のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

歌の持つ見えない力 音霊の素晴らしさ

2013年06月20日 10時28分21秒 | ボランティア

言霊と言う言葉は かなり定着して 社会の中にある
なるほど ひとたび口から発せられた言葉は 多くの人の心に染入っていく
感動で涙を流したり 本心を完璧に表し伝えられていく

しかし 時には 自分の意思と全く違う方向に走っていくことがある
知らないうちに 言葉が増殖されたり 歪曲されて変幻自在に動き回るのだ
言葉に魂のようなものがあって 生きている それが言霊だ



これに対して 音楽にも生きている魂を感じる
太古の昔から 人の感情は 何かの歌に変化して 身体のリズムが踊りとなる
神話の世界でも 歌があり踊りがある

音霊という言葉は無い 私が勝手に作る造語の類である
しかし 音楽 歌は 生きていると信じている
誰かの作曲で 楽譜として完成され 音が出た瞬間 魂が宿ると思う



仏像を作る方が 祈りを込めて 心に描く姿を作り上げる
世に出たとき あるいは僧に寄って開眼されたとき その瞬間から生きている
人々に慈悲を教え 苦しみから救う 六道を説き 彼岸の道を導く

人は 心地良い音楽に会うと 知らずにして心を癒し和んでくる
甘い調べは恋を募らせ 涙の時は 哀しみをそこに置き 時が薄れさせてくれる
共に歌い喜び 迷いにあるときは励まして道を照らす



ドラマや映画に音楽が無かったら いかにも潤いの無いものになる
感動や怒りや怖れ 心の表現に音楽が 映像を助けて私たちに伝わってくる
これほどまでに 音楽 歌は生きており 素晴らしい力を持っている

私は いつも この音霊にも 感謝の心を持つ
勿論 歌をこよなく愛して 私の周りに集ってくれる方たち 仲間へも感謝がある
この場合の感謝とは微妙に言葉が違い 崇拝に近いものがあろう



下町のうたごえで 笑顔がいっぱいになる時 この あたたかさは 何だろうか
私と初めて会う方も 楽しかったと帰られる
みんな素敵な方たちである その上で 音霊も感じられるのだ



昨日の介護施設は まだオープンしてまもなく 訪問も2回目である
多少のぎごちなさは漂うが 高齢者の皆さんと心が通じてくるのを感じる
見ず知らずの人であったのに こうして笑顔が浮かぶこと自体 不思議な力だ

音楽 歌を愛し こうして笑顔の時を作れることを感謝して継続したい
歌の仲間たちを愛し 共に笑顔の輪と和の中にありたい
音霊に 畏敬の念を持って 今日は体力と心の充電に当てる

写真の作品はすべて星野富弘さんのもの
中学の教師時代 事故で全身麻痺 身動き出来ない身体で絵筆を口に咥えて画く
当初は字を書くことも大変だったが 絵を描き詩を添える この言葉が珠玉の表現だ 


     最後までお読みくださいまして有難うございました 
               ブログランキングに参加しています  
         ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります     

にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ

 メントは 伝言コーナー  ここをクリックして ご遠慮なく
    のびたの
ホームページ ←


  
今日の誕生花 ちがや
花言葉 こどもの守護神

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする