*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

いいなと思うこと

2024年04月09日 | blog

子供のころから
不思議に思っていたことがありました。


不思議というか、
なんでだろう?
ちょっと違和感があるな
というか。


今日、それがすっきりする出来事がありました。




いただいたお香典返しの中に
清めのお塩が入っていなかったんです。


代わりに、この紙が入っていました。

 


 
これを読んだ時
即座に、イエス!イエース!!
と思いました。


ここに書いてある、


『しかし、「塩」でいったい何を清めようというのでしょうか』

『生前に親しんできた方を、
亡くなった途端に「穢れたもの」として「お清め」していくことは
なんとも無残であり
悲しい行為ではないでしょうか』


読んで、ちょっと胸があつくなりました。



子供のころ

「霊柩車が通る時、自分の親指を隠さないと、
親の死に目にあえないよ」

ってよく聞きましたよね。



小学生だった頃
そのことに、確実に違和感があったんよね。

人間が亡くなったのに
まるでそんな死神みたいに、、、
つい数日前まで生きた人間だったのにって。



あと、葬儀場の建設予定地付近に
建設反対!という近隣住民の立てたのぼり。

死神とか妖怪ならわかるけど
自分の家族も、自分も死んだら利用する場所なのにそんなにいやなのかな

と、小学生女子は考えていました。


この気持ちは誰にも言ったことはなかったけれど、
そういう、「自分たちだけ良ければいい」みたいなの、すごく違和感があります。


そういえば、父が亡くなったとき
わたしは臨月だったので
斎場に行くことは許されませんでした。
ほんとうは行ってちゃんとお別れしたかったし
火葬場の扉を閉じさせてほしかったな。



そういう子供の頃からのモヤモヤが
この用紙を読んでなんだかスカッとしました。


わたしは中学生の子供がいるのですが
子供に学校の話を聞くと
わたしたちの時代とはまるで違っていて
世の中が良くなっていくのを感じます。


悪しき風習はなくなっていて
なにかを区別したり、差別する感じが
いっさいなくなっていると感じます。

LGBTのカミングアウトに接しても
中学生たちは「ふーんそうなんだ」くらい。
「別にどっちでもよくね? 誰にも迷惑かけてないやん」と言います。


ああ、いいよなあ。

どんどんいい世の中になぁれ✨