ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

本屋さんのDVD

2009年05月05日 | 小説・雑誌
120  今日本屋さん行ってビックリしてしまった。以前から著作権の消滅した昔の映画のDVDが、500円ポッキリで発売されていて、私もつい先日ネットで「駅馬車」を買ったばかりだったんだけど、その本屋さんではDVD1本なんと390円で売っていたのだ。

思わず本屋さんでDVDが一本~390円、でもみ・そ・し・るつかない~♪
と、嬉しさのあまり口ずさんでしまった(←ほんとに)

ええ~、ほんとに!いやあ~、どんだけ安いんでしょ。
さっそく「真昼の決闘」と、ネットでは売り切れだった「シェーン」を買ってしまった。選びに選び抜いて買ったつもりが、気がつくとどっちも西部劇だったので、後でしまったと思ったんだけど、他にも「第三の男」やら「市民ケーン」とかもあったが、ジャケット裏の
“この作品は製作されて50年以上経過しているため、原版のフィルムの状態によっては見づらい部分、聞きづらい部分のあることをあらかじめご了承ください。”
なんていう注意書きがあり、先日見た500円の「駅馬車」もかなりの画像だったので急に心配になる。だからって、もともと390円なのでどうってことは無いのだけれど(笑)
こうして昔の映画を見ようと思ったのも、こないだ読んだ淀川氏のベスト100に大きく影響されたものだけど、「駅馬車」は今見てもまったく見劣りしない、完璧なストーリー構成とダイナミックなアクションシーンで、まさしく名作中の名作でした。こんな素晴らしい映画を500円足らずで見れるようになるとは、幸せですねえ(^^)

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双葉十三朗『外国映画ぼくの500本』

2009年05月03日 | 小説・雑誌

 先日読んだ『淀川長治 究極の映画ベスト100』をとっても面白く読めたことに味をしめ、次に淀川氏と双璧の映画評論家といわれる双葉十三朗の『外国映画ぼくの500本』を読む。

まあ500本ともなると相当なものなんだけど、一つ一つが実にシンプルで的確に評論されており、そのすべてに☆印の評価がされていて、今後の特にヨーロッパ系の映画を見る上でおおいに参考になった。

淀川氏の本もそうだったけど、一番気になったのは自分がレビューを書いた作品を、どんな風にレビューされているのか。

そこで気がついたことは、双葉氏は好みの俳優に左右されず、かなり冷静に評価されているというところ。

この女優が出てるから☆半分アップという感じがないんですね。

たぶん掲載されていた雑誌のスペースの制限があり、コンパクトにレビューするしかなかったためと思われるが、淀川氏と比べてその辺の思い入れ的なものが少なかったかな。

それから自分の評価基準と若干違いを感じてしまった。

私の中では満点の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ダイ・ハード」より「ネバーエンディング・ストーリー」の方が点数がよかったっていうところは、おや?って思っちゃいました。

ただ名作と呼ばれる作品でも、必ずしも高得点とは限らず、容赦ないところは好きですねえ(^^)

連休に突入し、最高のタイミングで風邪を引き、こんな昼間からこうして記事を書く羽目に・・・。

日頃の行いが悪かったのか、早くも最悪のGWとなりそうな予感がしている(;;)

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