つまらない映画は見る前から分かっているから、見ない主義(というか、そんなのは当たり前だが)。それでも、つい映画というだけで、タダ券貰ったり、あまりにバカバカしそうだったりしたら、怖いもの見たさで、劇場に行くってしまうことがある。ホクテンザのバカ映画なんて最近でこそ辞めたが、以前はよく行って、呆れたり、情けない思いをしたりしてた。幾分マゾである。ということで、とんでもないアホ映画10本をご紹介。
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1 クラッシュ (ポール・ハギス)
2 隠された記憶 (ミヒャエル・ハネケ)
3 プルートで朝食を(ニール・ジョーダン)
4 アメリカ、家族のいる風景(ヴィム・ヴェンダース)
5 ライフ・イズ・ミラクル(エミール・クストリッツァ)
6 輝ける青春 (マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ)
7 ベルリン、僕らの革命(ハンス・ワインガルドナー)
8 酔画仙 (イム・グォンテク)
9 . . . 本文を読む
1 風が強く吹いている(三浦しをん)
2 黄泉の犬 (藤原新也)
3 おやすみ、こわい夢をみないように(角田光代)
4 すべては海になる (山田あかね)
5 ミーナの行進 (小川洋子)
6 きいろいゾウ (西加奈子)
7 麦わら帽とノートパソコン(宮内勝典)
8 風に舞い上がるビニールシート(森絵都)
9 渋谷 (藤原新也)
10 ぼくらはみんなここに . . . 本文を読む
1 やわらかい生活 (広木隆一)
2 紀子の食卓 (園子温)
3 ニューワールド (テレンス・マリック)
4 青春漫画 (イ・ハン)
5 間宮兄弟 (森田芳光)
6 女は男の未来だ (ホン・サンス)
7 武士の一分 (山田洋次)
8 時をかける少女 (細田守)
9 僕の大事なコレクション(リーブ・シュライバー)
10 ブロークバックマウンテン(アン・リー)
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1 動かないで、 (エレベーター企画)
2 闇光る (遊劇体)
3 歪みたがる隊列 (ジャブジャブサーキット)
4 もろびとこぞりて(青い鳥+北村想)
5 スパイクレコード (ugly duckling)
6 帝郷 (さはらカーニバル)
7 だけど、ほら、ごらん(劇団太陽族)
8 YEBI大王 (新宿梁山泊)
9 上野動物園再々々襲撃(青年団)
10 鉄塔 . . . 本文を読む
前作から2年、かなりのハンディーを抱えての第二作となったが、作品の出来は前作を遥かに凌ぐ。だが、劇場はガラガラだった。あれだけの大ヒットなのにブームが去るのは速い。驚くべき無関心。冬休みのナビオで2,30人しか客が入っていないなんて。
主人公の奈々が宮崎あおいから市川由衣に代わったのは致命的だった。シリーズもので2作しかないのに主役が別人になるなんて、これでは苦しい。映画としての説得力がない . . . 本文を読む
これだけの大作である。豪華な着物と、贅沢なセットを作り、大金を投じて作ったのに、ここまで中身のないバカ映画を平気で作れる無神経さには驚きを禁じ得ない。バブルの時期でもないのにここまで無駄にお金を投じたツケは誰が払うのか。
というか、劇場にはそこそこ人が入っているようなので観客がこの映画にお金を落としていってくれるのならば、誰も損はしないということか。しかもフジテレビが半年後にはテレビ放送して . . . 本文を読む
ようやく読み終わった。と、ほぼ同時に今年のクラブ活動が終了した。24、26日の2日間に亘る今年最後の試合が終わり、一応今日から冬季休業に入る。最後の試合は惨敗だった。この日に向けて期末考査後の短時間でやれる限りの調整をして、ベストコンディションで大会に臨んだはずなのに、ほんの少しのミスから、崩れて負けてしまった。ずっとクラブしてきて、こんなに悔しい思いをしたのは久し振りのことだ。それくらいに僕自 . . . 本文を読む
2人芝居。2人が全く動かない。椅子から立つことはない。ずっと椅子にすわったままで芝居は始まり、終わる。1時間15分。音はほとんどないし、照明も変わらない。しかし、単調な芝居ではない。異常な緊張感に包まれる。田口哲さんの演出は徹底している。余計なものをとことん排除して、芝居を構成しようとする。
女(京ララ)はなぜ、従姉妹を殺したのか。バラバラ死体にしてさまざまなところに、棄てていく。だが、その . . . 本文を読む
期待を遥かに上回るすばらしい舞台だった。いや、期待した通りと言ってもいい。どんなものを見せられるのか想像もつかないから、見たいと思った。唐十郎の指導のもとで、近大の学生がこの戯曲をどんな作品として作り上げるのか、ワクワクしながら見にいった。
この夢のような企画を、若い彼らはどう受け止めて授業に臨んだのか。唐十郎なんて知らないよ、という学生もいたのではないか。そんな学生が何の知識もなくチビおや . . . 本文を読む
ダンボールを使ったとても簡単で、キッチュな舞台美術と、幾分重めの芝居内容のミスマッチが、不思議な関係性を提示している。ダンボールにカラフルな色をつけ、椅子、机、家具、電子レンジにあげくはファイル、ペンといったものまでダンボールで作られてある。ラストで新しい電子レンジが唯一の本物として舞台に出てくるが、それが今までの時間の終わりを象徴するのであろう。とてもうそ臭く、お遊びのような空間で見せる芝居は . . . 本文を読む
今、読んでいる途中だ。仕事の行き帰りの電車の中で、毎日ワクワクしながらページを捲っている。今日なんか、涙が溢れて恥ずかしかった。予選会のシーンである。
箱根駅伝を目指す弱小陸上部(なんとメンバーは10人である)の奮闘記。こういう単純で胸が熱くなるドラマに少し飢えていた気がする。読みながら素直に感動してる。
ちょっとこれからクラブの方も冬から春に向けて大会が続く時期で、今まで夏以降準備調整 . . . 本文を読む
これはかなりヤバイ芝居だと思う。というか、これは芝居なのか?よく分からない。まぁジャンルなんてどうでもいいが、それよりまず、「これ」である。
全く意味のない事をこんなにも真摯にやられてしまったら、見ているこちらも襟を正して見てしまう。3部構成で、洋子(dracomの佐野洋子だ)と高杉(河合良平)の悲恋を描く2本と、謎のコブラシリーズの1本が間に挟まれている。
これを見ながら意味を追いかけ . . . 本文を読む
「振り返るな」というタイトルの持つインパクトに魅せられた。3話からなるオムニバスである。ホン・サンスの助監督をしていたキム・ヨンナムのデビュー作。師匠譲りの文体だが、ホン・サンスほどには過激でなく、難解でもない。まぁ常識を兼ね備えた新人。それっていいところでもあるが、少し物足りない。ホン・サンスのミニュチアの域を出ない。
第3話のラストなんて、ちょっと遣り過ぎで、そこまでの流れからはみ出して . . . 本文を読む