徳ちゃん繁昌リポート

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夏場の節電、朝型生活に対応して7時開店!

2012年06月06日 | 出張先々
リタイヤした団塊世代など元気な早起き年配者が増加中とか?また電力不足懸念を背景に節電対策の一環として始業を前倒しする企業の「サマータイム制度」導入が広がっており、こうした朝型の生活シフトに対応した取組みが始まっています。今時は当たり前のホームセンターの早朝営業ですが、スーパーマーケットでも開店を早めようという動きが出ています。

イオンは今月1日から食品売場などで9時の開店時間を7時に早める取り組みを始めました。今回の実施により早朝でも営業している「イオン」や食品スーパー「マックスバリュ」、「ザ・ビッグ」などの店舗数は全国で約1150店、月内には約1400店まで増やし、夏場の3カ月程度実施する予定ということです。もちろん評判よければ延長もあり得るでしょうね。一応イオンでは原則として閉店時間は変えず、消費電力量の少ないLED照明の導入や店内の一部消灯などにより、店舗の消費電力量を前年比10%以上減らす目標だそうです。また早朝開店のサービスとしては、午前7~9時の間に1000円以上買い物をした買い物客に対し割引クーポンを発行したり、曜日ごとに商品の5%割引を実施したりする時間限定のサービスも行っています。コンビニや24時間スーパーなどもあるけど恐らく大手スーパーや全国各地のスーパーマーケットも「イオン」に右にならいってことになるのでは!?朝の時間帯の争奪やサービス合戦を繰り広げるのも時間の問題でしょうね。

オーバーストアと消費の落ち込みで売上頭打ちのスーパー業界、手っ取り早い売上対策は営業時間を単に延ばすことで、経費対効果を考える必要はあるものの背に腹は代えられないようですね。但し、店舗のオペレーション変更は大変なもので、商品配送のデリバリーから出勤体制、開店準備まで課題は山積のはず。しかし、客ニーズの変化に即応する先進業界の挑戦は果てしなく続くようですね。

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