ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

浅草終了

2019-08-31 18:25:46 | 浅草サンバカーニバル
先ほど、浅草から帰宅しました。今年は例年ほど酷暑ではなく、観客も人の少ない場所を選んだので、許容範囲の撮影環境となりました。

今年も各チームの魂こもったパフォーマンスを拝見し、感動しました。もう順位付けなんか意味ないと思うのですが、恒例の優勝予想をします。

S1リーグ…仲見世バルバロス
S2リーグ…ICUラムズ

とします。
バルバロスはパフォーマンスの見せ方と綿密な構成、コミカルとセクシーのほどよいブレンド、全編にわたる心地よい緊張感が出色でした。一例を挙げます。バルバロスは、演舞中に給水をしませんでした。昨今は各チーム、演舞中でも給水が常態化しつつありますが、バルバロスはそれをしなかった。給水という行為が完璧なパフォーマンスの瑕になると思えば、控えるでしょう。バルバロスの心構えは、そのくらい徹底していたということです。
もしこの優勝予想が外れたら、私はサンバカメコ失格。ブログを止めます。

S2リーグは難しいですが、ICUラムズとしました。今年のラムズは予算がかかっていて?よかったです。

皆様今日はお疲れ様でした。今宵は朝まで祝杯を挙げてください。

シムラ2019

2019-08-26 20:24:46 | サンバ2019
浅草サンバ前の日曜日は毎年、三茶のラテンフェスティバルと、志村坂上のサンバinシムラがあります。
前者はICUや自由の森が出るので楽しみですが、今年は所用があり断念。志村坂上にだけ繰り出すことにしました。

4時15分ごろ現地に着くと、みずほ銀行前のステージでは、ラテン系のパフォーマーがブラジル音楽を踊っていました。それはサンバハウスでも聴いた音楽で、いやがうえにもテンションが高まります。
ブラジル音楽が終わりぶらぶら歩いていると、どこからかサンバの音が聴こえます。コースのいちばん奥で、バテリアが演奏しているのでした。書き遅れましたが、演者はもちろん、リバルダージです。
一演奏が終わると、スタート地点に皆さんが集まります。ダンサーやアーラも合流して、浅草前特有の豪華な布陣です。先ほどのブラジル音楽メンバーも参加です。
バテリアの背中には「LIBE POLICE」の刺繍がありましたが、腰に手錠も提げているし、今年はポリス関係でしょうか。タンガダンサーは少な目で、これは浅草仕様だから仕方ないとはいえ、テンションはやや下がります。
パレード前に、主催者のスピーチです。このイベントは板橋区の4大祭りのひとつに数えられているらしいです。
私はダンサーのバックを撮影していましたが、スタッフのひとりに、幟でやんわりと視界を遮られてしまいました。サンバカメコはクズですね。

5時近くにパレードが始まりました。ステージでは、お馴染みの外国人ダンサー部隊が踊ります。そのダンサーがパレードの先頭に着き、進行開始です。
私はどこのパートを撮ってもいいのですが、目を惹くのは、シルクハット系の5人組でしょうか。最初はヒラヒラのスカートかと思ったら、その羽根は取り外しができ、プリン、としたお尻が現れます。ふだんは見慣れた?お尻なのに、短時間だけ見せられるとお宝度が上がって、つい、ついて行ってしまいます。
ほかにも魅力的なダンサーはいるのですが、皆さんマスクを着けているのが気になります。私は尻爺じゃないんで、お顔が認識できないと、追っかけもしにくいのです。
いつものポルタバンデイラは今日も華麗な動きです。でも黄昏時で、私の腕ではいい写真が撮れません。
細い歩道は見物客でごった返していましたが、そこを抜けると、少し歩きやすくなりました。でも見物客はそこそこいます。
チームは突端まで行って引き返します。私は復路も例の5人組を追い駆けますが、なかなか進行が早く、いいショットが撮れません。



















順次スタート地点に戻り、ステージでの演舞となりましたが、ここがまた踏み台使用者による「壁」になっていて、かなり視界は悪いです。
先週の戸田もそうでしたが、ちょっとウンザリですね。私はヒトの少ないところを右往左往しますが、疲れました。

ステージは、外国人部隊が再び登壇し、次はポルメスと騎士ダンサー1人が踊って、圧巻でした。
でも構成としてはどうなんでしょうね。リベルダージの元気のよさは体感しましたが、やはりダンサーのマスクは気になりました。キャラが分からなくては、応援できません。

6時30分から2回目がありますが、パスして帰宅しました。

アレグリア、地元で踊る

2019-08-21 22:06:06 | サンバ2019
この前の日曜日は、「戸田ふるさと祭り」に行ってきました。戸田といえばアレグリアがフランチャイズで、もちろんアレグリアが出演します。
同祭りは45回を数えますが、それまでアレグリアが出演していたかどうか、分かりません。
ただ、3年前の秋に市制施行50周年記念のイベントが市役所内であり、そのときはアレグリアも出演して、大きく盛り上がりました。
今年のふるさと祭りは14年振りに市役所で行われるそうで、3年前と同じ雰囲気になりそうです。

戸田駅の東口を出ると、目の前の細い道路をまっすぐ行けば、市役所に突きあたります。
それは分かっていたのですが、私は南側の市役所通りを歩いてしまいました。
市役所に着くと、敷地内には多くの出店がありました。特設ステージでは子供たちの演舞が行われています。アレグリアは3時からですが、市役所前の道路からパレードしてくると思われます。
果たして道路に、アレグリアの面々が勢ぞろいしました。「浅草前」「地元の戸田」だからかなりの人数で、気合が入っているのが分かります。タンガダンサーも多く、前週の府中とダブります。本仮屋ユイカ似のダンサーさんもいました。昨年10月の、新座以来のお目見えでしょうか。彼女はスレンダーでとても美人で、私はひょっとしたら、松下奈緒似ダンサーさんよりファンかもしれません。しかも松下奈緒似さんは、今回はスタッフでした。となれば、彼女を中心に追いかけるよりありません。

スタートしました。アーラ群は「白雪姫と七人のこびと」でしょうか。今年の浅草の出し物に違いなく、私たちは一足先に見られる形です。
浅草のエンヘドも一部演奏した気がしますが、チームのテーマソングも織り交ぜて、皆さん軽やかに踊ります。沿道の観客は多いですが、これはもとから多かったので、承知の上です。しかも客のほとんどは地元なので、私たちカメコのほうが恐縮しながら見るよりありません。
市役所通りのほうまで行って引き返し、ステージに向かいます。このあたりは客も少なくなって、若干撮影しやすくなりました。









30分ほどでパレードは終了し、すぐにステージとなります。
観客席はほぼ埋まっています。でも私たちカメコは少しでもダンサーを近くで撮りたいので、左右のステージ袖に分かれます。府中と同じで、ホントにカメコはアホですね。
ステージではます、バテリアとハイーニャダンサーが登場しました。これも府中と同じで、デジャヴです。
そしてタンガダンサーさんが数人現れ、ステージ下で踊ります。これは若干の誤算でした。それだと私の位置からでは見にくいのです。カメコの一部は例によって踏み台を使っています。まあそれもいいんですが、踏み台を使わず背伸びをして撮るとか、もう少し努力してくれませんかね?
3組目に、待望の本仮屋ユイカ似さんが登場しました。でも彼女はいちばん向こう側で踊り、これではいいショットを撮れません。しかもものの1分で退場してしまい、私は落胆しました。











最後はステージの上と下に演者が勢ぞろいし、すごい盛り上がりです。こういうのを見ると浅草にも大いに期待するのですが、ここ数年のアレグリアは低調です。今年こそ、奮起を期待します。

コミケ96最終日

2019-08-20 21:05:00 | サンバ以外のイベント
翌12日は「コミックマーケット96」に行くことにしました。今年は「会場分散」「4日間開催」「有料」など例年とは趣を異にしていますが、どうなるでしょう。

私は数年前コミケに初めてお邪魔し、あまりの混雑ぶりに、もうコミケはいやだ、これで卒業、と誓ったのですが、新たな年になってみると、また行きたくなっています。
今回、入場チケットは事前購入が望ましいとのことでしたが、私は(たぶん)無料である防災公園一本に絞ったので、チケットは購入しませんでした。
ゆりかもめの有明駅で降りて、すぐ前が防災公園です。ここは確か、初めてコミケに訪れたときも踏み入れたのですが、だいぶ閑散としていた記憶があります。
時刻は午後1時少し前ですが、この酷暑では、このくらい余裕を持ったほうがいいのです。
入場すると、まったくレイヤーがいません。怪訝に思いつつ向こう側の敷地に回ると、そこに多くのレイヤーがいました。これ、以前もここでやっていたのでしょうか。私はここを確認せず、場を離れてしまったかもしれません。
このエリアも魅力的なレイヤーがいますが、いかんせん「並び」ばかりです。私は並んでいる時間がもったいないと考えるので、これはつらい。
たとえばサンバダンサーが、
A.十数分待てば、カメラを見てポーズを取ってくれる
B.カメラは見ないけど、ずーっと踊っている
なら、ふつうのカメコは後者を選ぶでしょう。コミケもそうで、若干条件が違いますが、私の考えはそういうことです。
そんななか、アイドルチックなレイヤーは囲みになっています。私はあっちこっちの角度から撮ります。やっぱり無料撮影はこれでしょう。
そのうち囲みも増えてきて、不自由は解消しました。































いやそれにしても暑い! カメラマンの混雑度はほどほどでありがたいのですが、この蒸し暑さはどうにかなりませんか。
氷アイスが欲しくなって駅近くのコンビニに行きましたが、何とアイスはすべて売り切れ。この辺がコンビニの甘いところで、私が店長だったら、ガリガリ君をしこたま仕入れますよ。ビッグサイトのコンビニでは、ガリガリ君だけ店頭で売っていました。
しょうがない、ぬるくなったペットボトルの水で我慢します。

防災公園は、囲みがほとんどになりました。「酔」の赤ちょうちんを提げたレイヤーは、カメラを地面に近づけているカメコに「カメラを上げてもらえますか」と逐一注意しています。これが肝心で、歯止めをかけないと、カメコは暴徒化します。
私たちカメラマンは、ふつうに撮って個人で鑑賞するぶんには、被写体も気持ちよく撮影に応じてくれます。そのタガが外れると、お互いの信頼関係がなくなって、おかしなことになるのです。



















2時40分ごろから撤収に入り、夏のコミケは終わりました。撮影させてくれたレイヤーさん、ありがとうございました。
(画像は無修正で載せているので、映り込み不可のカメラマンさんがいたら、ご連絡ください。即刻削除します)

神社でサンバ

2019-08-19 22:26:11 | サンバ2019
夏休み突入の11日は、府中の「商工まつり」に行きました。府中といえば大國魂神社が有名で、境内のケヤキは樹齢数百年。駅前のケヤキ通りは、府中の象徴となっています。イベントもここ一帯が会場です。
さて東京都下となれば、サンバチームは学生サンバが想起されますが、ここはアレグリア。境内ステージでのパフォーマンスは圧巻で、カメコでなくとも一見の価値があります。今回私は、数年振り2回目の参戦でした。

サンバは3時からですが、2時のハワイアンフラに合わせて行くと、第2会場の駅前で、さまざまな年齢層の女性が踊っていました。
サンバカメコはチラチラいましたが、多くはありません。まだサンバ前ということもありますが、「夏休み中」「同日にコミケがある」等で、カメコは分散しているようです。
2時半からはチアリーディングで、府中アスレティックフットボールクラブ(フットサル)の応援のようです。成人チアは3人いましたが、主役はあくまでも子供チアらしく、脇役に回っていました。ちょっと残念。

3時からはお待ちかね、アレグリアの登場です。駅前のケヤキ通り、いわゆる馬場大門の向こう側に、メンバーが勢ぞろいしました。
しかしサンバは不思議です。さっきまでギャラリーはそれほどいなかったのに、どこから集まったのか、いまは多くの観衆です。
浅草前とあって、ダンサーはほぼ揃っています。先頭グループには松下奈緒似のダンサーがおり、私のテンションも上がります。今日も綺麗です松下奈緒似さん!
パレードがスタートしました。松下奈緒似さんは今日も激しく美しく踊ります。ブルータンガのダンサーさんもかなりのキャリアですが、こちらも妖艶な踊りです。
私は快調に撮影……と言いたいところですが、見物客が多いのと、スタッフが絶妙に邪魔なのとで、なかなかうまく撮影できません。
相当気が引けたのですが、植木用?の広く大きなブロックがあったので、そこに乗って撮影します。ただこれだとダンサーさんをナナメ上から撮る形になって、画的にはよくありません。
「そこ乗っちゃダメだ!」
と地元のオジサンが吠えます。私たちは、綺麗に草が生えているところも乗っていたからです。そう、私たちサンバカメコはマナー最悪の生き物なのです。
私は自己嫌悪に陥りながら、ブロックから降ります。でもこれじゃあ、ダンサーさんをほとんど撮れません。私は踏み台を使わない派ですが、使う人の気持ちは分かりますね。
大國魂神社が近づいて、前半のパレードは終わりに近づきます。バテリアの後方にも数人のダンサーがいて、彼女らはほとんど撮れずじまい。特定のダンサーに執着すると、こういう羽目になります。このパターンの配置は、撮影ポイントがホントに難しい。
最後はバテリアとハイーニャダンサーが最後のパフォーマンスを見せ、大盛り上がりのうちに第1部が終わりました。









30分ほどの休憩ののち、境内ステージで第2部です。ステージは多くのテーブル席(食事席)がありますが、そこはもちろん満席です。下手側にも花道状のステージがあり、ここでもダンサーが踊る可能性は高いでしょう。となるとカメコはその手前側で撮るか、上手の袖あたりで撮るか、選択に迫られます。私は上手側、つまり本ステージでより近くダンサーさんが撮れる位置を選びました。
ステージ開始です。バテリアとハイーニャダンサーが現れ、軽快なリズムを奏でます。たとえばバルバロスは重厚な演奏ですが、アレグリアは軽い感じ。このノリは、私は好きです。
次はダンサーが5人登場し、踊ります。松下奈緒似さんは真ん中で、チーム内での立ち位置が分かります。ダンサーは一糸乱れぬ動きで、ゼニが取れます。
ダンサー5人が花道ステージに退くと、後続の5人が登場します。こっちとあっち、都合10人のダンサーになり、私はどちらを撮るか迷います。しかし皆さん、抜群のプロポーションを維持していて素晴らしい。
さらにアーラやポルタバンデイラが登場し、松下奈緒似のダンサーさんらが再びこちらのステージで踊り、大団円となりました。





















神社でサンバ、はアナーキーでイカしています。太っ腹な大國魂神社に感謝、感謝です。この地で末永くサンバが開かれることを祈ります。

アツかったゴタフェス

2019-08-13 13:24:45 | サンバ2019
4日はいろいろサンバイベントがありましたが、私は五反田夏祭り、愛称「ゴタフェス」に行きました。
ゴタフェスは2014年に第1回が開催。多くのパフォーマーがステージで演舞し、この時期の名物になっています。場所も五反田駅前と至便で、山手線内の駅前でサンバが行われるのは、これくらいです。

サンバは仲見世バルバロス。13時からの演舞です。
ちょっと早めに着くと、ステージではバンドが演奏をしていました。
その手前には屋台が並び、肉の焼けるニオイが香ばしい。でも空は快晴の酷暑で、肉よりかき氷がほしいところです。
バンドが終わり、いよいよサンバです。バルバロスのサンバは例年、ステージ右手の彼方からやってくるので、私もそちらに移動します。
するとバルバロスの一行がおり、演舞を始めました。ダンサリーナは5人で例年通り、バテリアも少人数ですが、いい演奏をしています。
きょうはサンバイベントが重複しているためか、同好のカメコも少ないのはありがたい。私はバシャバシャと撮影します。













ステージまで進むと、まずはバテリアが登壇し、演舞します。楽器1種類につき1人の7人ですが、その演奏は特級品で、私のようなダンサリーナ目的のカメコでも、聴き入ってしまいます。
続いて、ダンサリーナがひとりずつ紹介され、踊りを始めます。私たちはダンサリーナの名前をほとんど知らないので、これは貴重です。ダンサリーナの踊りはキレがよく、私は感心しきりです。ステージ前にはいつの間にか多くの人が集まり、立派なライブになっています。これがサンバの力です。
バルバロスの持ち時間は20分でしたが、7分ほどオーバーしてのフィニッシュ。圧巻のパフォーマンスでした。

























前述のように、出し物はほぼ20分刻みですが、次のサルサは意外に短めで終わってしまい、その次のコスプレはインタビューの時間がかなり長く、間延びしました。もうちょっと、小気味よく進めてくれたらよかったと思います。
ゴタフェスはこのあたりで失礼しました。

帰宅して画像を確認してビックリ。画像が「眠い」のです。
怪訝に思ってレンズを見たら、レンズ全面が何かの脂汚れで曇っており、愕然としました。
カメコにカメラは必需品。もっとカメラを大切に扱わなければいけません。

期待の新人

2019-08-07 20:43:45 | ダンサー
今年も学生チームが大人気ですね。人気の要因は、若くかわいい子がタンガ姿になってくれる、の一言に尽きます。そして毎年美しさを重ねていく上級生ダンサーには、見る者をトリコにする魔力があります。もちろん、迫力あるバテリアの演奏も、耳で楽しめます。
でもカメコ側は毎回おしくらまんじゅうで、(なにをやってんだオレは……)と、自己嫌悪に陥る日々です。

チームには毎年、新入生が入りますね。学生チームはこれがあるのが強味です。新入生はタンガでなくスカートですが、(早くタンガを付けて踊りたい……)という願望が溢れていて、好感が持てます。
今年私が注目している新人は、赤茶の衣装の女性です。彼女の踊りはソツがなく、しずかな笑みはミステリアス。肌も白く、クールビューティーの感があります。
彼女のタンガ姿を早く見たいものですが、彼女はポルタバンデイラが似合いそうです。私がチーム内にいたら、絶対に彼女をポルタに推しますね。
この予想が不幸にも当たったら、約1年は彼女のタンガ姿がおあずけになります。よってその隙間にあたる今秋のタンガデビューを、目に焼き付けるよりありません。
もちろん、この予想が外れることを祈ります。来年は彼女、どこのポジションにつくでしょう。

そんな彼女らの先日の商店街イベントは、大盛り上がりでした。このイベントを見るたび、このチームが浅草優勝だ! と思うのですが、結果は伴いません。
浅草は厳しいですね。

浅草サンバでひとつでも順位を上げるために

2019-08-06 20:19:05 | ひとこと
浅草サンバカーニバルまで1ヶ月を切りましたね。
もう各チーム出し物は決まっているから、あとは個々のスキルをどう上げるかでしょう。
私はまったく演奏はできないので音楽的なことは分かりませんが、観客として何十年も浅草サンバを見てきたので、その観点から若干の意見は言えます。

ここまで優勝したチームは、構成がしっかりしています。最初から最後まで緊張感が途切れることなく、演舞を終えています。アーラのオジサンなど、ちゃらんぽらんに踊っているようでも、ちゃんと統率は取れています。これが中堅チームだと、てんで好き勝手に踊っているのです。似て非なるところで、両者は大きな差があります。
さらにほかのチームは、演舞の最中に、プツリ、と隊列が途切れることがあります。中には時間配分を間違えて、駆け足で通り過ぎていくチームもあります。あんなこと、優勝チームではあり得ません。綿密に計算して、すべての観客に等しく見てもらうよう、努めています。
審査員の前の時だけしっかり踊ればいいんだ、という人もいるでしょう。だけど一部の観客の前で失敗した人が、審査員の前でしっかり踊れますかね。無理だと思います。
優勝チームは、制作物も、細かいところまでキチンと造っています。こういう小物の良し悪しが、採点で数点変わってくるんですね。
現在仲見世バルバロスが3連覇中です。今はビデオ全盛なんだから、ほかのチームも繰り返しバルバロスの演舞を見て、研究すればいいのです。
するとやっぱり、個々の技術が違います。バテリアだけでも、相当聴かせます。
隊列も、基本はナナメの並びが多い気がします。これならすべての観客に、どの角度からも見えるからです。バルバロスはこうした配慮に長けている気がします。ダテに老舗ではないのです。
ダンサーらも、基本的に観客席側を向いています。向こう側のダンサーは背中を見せていますが、プリプリのお尻が鑑賞できます。この細かい配慮ができないチームが、意外と多いのです。

今から技術を向上させるのは難しいでしょうが、時間配分を綿密にするだけで、だいぶ点数が変わってくると思います。どうでしょうかネ。
とにかく浅草当日は、持てる力を100%出し切ってください。当日、浅草でお会いしましょう。

消えた理由

2019-08-05 21:09:15 | ひとこと
サンバカメコは同志ながら邪魔者でもあるので、少ないに越したことはないのですが、それでもある年からパッタリ来なくなるカメコもいて、それはそれで気になります。
その理由を考えてみました。

1.結婚して家庭を持った。
カメコの大半は独身中年の彼女なし、と捉えているので相当考えにくいですが、可能性はあります。

2.彼女ができた。
これも、あるんですかね? 1と同様、可能性は低いと思います。

3.転勤で東京を離れた。
サラリーマンに転勤はつきもの。地方に転勤になったら、そう簡単に東京には来られますまい。

4.家の事情で実家にUターンした。
たとえば長男で、実家の家業を継いでくれ、という話になったら、拒否はできますまい。
變態男爵、いまは何をしているのでしょうか。

5.学生生活を終えて、地元に戻り就職した。
学生のサンバカメコはほとんどいないので、これはありません。

6.週末が仕事の会社に転職した。
カメコが転職する時、出社日は重要視するでしょう。となれば週末出社の会社は敬遠するはずで、これは考えにくいです。

7.家族にバレた。
中年のカメコだったら、両親は老齢でしょう。バレたところで支障はありません。ただし兄弟にバレて釘を刺された、という可能性はあります。

8.サンバに飽きた。
これはありません。ダンサーの尻に、飽きるわけがありません。

9.サンバ以外に熱中できる趣味を見つけた。
これもありません。サンバカメコは、一度やったら止められないのです。抜け出せないのです。

10.仕事が忙しくなり、週末も仕事になった。
サンバダンサーにうつつを抜かしている者がバリバリに仕事ができるとは思えませんが……。いや逆に、カメコにエリートサラリーマンは多いかもしれません。人は見かけによりませんから。

11.YouTubeに自分が映るのがイヤになった。
YouTubeは撮影している本人は絶対に映らないのに、ほかのカメコは世界中に晒される、という理不尽さがあります。それがイヤで、現場に来なくなった、というカメコはいるかもしれません。
ちなみに私も、何度も世界中に我が姿を晒されています。いつ知人に切り出されるかと、毎日ハラハラのしどおしです。
念のため申し添えますが、私はYouTubeに投稿したことは一度もありません。もちろんこのブログも、収益なしです。ブログはあくまでも趣味です。

12.会社での地位が上になり、万が一知り合いに会ったらマズい。
11と似ていますが、辺鄙なイベント会場で部下に遭い、「部長、部長がなぜここに……? そのビデオカメラは……?」なんてことになったら、言い訳できません。よって、危機回避で、サンバカメコを卒業する人はいるかもしれません。

13.沿道のカメコが多くなり、撮影しづらくなった。
そんな理由で会場に来なくなるカメコはいません。どんなに混んでいても、人の隙間を見つけて撮影しよう、と努めるのがカメコです。

14.いろいろ生活費がかかるようになり、地方から東京に来られなくなった。
私は都内在住なので東京中心に考えてしまいますが、これはあるんじゃないでしょうか。

15.収入が減り、東京に来る余裕がなくなった。
会社の業績が悪化して収入が減った。転職して収入が減った。など、いろいろあるところです。

16.体力が低下した。足腰が弱くなった。
サンバカメコに必要なもの、それは体力です。何しろ猛暑日の中、あっちこっちを駆けまわるわけですから。もう動画を見るだけでいいや、という人は引退するかもしれません。

17.病気で入院している。
サンバカメコは中年がほとんどなので、肉体的疾患はどうしても出てきます。これもあるでしょう。

18.事件を起こして服役中である。
これってあるんですかね。カメコのような小心者が、刑事事件を犯すとは思えないのですが。

19.亡くなった。
これはあり得ます。そんな仏の魂は、いまもサンバ会場にあるのでしょうか。


ある年から雁ちゃんがパッタリ顔を見せなくなってそれなりに気にしていたら、ある会場で数年ぶりに見かけたことがありました。
それからまた見なくなりましたが、どうなってるんでしょう。
金八先生もここ数年、見ませんね。

サンバを生で見たい、という潜在的サンバカメコが全国にいる中、ダンサーの尻を追い駆けられる私たちは、幸せですよ。いつも明日への元気をもらっています。本当にありがたいことです。

大宮2019<後>

2019-08-03 18:29:26 | サンバ2019
平日の夕方ですが、沿道はそこそこの観客がいます。例えば営業中の店でも、サンバがくれば店員が見物に飛び出るわけで、けっこう人垣ができてしまうのです。
さて私はサンバの時、お目当てのダンサーを見つけて粘着するのですが、今年はなかなか確定しません。
スレンダーながら美乳のダンサーがいました。彼女を追い駆けたいところですが、ダンサーが縦横無尽に入り乱れ、なかなかシャッターチャンスがありません。
そのうちチームは大通りに出て、いよいよ観客も多くなってきました。こうなるともう、一眼レフでの撮影は無理です。
やがて陽も暮れて、前半戦は終了。うーん、どうでしょう。カメコとしてはあまり撮影に身が入らず、サンバの雰囲気を楽しんだ、というところでしょうか。









後半戦はバルバロスを追い駆けます。バルバロスは以前、美季様が在籍していましたが、ここ何年かは見ていません。もうフェードアウトしてしまったのでしょうか。
大通りでは、歩道の花壇のブロック部分に人が乗り、私はほとんど撮影ができません。いつもは踏み台のカメコに難儀していますが、この「壁」も相当です。
あちら側の道では、神輿衆が観戦しています。男衆の尻と、タンガ衆の尻が交差し、「スパーク」します。公道でお尻が出せるとは、国が平和な証です。











バルバロスは歩道橋の下を通ります。沿道は観客が入りにくいのですが、立入禁止ではないようです。ゆえに観客はほとんどおらず、私も侵入しましたが、贅沢な空間になりました。
後方のポルタバンデイラはSayuri様です。Sayuri様も優雅にくるくると回って素晴らしい。Sayuri様の美乳は有名ですが、タンガに加えポルタバンデイラも似合う、稀有な女性です。







チームは最終コースの直線に入ります。沿道は灯りの類がなく、お店の灯りと我がストロボだけが頼りです。
沿道の観客はやや少なくなりましたが、まあ例年通り。ただ私の気分のせいなのか、いま一つ盛り上がりに欠ける気がしました。
バルバロスがゴールイン。さすがのパフォーマンスでしたが、調整不足かな? と思える箇所もありました。浅草まで残り1ヶ月、そこはキッチリ調整してくるでしょう。















ブロコ大宮もやってきます。こちらのダンサーもいい動きでした。こちらも沿道の大拍手に迎えられて、ゴールイン。そこで気が付いたのですが、ポルタバンデイラはリベルダージの、いつもと違う、長身の女性でした。
彼女は今年になってスタッフ業務が多く、プレイヤー引退かと危惧していたのですが、とりあえずは安心。次のイベントでは、ぜひタンガになってください。
ダンサーが去ったあとも、バテリアが残って最後の一演奏。少人数ながら、ノリのいい演奏でした。



今年もいい汗かきました。ありがとうございました。