイーニャダンサーだ。オレたちカメコにとってはこのタスキすら邪魔だが、とにかく彼女のファンには最高のプレゼントだ。今回もお美しく、松下奈緒か美季様か、というくらいのものである。
バテリアのスルドやカイシャは、アレグリア仕様。ちょっとオシャレで、インテリアにもなりそうだ。







30分ほどでステージは終了し、場所を移して公園の周りをパレードする。黄緑のダンサーがスタンバイしているが、観戦のカメコに気軽に話しかけたりしている。ちょっと、オレには信じられない光景だ。
パレードが始まり、細い道路から三栄通りに出る。ここがいわばメインストリートで歩道も広く、ダンサーを撮りやすい。





しかし撮りたいダンサーが多すぎる。誰を撮ろうか迷っているうちに、パレードが終わってしまった。

一昨年ならここで東十条に移動していたが、今回は四谷に留まる。
ステージでは沖縄民謡、通りでは和太鼓の演舞をやっている。最初のコンサートもそうだが、これらすべてが無料で見られるのはうれしい。オレは屋台のやきぞばを食べたが、このくらいの御礼は当然だ。
サンバ2本目は4時からだが、時間の遅れは回復できず、4時20分ごろに、今度はパレードから始まった。
1本目と同じコースで、細い道から三栄通りに出る。ダンサーは快活に踊り、カメコも活発に撮影する。
ヒップ好きのカメコが、必至の形相でダンサーに食いついている。さすがにほかのダンサーが制止したが、ダンサーをこんな不安な気持ちにさせるから、サンバカメコは敬遠されるのだ。
ダンサーのヒップを撮る時は、さりげなく撮るべきだ。
ステージにハイーニャダンサーとバテリアが上がり、残りのダンサーは観客前で踊る。観客の座席は数列あるが、カメコはその周りをぐるりと囲う形になっているので、ギリギリだけれど観戦できる。



2本目も大いに盛り上がって、5時過ぎに終わった。
2本とも見たのは初めてだったが、アレグリアの魅力を堪能した。ありがとうございました。

美季様特集

2016-10-08 22:20:22 | 佐久間美季
辻堂ジャンボプールの翌日は、サンバカメコに戻ってサンバ観戦である。
この日は鐘ヶ淵でサンバパレードがあることになっていたが、情報がはっきりしない。そこで美季様のブログを拝見すると、開始時間(午後2時~)が載っていた。ありがとう美季様!!
とはいうものの、ここまで情報が秘匿?されると、サンバカメコはお呼びでないと痛感させられる。来年もこんな状況だと、さすがに観戦は諦めざるを得ない。

昼のサンバを拝見したあと、鐘ヶ淵に向かう。しかし東武線の北千住で8分待ちになったのが誤算だった。1本目のサンバを終了まで見たのがマズく、せめて3分でも早くそこを発っていたら、鐘ヶ淵の開始時間に間に合っていた。

鐘ヶ淵に着き、駅前から会場に走ると、リベルダージがとりあえず一踊りしたところだった。同サンバは3回目の開催で、この後にバルバロスが続く。過去2回と同じチームで、先行がリベなのも同じだ。
「今年の浅草サンバカーニバルでは、3位になりました!!」
リベの選手が高らかに叫ぶ。3位入賞は大いに自慢していい。リベは今年、本当にいい演舞をした。
引き続きリベの演舞が始まった。昨年は2時~3時15分だった気がするが、今年は2時~3時の1時間らしい。沿道で動かず観戦している人には、続けてチームが通って好都合だろうが、チームに並行して撮影するカメコは、単純に撮影時間が減っておもしろくない。
3時半からはステージもあるが、それは観客限定とのこと。サンバカメコなんてクソなんだから、この判断は正しい。
…とまあいろいろあったが、何にしてもダンサーを撮影するしかない。
オレは進行方向左側の歩道に陣取る。あ…今回の撮影目的は言うまでもなく美季様だが、彼女は進行方向の右側が多かった気がする。しかし今から右側に移動できないので、このまま撮る。

リベ先頭のスレンダーダンサーは地元出身で、このイベントの顔だ。今年もさわやかな笑顔である。
ほかはいつものメンバーだが、長身のダンサーは初見だ。リベはダンサーが固定されているが、地味に新陳代謝があるらしい。
歩道は適当な混み具合。ところどころでカメコ返しがあったが、裏道を走ってしのぐ。カメコは体力勝負だ。
もっとダンサーを撮りたいが、時刻は20分を過ぎた。美季様を撮るべく、引き返さねばならない。前日に撮らなかった分、今日はしっかり撮らねばならないからだが、それにしても慌ただしい。
バルバロスのメンバーが見えた。おっ、美季様はオレンジ×ブルータンガのレギュラーバージョンだ。今年の浅草は人魚に扮していてそちらもよかったが、前者のほうが美季様らしくはある。ダンサーの衣装にいちいち感慨を抱くところがサンバカメコである。
美季様はやはり右側に位置していた。これではなかなか撮りにくいが、やがてこちらに来るだろう。
…来た!
相変わらずお美しいが、オレの視線に気づいてか、体勢が向こうに向いている気がする。時折こちらを見てニコッと笑うのがたまらなくいい。
しかし残念、後ろの羽根が大きい。もうちょっとお尻が見えてもいいと思うが、そこは美季様なりのポリシーがあるのだろうか。
とにかくオレはバシャバシャ撮るが、うまく撮れているかどうか分からない。昼の雨は上がったが天気はどんより曇っていて、ただでさえ暗いオレの写真が、さらに暗くなっている気がする。
それとこれは毎回感じることだが、すべてのカメコが美季様目当てで撮影している気がする。なかなかに撮影環境は厳しいのであった。
後ろがつかえているので、3時きっかりに終了。バルバロスにはほかに撮りたいダンサーもいっぱいいたのだが、ほぼ美季様の撮影に終始した。



































今回も楽しいサンバだった。出場の皆様と、2チームを招聘してくれた地元の皆様に感謝します。

撮影会のあと

2016-10-02 23:41:50 | 残念
辻堂ジャンボプールの午後の部の写真はまた改めて掲載することとして、あの日は撮影会が終わったあと、埼玉県東松山のサンバイベントに赴く予定だった。演者はバルバロス。今回はちょっと情報を収集して、美季様が参戦することを確認していた。今年は彼女を浅草でしか拝見していないので、存分に撮らせていただくつもりだった。

ジャンボプールの公園前からは、駅前まで路線バスが出ているが、1時間に2本しかない。上りのバスは15時56分発だったので、撮影会は最後の集合写真まで撮ることができた。
公園前のバス停でしばらく待つ。サンバがなかったら駅まで歩いていくところだが、タイムイズマネーだ。
バスが来て、乗る。16時04分に駅前で降りると、上りホームに電車が入線していた。
怪訝に思いながら改札を抜けホームに着いたが、電車は出てしまった…。

オレは勘違いしていた。この電車は16時05分発でそれは合っていたのだが、06分発と誤って記憶していたのだ。よって、2分前に着いたから楽勝と考えたのに、タッチの差で乗れなかったというわけだった。
ちなみにもしこの電車に乗れれば、2度の乗り換えで東松山着が18時22分。2本目のサンバは18時30分からだから、時間的にはピッタリだった。

スマホで調べ直すと、今度は辻堂23分発の電車に乗り、東松山18時33分着となっていた。もうサンバは始まっているが、しょうがない。
ホームで待つと、15分発の電車が来たので、乗った。8分早いが、東武東上線の関係で現地着は変わらない。
ここでオレは若干写欲が失せてきた。辻堂から東松山まで2時間以上。バルバロスは素敵なチームだが、そうまで苦労して行くのはどうなんだろう? だって、黄昏時に神奈川県から埼玉県まで移動するなんて、アホの極みだぜ。電車賃も安くはないし…。
2本目のサンバは19時30分まで。正味50分程度の観戦になるが、沿道の客は多いだろうし、公園でのミニステージも、カメコの壁が高いだろう。踏み台や一脚はもうたくさん。オレはもう、背伸びをして撮るのはイヤなのだ。
しかもオレは今回、外付けストロボを忘れてきている。昨年も似たような状況で、いい写真は撮れなかった。今回サンバ観戦を止めれば、数時間を別の用事に充てられる。

電車は品川に着いた。このまま上野に行ってもいいが、とりあえず降りた。
山手線ホームに移り、内回り、外回りの電車が何本か入った。とにかくどっちかに乗って池袋に行かねばならないが、どうも気分が乗らない。美季様は撮りたいが、バルバロスの演舞は翌日も鐘ヶ淵である。
結局オレは池袋に行かず、そのまま(然るべき電車に乗って)帰宅したのだった。

何と、8月の某所に続いて、2度目のサンバ回避である。
最近精神的に相当参っているのだが、それが日々の活動にも影響を与えてきてるのかなぁ…。
オレも年を取った、ということだ。