徳ちゃん繁昌リポート

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【現場通信記】何かひとつでも「褒めて」伸ばす

2014年11月19日 | 仕事モード
野球の神様と言われた川上哲治氏は自著で「意の広岡(達朗)、知の森(祇晶)、情の藤田(元司)」と称し、その中でも藤田元司氏は選手のやる気を起こさせるのに秀でて「誉め上手」の監督だったと書いています。

褒めることの目的は良い行動を習慣付けることです。部下の良い行動や取り組みを評価し、やる気を起こさせ、いつでもその行動や取り組みができるようにさせます。 うまく褒めることで、部下の自発的行動を促し、部下の成長、ひいては組織の成長へとつながっていくのです。
褒め上手になることは人間関係を円滑にする有効な手段です。普段、部下の方をどれだけ褒めていますか!?特に部下を指導する場面では適切に褒めることが意欲を引き出し成長を促すのです。適切に褒めるためにも部下の長所を的確に把握していなければなりません。部下を褒めることが苦手な上司には「褒めるべきところがうまく見つけられない」という人がいるようです。上司の視点で部下を見た場合、長所より未熟さや欠点が目につきやすいことは確かです。 しかし、誰にでも必ず長所や得意分野はあります。長所を見つけて積極的にほめることで、部下の成長を促すためには長所に気付くことは大変重要です。
ほめるということは、部下の行動を認めて肯定的に評価するということです。部下が以前と比べて成長した時は、「よくできた」という気持ちでほめることが重要です。 また、褒める基準を上司自身に置いてはいけません。

それから、あなたが部下なら上司から叱られることと褒められること、どちらが先の方がいいですか?マネジメントの鉄則として褒めるが先が正解です。先に叱ると聞く耳を塞いでしまう恐れがあるからです。家庭でも同じことで愛する子供の良いところをひとつでも見つけ褒めて注意するというやり方の方がいいそうですよ。


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