うちの社員は、自慢でないが朝が非常に早い。
葬儀社に勤務する人は大半がそうだと思いたいのだが、実は当社…過去には時間にルーズな社員がおり困ったことがある。
例えば…今日行われる葬儀は、定刻より早く出勤しないといけないな…と、我々は思っても、社員からすれば、出勤時間に間に合えば問題ないでしょう…という、規約からすれば当たり前なのだが、協調性を持とうとしない社員も過去にいた。
事前に…「明日は申し訳ないが、早出をしてくれ」と頼んでいても、そうであるのだから、その時には人使いの難しさを痛感したものである。
先日、社員に話した。
「今は、ワシから何も言わんでも、あんたらが各自の責任として早くから出勤し、ワシが会社に着いたとき、すでに現場に行っていることも度々ある。ワシはいま…本当に社員に恵まれていると思ったよ。もし最初がこの様な状態で、いまとんでもない社員に当たっていたらと思えば…ゾーッとするわ…」
色々な社員教育が持てはやされているが、過去には私も高い授業料を払いコンサルタントにお願いした過去を持つが、経験からいえば無意味である。
県や市なども、社員教育には補助金が出される様であるが、会社からやらされたり、行かされたりするものは、何の役にも立たない。
それよりも、社員自ら興味を示し、送られた郵便物などの返信に出席…として
「これ行かせてください…」とう言うものに、積極的に参加させた方が良いと思う。
それが、自己責任を持てる人間(社員教育)に、なるのではなかろうか…
今朝も早くから現場で働く社員を見て、心からそう思ったものである。