徳ちゃん繁昌リポート

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【うんちく噺】スーパーのプロが解説する売場

2022年06月19日 | 趣味と実益

今回は回遊性を導くためのマグネット配置と効果について考えてみよう。売上高を上げるには先ずくまなく売場を回遊してもらい「動長線」を延ばすことが重要、それにより買上点数を増やすのだ。客が勝手に歩き回る「客動線」と店の意図で歩いてもらう「客導線」があることを知っていただきたい。

 

≪情報知覚度≫視覚73%、聴覚15%、触覚7%、嗅覚3%、味覚2%

◯「視覚に訴える仕掛け」季節・色彩・新商品・値段 ◯「聴覚に訴える仕掛け」音楽・自然界の音・声音 ◯「触覚に訴える仕掛け」食品にはないが洋服の試着 ◯「嗅覚に訴える仕掛け」匂い・香り・コスメなど ◯「味覚に訴える仕掛け」試飲試食・マネキン販売等 ※これらで客足を呼び込んでいる

 

客の「動長線」を延ばし買上点数を増やすのが売場づくりの原則、そのため意識的・計画的に売場の隅々まで客を導くため五感を刺激する上記の「マグネット(磁石)」の仕掛けを配置、それにより客は知らず知らずに引き寄せられることになる。但しマグネット間は10m以内、それ以上離れると客は浮気して目論み通りにいかないことも。これもそれも大脳生理学や人間工学の実証に基づくもので事前に計画されているものなのだ。値上げラッシュ続くスーパーマーケット、こんな視点で買い物するのも面白いだろう。

 

 



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