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投手は過酷な商売・・・

2011年05月16日 11時10分41秒 | カープ

プロ野球の選手の中でも、投手は過酷である。

肘や肩の故障で、これまで多くの選手が引退に追い込まれた。

投手の中でも特に、中継ぎや抑え役にはローテーションが皆無に近いチームもあり、その様なチームに在籍してしまうと、可哀想なものである。

例えば・・・監督などの指導者は、球団から結果を求められる。

球団オーナーから全幅の信頼を勝ち得ている監督であれば、育成期間という時間もあるが、一部球団のように、オーナーの気分や現場介入が行われる球団であれば、いつ首が飛ばされるか、わかったものでない。

その結果・・・選手の疲労や怪我の状況を顧みず、無理やりに登板させ故障の再発が起こる。

ある程度の保障をされている選手であれば・・・「いまの状態であれば無理」とか言えるのだが、一軍半と見られている選手であれば、無理を押して投げてしまう。

 

さて、広島が永川と大竹を昇格させるらしい。

特に永川は二軍でも結果を残さない中での昇格。

よほど・・・中継ぎの人材が不足したのであろう。

先日昇格を果たし、一試合も登板のなかった岸本・・・

不可解なものであった。

 

チーム状態は、貯金もあり中継ぎの不安定さと打線が少し低調になったことに目が向けられているのだが、不調の永川を昇格させ、本調子でない大竹を帯同させなければならない不安要素が見えてくる。

 

先発ローテが軽減されると言われる交流戦。

今年はどの様な投手起用をするのか・・・野村采配を興味深く観察しよう。