ブリットの休日

大好きな映画や小説の感想や日々の他愛ない話と、
聴神経腫瘍と診断された私の治療記録。

帰りにアイスでも・・・

2014年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日も暑かったので、アイスでも買おうと家の近くのローソンへ立ち寄る。

私は抹茶のアイスが好きなんだが、今日は何にしようかとさっそく冷凍庫の中を物色する。

とりあえず最初に目に付いたガリガリくんのソーダを一つかごに入れる。

それからさらにじっくり見回すと、右端のほうに何やら見たことないアイスの群を発見。

おおっ、これは新発売のアイスに違いない。

縦長のカップにイチゴやら抹茶、バニラにマンゴーとかいろいろあるね。

それにかなりボリュームもありそうだよ。

ここはとりあえず5種類全部一つずつ買うしかないだろと、ひょいひょいとかごへ入れて、すぐにレジへ向かう。

ここでさらに店内を一周すると、お菓子とかお酒を買ってしまうので、すぐにレジへ向かう。

ここでレジに立つ若い女性から衝撃の言葉を掛けられる。

「温めますか?」

「はい?」 この女性は何を言ってるんだろう?

もしかして温めて飲むホットドリンクなんだろうか?

このくそ暑い中、わざわざあっつい飲み物をなんで飲まなきゃならんのだ。

私が混乱しているのを見透かすように、すかさず声を掛けてくる店員。

「これ、ちょっと温めて食べるアイスなんですよ」

「へえ~、そんなアイスがあるんだ。まあ、家かえって温めるわ」

最近はいろんなものがあるんだなと、自分がちょっと流行から後れているような軽い挫折感を感じながら、コンビニを後にする。

さっそく、抹茶&小豆のカップに書いてある通り、電子レンジで500Wの45秒温めてみる。

しかしここで失敗して温めすぎて、結局ホット抹茶&小豆になったら、おいしくないだろうなあ。

あっという間にレンジはチンとなり、ハイ出来上がり。

コンビニでもらったスプーンをぐっとアイスの中に突っ込むと、シャリシャリッと旨そうな音が。

なるほどね、こういうことだね。

納得したが、抹茶のかき氷のアイスを買ってきて、冷凍庫に入れ忘れてほっといたら半熟になっちゃったっていう、あれだね。

カチカチのかき氷を、木のスプーンでガリガリと削りながら、固まりすぎだろうが、と文句を言うストレスがないんだね。

まああれはあれで、時間を掛けてじっくり食べれて好きなんだけどね。

半熟で食べやすいので、勢いよく口に運び過ぎて頭がキーンと来てしまった。

あっという間に食べ終わり、空になったカップの横にある文字をここで改めて読む。

“ウチカフェフラッペ”

ふ~ん、おいしいけど、ちょっと高いね。

 

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首筋に何かが・・・

2014年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 会社帰り、ほぼ満員の電車の中での出来事。

 発車時間ぎりぎり、なんとか電車に乗り込めた。

 車内はかなりの人で、ちょっとかき分けるようにして中に入り、自分のポジションを確保する。

 ホームまでちょっと走ったので、車内の人ごみの熱気も併せて、なんだか蒸し暑い。

 気を取り直して、先日買ったばかりの文庫本、太宰治の「津軽」を読む。

  しばらくすると、暑さのせいなのだろうか、首筋がなんだかムズムズしてくる。

 何か嫌な予感がしたので、首筋後ろを左手でシュッと払ってみる。

 目の前に何か黒い物体が、床に落ちるのが見えた。

 ちょうど入口ドアの溝のあたりに落ちた黒い物体が、見るとなにやらもぞもぞ動いている。

 んん?足が見える、む・・・虫だ。

体長約3cmぐらいの丸くて黒い虫だ。

 えええ!!まさかゴキブリか?いやいやコガネムシのように見えるがよくわからない。

 思わず小さく「マジか」と息で喋る。

 ずっと自分の首筋にこんな大きな虫がへばりついていたのかよ。

 シャツの襟でもない、肩でもない、首にじかについていたのかよ。

なんだか止まっていただろう首筋のあたりがチクチクしてくる。

おいおい、痒くなっちゃうんじゃないだろうな。

まさか卵を産み付けられちゃあいないだろね。

映画の見過ぎだろう。

首筋の違和感を感じつつも、床にもぞもぞと動く虫に目は釘付けだ。

私の目の前に立っていた女性も、その虫を目で追っているようだ。

っと、何を思ったのか、その虫が床を這って私の足元に近づいてくる。

慌てて足で虫を払いのける。

1mほど遠くへ床を滑って行った虫は、今度は別の近くにいた50歳くらいのおじさんの足元に近づき、なんと靴を上がり左足のズボンの裾から膝のあたりまで登っていく。

そこで初めておじさんは虫の存在に気が付いたらしく、右足でこそぎ落とそうとする。

 なんとここで落とされそうになった虫が飛んだ。

 ひざ上あたりの高さを飛行したので、ほとんどの人が気が付いていなかったが、飛んでいった方向の人ごみがざわつく。

「もっと遠くへ飛んで行け~! 」

みると周辺の人がみんな足元をキョロキョロしている。

さあ、どこに行っちゃったんでしょうねえ。

 しばらくすると何事もなかったように、車内は平穏な空間にかえる。

電車を降りた後も、首筋にみょう~な違和感を感じながら、私の真後ろに立っていた人は、私の首筋にじかに張り付いていた虫をどんな気持ちで眺めていたんだろうかと、考えてしまった。

「いやあ~、気持ちワル~」だろうか。

「おいおい、こっち飛んでくんなよ」だろうか。

それとも「こんな虫見たことないぜ」だろうか。

 まさか写真にとってブログにアップされてたりして。

 そんなことをいろいろ考えていたら、なんだか楽しくなってきて、歩きながら思わず笑ってしまった。

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カプチーノ

2014年06月07日 | 日記・エッセイ・コラム

283  先日携帯電話会社から、5月でポイントの期限が切れるという電話が入った。

機種変でも考えてほしいということなのだろうが、わざわざ電話してくれるとはありがたい。

ポイントの有効期限なんて気にしてないもん。

とりあえず機種変の予定も当分ないので、ポイントで何かもらえるものがないかと携帯会社のHPで調べると、なんと前から気になっていた「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」があるではないか。

これは家で泡ののったコーヒーが飲めるぞ、家が喫茶店みたいになるぞ、なあんて盛り上がってしまい、即ポイント交換をする。

 待つこと2週間くらいかな、ついに我が家へやってきた。

ちょっと驚いたのが、ものが想像以上にデカい。

箱にはサイズが幅17.6x高さ35.9x奥行き28.5cmと書いてある。かなりの大きさで、いきなり置く場所に困る。

まあ気を取り直して、マニュアル通りすすぎをした後、さっそく作ってみることにする。

早くから買っていた専用のコーヒー缶からコーヒーを充填し、まずはカプチーノだろうとメニューボタンを押す。

グッグッグッグ、何かが動作してる音がしたと思ったら、すぐに泡が吹き出し、コーヒーが注がれあっという間に出来上がった。

いい感じに表面に泡が盛り上がっている。

なんだこの簡単さは。

では一口。んんん~、普通!

 まあね、ボタン一つでここまで作ってくれるんだから便利だよ。

そうそう、コーヒー缶ももう一つ香味焙煎っていうちょっと高いやつも控えてるし、工夫次第ではまだまだおいしくなる筈だよ。

シナモンとかいれたらいけるんじゃないかな。

まああれだ、味はファミレスのドリンクバーで飲むカプチーノとどっこいどっこいだし、十分だよ。

それがボタン一つで家で飲めるんだもん。凄いよ。

なあんて、いつまでもポイントを無駄遣いしたんではないと言い聞かせる私だった。

しかし改めて思ったが、豆から挽いていれたコーヒーの香りと深みは、手間がかかる分やっぱりいいもんだなあ。

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