監督 李相日
クリント・イーストウッドによる「許されざる者」のリメイクです。
あの名作が邦画で蘇るという事で、大変楽しみにしていました。
そして満を持しての鑑賞でしたが・・・・・・まぁ、面白かったんだけどさ
もちろん、オリジナルを観ている私としては、何だか一々オリジナルとを見比べながらの鑑賞で、素直に感情移入出来なかったんだよね
これがあのシーンか・・・・・とか、こんな風に日本風に置き換えたのか・・・・・とか、この辺はちょっと変えてきたな・・・・とか。。。。。。。
何だか確認作業のような感じが否めませんでしたね
それでも映画としてはとても良かったように思いましたよ
ただ、柳楽優弥はどうなんだ?
なぜあんな台詞回しで監督はOKを出したのだろう・・・・・。
私には謎過ぎるのだが、あれが彼の味なのだろうか?
反面、小池栄子は非常に良かったかな。
もちろんスポットライトを当てる器の女優さんではないが、ポイントで投入するにはとても良い女優さんですね。
とても器用だし、彼女は息が長そうな気がします。
ところでストーリーは・・・・・・・・、予告を観たならそれで十分です。
それ以上、知らなくていいんじゃないかな
この映画を、本気で楽しむなら、オリジナルを観ないで鑑賞した方がいいのかもしれません。
私のような鑑賞の仕方になってしまう危険性が大有りですので
それと、比べるもんじゃ無い事は百も承知ですが、クリント・イーストウッドには到底及ばない印象を受けました
年季が違うぜ!・・・・・って感じです