徳ちゃん繁昌リポート

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【現場報告】変化を拒む伏魔殿の対処法!?

2012年06月30日 | 仕事モード
経営の助言やアドバイスなど提案だけなら苦労しないのですが、コンサルティングの現場は数字作ってどれだけの世界!?そのためにはどうしても経営陣始め全従業員の意識改革が不可欠なんですよね。そんな中でいつも疑問に思うのはどうして変われないのか?変わらねば前に進めないってわかってるくせに、何故なんでしょうか?何故動こうとしないのでしょうか?変化拒む理由が私にはとうてい理解できないのです。

現状のままでもいいと思っている?あるいは気付いていない?そんな訳はないでしょう。それではいったいどうして?単に怠慢者、頑固者、臆病者などいろいろと考えあぐねることがあります。とにかくできない理由ややれない都合を捲し立てて一向に動こうとしないのです。なんら知恵も工夫も努力もなく、じっと他力本願の提案を待つだけ。それらが出たら出たでマイナス思考でブレーキを踏み続け反論に徹する。変わる方法が分からない?そんな筈はない、他所の事例も上げてわかりやすくしっかりと伝えているのに。
特に多いのが経営危機に直面している企業、一刻でも早く手を打たねばならないのですがね。どこにも必ず1人や2人はいるものでそれが幹部なら特に厄介な障害!?いつも頭抱えています。ある時は伏魔殿のように立ち塞がり、他の従業員を扇動することもあり、ほんと困り果てています。ノウハウやハゥトゥ伝える仕事がこんな変化拒む壁にぶち当たって無駄な時間を費やすことも多いのです。
しかし、どうしても頭が変わらない時は最終的に首のすげ替えを経営者に進言しています。その人がどんなに優秀、有能な人物であってもです。残念ですが多くのお客様と従業員の雇用を守るためには仕方ない決断なんですよ。

落ちて静止状態が続く「万有引力」、同じ方向に飛び続ける「慣性の法則」など完全に通用しない昨今、いま正にダーウィンの「進化論」なんですよ。変化に即応する者のみが生き残れる時代なのです。勇気を奮ってあらゆる変化をまずは受け入れることを願っています。


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