毎週月曜日は週刊少年ジャンプの発売日であり、テンションの上がらない月曜日に楽しみを与えてくれるもの。
ただねえ、先週のジャンプは酷かった。
その日は一日中気分が悪かった。
最近のジャンプは、「僕のヒーローアカデミア」や「ブラッククローバー」(つい先日ジャンプGIGAに移籍)など、主人公の方がやられてばっかりの展開が続いていて、頻繁に休載する「ワンピース」や「僕のヒーローアカデミア」へのストレスと、あんまり面白くない作品も増え、すぐに連載も終了するなど、かなりしんどいことになっている。
”ジャンプ 大丈夫?”
そんな中先週のジャンプの「呪術廻戦」ではなんと、五条悟が宿儺に胴体を真っ二つにされるという衝撃の展開を目の当たりにすることに。
「ええ~ッ、噓だあ!」
もうその日は朝からずっと気分が悪く、ほんといい加減にして欲しい(^^;)
まあ主人公より強いキャラクターがいるということは、展開上どこかで去らないといけないという都合は分るが、やられ方が酷い。
ある意味一番人気のあったキャラクターの最後が、あんなショッキングな姿をさらすことになるなんて信じられない。
昔読んだ永井豪の「デビルマン」を思い出してしまった。
頭が無事なら反転術式で蘇るという説もあるが、今は亡き友人たちと会話するシーンなどもありなんだか無理っぽい。
明日は月曜日。
朝一でジャンプを買いに行こう(^^)
新しく生まれ変わったヱヴァンゲリヲン新劇場版の第3弾、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観る。
前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」から3年、満を持しての公開であったが、どうやらとんでもない作品になっているとの噂を知り、ブルーレイの発売を複雑な気持ちで待っていたが、やっぱり発売日に即購入してしまった。
TVシリーズから見ている者達にとっては、どんな出来であろうとも、ここまでくればもはやその行方を見届けることは義務だね(^^;)
碇シンジの覚醒により引き起こされた“ニアサードインパクトから14年、地上のあらゆるものは破壊され、あたりは赤く染まった地表と海が広がっていた。
衛星軌道上では、NERVによって封印された初号機を奪還するため、エヴァ改2号機に搭乗したアスカの姿があった・・・。
オープニングから観客は、なんと物語は前作のエンディングから14年を経過し、全く予想だにしない状態の中に突然放り込まれるシンジ君状態にさらされる。
噂には聞いていたが、あの前作の良くも悪くも明るかった楽しいヱヴァの世界はどこにもなく、「なにこれ?」を連発しながら、初見はとんでもないストレスを抱えたまま終了。
観終ったあとは、あの14年の間に何があったのかほとんど語られない不親切さと、監督のいくら自分の作品だからと言ってここまで自分勝手に設定を丸ごと変えていいのか、という憤りしかなかった。
そしてせっかく買ったんだからともう一回見てみると・・・、これがねえ~、意外に面白かった。
いまだに分からないこともたくさん残っているが、2回目ともなると頭がそれなりに整理されて見てるので、余分なストレスを感じず、集中して観て初めて気が付くところがたくさんあった。
ストーリーの流れもそれなりに(まあ最初に比べたらって程度だけど・・・)わかり、動きが激しすぎてよくわからなったアクションシーンもよく見ると凄いことになっているのが確認できた。
ディテールにとことんこだわった精密さに、CGを融合させた素晴らしいアニメーションは観る者を釘付けにし、目まぐるしくその視点を縦横に走らせるカメラワークと併せ、最高の技術を見せていた。
そしてストーリーは容赦なく突き放すカオスな世界こそがヱヴァと言わんばかりに暴走し、ただただ呆然とする。
やっぱりこっちに舵を切りましたか、庵野監督。
ファンの間では賛否両論らしいが、私はやっぱり前作のキャラクターが生き生きと躍動するヱヴァの方が好きだなあ。
ただ戸惑うばかりのシンジに、プリプリ当たり散らすばかりのアスカ。
そして満を持して登場した渚カヲルの中途半端な存在に、もはやでくの坊になってしまった綾波レイ。
あとはほとんど個性を感じさせないその他の登場人物たち。
この薄っぺらいそれぞれのキャラクターたちの描写は、まったく魅力を感じさせず、「なんか、もうどうなってもいいかな」、なんて気分にさせる。
とりあえず次回作のエンディングに向けて、観客の頭をシャッフルしたかっただけのような作品になってしまったのは残念だなあ。
最後に、前の劇場版のエンディングのような、不快指数MAXなラストは勘弁してほしいねえ(^^;)
こんなに毎週楽しみなアニメは久しぶりだ。
今なお雑誌「モーニング」で連載中の小山 宙哉の同名漫画をアニメ化した『宇宙兄弟』、これが実に面白いのだ。
かつての盛り上がりも遠い記憶となってしまい、今や行き当たりばったりで、いまひとつの「ワンピース」を遥かに超える、夢を目指す者たちのキラキラ感と、丁寧に描かれるストーリーに、もうぞっこんだ。
物語は子供のころに、UFOを目撃したことで一緒に宇宙飛行士になることを約束した兄弟の話。時は過ぎ既に宇宙飛行士としてNASAで訓練中の弟日々人。
一方弟の悪口を言った上司に頭突きをして務めていた自動車会社を辞めて今は無職となった兄六太。
再就職も上手くいかず、途方に暮れる六太の元へ、ある郵便物が届く。
なんとそれはJAXAからの新規宇宙飛行士選抜試験の書類選考通過の通知だった。六太は再び宇宙飛行士への夢に向かって走り出す・・・。
とにかく登場人物たちがすべて熱い夢を語り、夢に向かって全力で突き進んでいく姿がもう眩しすぎて、見ているものの心の中に、いつの頃からか仕舞い込んでいた宝箱を、もう一度引っ張り出してみようという気持ちにさせてしまう。
名台詞連発で、自分の中の一番弱いところを突いてくるメッセージは、もう見てるだけでこそばゆいやら切ないやら、とにかく激しく心を揺さぶられる。
最近の一番の気に入りは「運も実力のうち」なんて言葉。
運も実力があるからこそ引き寄せたんだから自信を持て。
そうでないものは、運がないと嘆く前にもっと実力を身に付けるために前進しろ。
特にどうってことないありふれた言葉も、改めてこのアニメで聞くと、そんな風に思った。
まあこうして恥ずかしげもなくこんなことを書いてしまうところも、このアニメの影響を激しく受けている証拠なのだ。
下手な啓発本より、遥かにあがるモチベーションも含め、見ている間最高に気持ちいい。
見終わった後はじっとしていられなくなり、とりあえず腹筋してる自分が可笑しくなる(^^)
この7月からオープニングの曲が、UNICORNの「Feel So Moon」からスキマスイッチの「ユリーカ」に変わったんだけど、この曲がまた作品とぴったりの爽やかで力強く、聞いてるだけでなんだか泣けてくるんだなあ。
あのみんなで変な振りで踊るところで、登場人物ひとりひとりが愛おしくなり涙が出そうになる。
現在コミックは18巻まで出版されていて、今アニメはだいたい4巻くらいのところをやっているみたいなのだ。
っということは・・・、まだまだ始まったばかりのところで、これからもっともっと盛り上がるということ。
どんだけ楽しみなんだろう(^^)
イギリスの児童文学「床下の小人たち」を、宮崎駿が企画・脚本で映画化した、スタジオ・ジブリのファンタジー作品『借りぐらしのアリエッティ』を観る。
ただ監督が宮崎駿ではないという事で一抹の不安が残ったが、予告編からジブリらしい見事な映像美で見せてくれた。
心臓の手術を数日後に控えた少年・翔は、郊外のはずれにひっそりとたたずむ母の実家に、療養にやってくる。そこで翔は、小人の少女アリエッティに出会う・・・。
ある一軒の家の周りだけで繰り広げられる、なんともこじんまりとした物語。
まず前半の、人間の家の中にある日用品やら食料をちょっとづつ借りてつつましく生活している、小人の家族の日常を描いたシーンがとっても素敵だった。
古い洋風の屋敷の床下や壁の間など、迷路のように張り巡らされた通り道は、もしかしたら自分の家の壁にも、なんていう想像を掻き立てられ、そういう子供じみた発想がまた楽しく、不思議な味わいを感じさせる。
アリエッティと翔が出会って、ほのかに相手を想い合う展開も微笑ましく、可愛らしい。
ただねえ、やはり内容があまりにも薄く、演出も雑で、完成度についてかなり問題があったんじゃないかなあ。
まず冒頭「ぼくはあの年の夏・・・」という、翔の語りから始まるんだけど、なぜか作品の中心となる目線は翔ではなく、アリエッティなんだよねえ。
このストーリー展開ならまず「私はあの夏・・・」であり、オープニングは彼女のシーンから始まらなくちゃあおかしいんだよね。
そして始まってすぐいきなり少年に目撃されるアリエッティをはじめ、人間に目撃されたら引越ししなくてはいけないという掟があるにもかかわらず、最初っからそれほど人間から距離を取っているように見えなかったし、緊張感もないので、作品全体にメリハリがないんだなあ。
それと肝心のアニメーションについても、目を見張るようなシーンも特になく、ただ美しいだけではジブリファンを満足させられなかったんじゃないかなあ。
細かいところだけど、雨に濡れても服の色が変わらないっていうところも私は不満だった。
父をはじめ、人間をまったく相容れないものとする小人達。
そして人間の少年と心を通わせるアリエッティ。
少年はアリエッティに出会い、自分達の周りでも、たくさんの命が息づき、健気にそして力強く生き抜いていることを知る。
テーマはそういう命についてなんだろうけど、それを翔にいきなり「君達は滅び行く種族なんだ」なんて語らせるセンスには、ちょっと辟易してしまった。
過度にドラマチックにしないという演出も、嫌いではないけど、少年とアリエッティのエピソードがあまりにも少なく、滅び行く運命に逆らえないように静かに遠ざかっていくラストも、切ないというより暗雲を感じさせるものだった。
雰囲気は良かったんだけど、ドラマ的にはこれからが面白くなるってところで終わってしまい、なんだか連続テレビアニメの、第一話を見たような気分にさせられる作品だった。
劇場版ワンピースの第10弾『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』を久しぶりの劇場で観る。
原作の大ファンであり週刊ジャンプも毎週買っている私だけど、この歳で久しぶりの劇場がなんでアニメかっていうと、もちろん劇場でもらえる「ワンピース 0巻」の争奪戦というか、あまりな盛り上がりにつられて行っちゃいました。
結局あっさりゲットできたんだけど、いざ映画が始まると隣の席に小学生が座ってるって状況には、ちょっとへこみましたね(^^;)
どんだけ私はワンピースが好きなんだか(笑)
劇場版も大10作目ともなると、マンネリ化してしまうもんだけど、今回は製作総指揮を原作者の尾田栄一郎が務めていたということもあり、原作に近い絵柄にアクションのかっこよさと、たぶん歴代一位のクオリティだったと思う。
お約束の笑いも原作そのままで、終始クスクス笑ってた。
ただねえ、肝心のストーリーが期待してたより、かなり原作から離れてて意外だったのと、なによりワンピースの一番の魅力である、泣けるところがなかったんだよねえ。
私は原作を読んで何度涙したことか(^^;)
それと肝心の敵役の金獅子のシキの魅力がないんだよなあ。
ちょっとふざけすぎてたって感じで、伝説のわりにはあまりにも軽かった(笑)
そして一番興奮したのは、意外にもエンディングのシーンだった。
なんとそのエンドロールのバックに映し出されたのは白ひげ・エース・シャンクスの姿。
カ~ッコいい!!
もう思わず心の中で「おおっ!」って言ってたよ。
しかしどんだけ私はワンピースが好きなんだか(笑)
さあ、最近めちゃめちゃ盛り上がってる、今週の「ワンピース」はどうなってるんだろう。
んん~、早く読みたい・・・。
ずっと憂鬱だった試験が終わったので、合格したら買おうと思っていたPS3をついに今日購入。
ゲームソフトは12月の「FF」以外今は興味はなくて、1番の目的はブルーレイの画像がどれだけ綺麗なのかどうか。
おもちゃ売り場であっさりと購入した後、いよいよブルーレイのソフトコーナーに向かう。
今までお店でいつも私には関係ないな、とか思いながら横目で眺めていた憧れのブルーレイのソフトコーナー。
ここに今私は立つ。
至福の喜びを感じながら。
久しぶりに最新の電化製品を手に入れたというような満足感がこみ上げてくる(笑)
そしてすぐ横のDVDの棚の前で、何かを探している人を横目で見ながら、心の中でつぶやく。
「あれえ~、まだDVDですかあ」
いやあ~、私はほんと性格が悪いね(^^;)
最初に買うブルーレイのソフトは何にしようかと、棚を隅から隅まで探し続ける。
高い!とてつもなくDVDより高い!
DVDで千円で売ってるようなソフトでも4千円ぐらいするじゃんか。
悩みに悩んだ末、ついこないだ劇場で観たばかりの「スター・トレック」を購入。
これは絶対凄い映像が見れるでしょう(^^)
家に帰りPS3をすぐにTVにつなぎ込む。こんなものは取説も見る必要ないよとばかりにケーブルをTVに差し込んだが、PS3のコントローラーがまったく反応しない。
結局取説を読むことになり、あっさりとコントローラーの真ん中にあるボタンを最初に押さないと動かないということを発見。
しかし最近はネットのオンラインマニュアルがあるせいか、同封されている取説のしょぼいこと。
携帯のあの分厚い取説と大違いだね。
まあそっちも読まないんだけどね。
そしていよいよ「スター・トレック」がTV画面に現われる。
こっこれは凄い!
目が悪くなるんじゃないかと思えるほどの、どこまでも細部までくっきりと映し出される解像度と鮮やかさ。
一番感じたのは男優たちのやたら目立つ髭剃り後の皮膚感だったんだけど、そんなことは置いといて、まあDVDとは別次元の美しさだった。
ただあまりにもソフトの値段が高額なので、当分買わないだろうなあ(^^;)
今一番欲しいタイトルは、ついに廉価版が出た「宇宙戦艦ヤマト」。
もちろんDVD(^^)
きっかけはTV放送で偶然<第2章>を見てしまった事(しかも途中から)。
それまでは予告編とかで「あ~あ、また安っぽい邦画のSFか~」ぐらいにしか思ってなくて、あのハットリくんの仮面をかぶって「ケ~ン~ヂ~く~ん」がみょう~に気になってた程度だった。
それでそのTV放送された<第2章>もまあほとんど訳が分からなかったので、「ふ~ん」ぐらいだったんだけど、その後ネットでレビューとかを読んでると、どうも浦沢直樹の原作方が断然面白いということが分かってきた。
俄然原作が読みたくなった。
昭和のノスタルジーをふんだんに盛り込んだ主人公達の少年時代と、“ともだち”によって支配された未来の世界を、縦横にクロスさせるストーリーの巧みさと、ケンヂやオッチョなど丁寧に描かれる深みある魅力的なキャラクター達。
これは凄い漫画があったんだと、感激してしまった。
コミックスの6巻ぐらいまで読んだ頃に、映画の第1作目をレンタルで観る。
原作同様ノスタルジーを掻き立てる少年時代の心地よさと、忠実に原作のストーリーをなぞる展開と、普通に面白かった。
しかしなんとこの映画は致命的なミスを犯していた。
最大の謎である“ともだち”の正体が、仮面はかぶっているがそれ以外の体型やらしゃべり方で丸分かりだった。
わっちゃ~である。
まあ正体が分かっても、16巻を読んだ今でもほとんど隠された謎は解明されておらず、ラストも予想できないので、それほどの問題ではなかったのだが。
にしてもあの俳優だったらばればれでしょうがぁ(^^;)
ある意味そんなことはもうどうでもよく、いかにシャッフルされた細切れのストーリーが繋がっていくのかだけが、一番の関心事であり、ラストで訪れるであろうカタルシスだけが、読み続けていく糧となっている。実に面白い!
ただ原作はもう何年も前に連載されていたので、結末を知る者がいつ自分の前に現われて、こころなく内容をばらされてしまうかが心配だ。
とりあえず今身近に二人いることは確認されており、今公開中の<最終章>について、話している声が聞こえてきてしまうという危険な状態なのだ。
当然自分がコミックを読んでることはおろか、まったく興味がない振りをしているのだが、いつどこでばらされてしまうのか、やはり心配だ。
はやく、はやく続きを読まなくては・・・。
でもコミックも何冊も買うと、けっこうするんだよねえ、ハハハ(^^;)
今日は映画じゃなくTVゲームの話。
普段は何にも思わないものが、突然無性にほしくなる時がある。
TVゲームは、昔「ドラクエ」やら「FF」やら夜通しやってたりしたのが、今じゃほとんどやらなくなってたんだけど、ネットでWiiの『バイオハザード4』廉価版が出ているのを発見し、無性にやりたくなる。
一番最初の『バイオハザード』をやっていた当時、あまりの怖さに何度も挫折しかけたが、何とかギリギリでクリアした時のあの感動の瞬間が頭をかすめる。欲しい・・・。
ネットで注文するのももどかしく、すぐに買いに車で出掛ける。
あった!しかもネットで見た値段以下で。
よし、帰ろう。
家に帰り早速やろうと、ゲームの包装のビニールを破こうとするが、あのクルクルって破く切れ目がなく、なかなか破けない。
さすが廉価版、こんなところもコスト削減か、なんてモタモタとちぎる様に破っていくと、何を焦ったのか、中のパッケージのカバーのビニールまで破きそうになる。
何とか裂ける前に気がついたが、まだやってもないのに、カバーに大きな折り目が付いてしまう。
どんだけゲームしたいねん自分(^^;)
中に入っている説明書もそこそこに、Wiiの電源を入れディスクをセットする。
「バイオハザード!」
おなじみの不気味な声でタイトルコール。
すぐにオープニングの動画のシーンが流れる。
まるで映画のシーンのように、抜群の雰囲気だ。
今回はさらわれた大統領の娘を、ある情報から探り出した村に救出に向かうというストーリーのようだ。
村に着くと一人車から降ろされ、さあ、ここからいよいよ自分で操作することに。
いきなり森が不気味だ。
シーンと静まり返り、一気に空気が重くなる。
まず銃の確認をしておこう。
ひとつのボタンを押すだけでは銃は発射されず、まず銃の構えのボタンを押して、さらに違うボタンを押して初めて発射されるという操作に、そういえば前もこんな感じだったなあ~なんて、構えの練習を何度かやってみる。
そして改めて少しずつ村の中に移動していく、・・・が、怖い。
林の中のなんとなく道らしいところをジワジワと時々銃を構えながら進んでいくが、ハンパない怖さだ。
多分映画だったら登場人物の荒い息づかいが聞こえてきそうなほどの緊張感。
少し進むと前方に小屋を発見。絶対いるだろうなと分かっているのに、入るしかない更なる緊張感。
ドアを開けゆっくりと部屋の中に。
うわ!部屋の奥に人を発見。
ユックリと振り返る・・・ゾンビ・・・、いや、ものすごく怪しいが村人だ。
なにやら怒ったように分からない言葉を喋ってる。
「いやあ~悪い悪い、すぐ出て行くから」なんて言いながら部屋を出ようとした瞬間、斧を掴み近づいてくる男、なになに? 「フリ~ズ!!」 銃を向けるが、かまわずにじり寄ってくる男。
おいおい、これ以上近づくんじゃねえ~、分かんないけど銃を男めがけてぶっ放す。
よし!命中・・・いやいや、フラフラしながらまた近づいてくるよ。
続けて2発3発と発射。
やっと動かなくなる。
と、今度は小屋の外からうなり声が・・・。
ふう~。
結局10分ほどやったんだろうか、この後村人の集団に襲われあっさりGAME OVER。
まだぜんぜん最初の方なのに、この疲労感と怖さはなんなの?分かってたはずなのに、モーレツに怖い。
もうやりたくない。
なんでこんなゲーム買っちゃったんだろう・・・。
早くも売るしかないと思いながら、何気なくゲームの説明書を読む。
んん?最初のメニュー画面で、難易度の低いEASYをなにげに選んでたけど、さらに難易度の低いAMATEURっていう選択があるではないか。
もうひとつ選択ボタンがあるのは気がついてたけど、EASY=簡単って感じで選んじゃって、よく綴りをみたらAMATEUR=アマチュア=素人、なんだよ~、ちゃんとあるじゃん~。
なんだかできそうな気がする~♪(天津木村風に)
いやあ~、やっぱ説明書はちゃんと読まないといけません。
でも今日はもう止めとこう。
もう寝る時間が近い。
私はゲームやら映画で怖い思いをすると、時々夢を見てしまうのだ。
何度ゾンビに追い回されたことか・・・。
うん、止めとこう。