厚生労働省は12日、全国の生活保護受給者が6月末現在で204万1592人(速報値)になったと発表した。
他球団は戦力外発表をしたのに
いまだに カープはしない。
あとしてないのは・・・中日と日ハム。
恐らくなのだが・・・
今日発表がなければ
カープは 野村が辞意を球団に出しているのであろう。
だから発表しないのであろう。
(昨年は早かっただけに・・・)
前からファームの試合を見て、中日はレベルが違うと思っていた。
落合イズムがファームにも浸透しており、各担当コーチの指導力も高い。
だからなのか・・・選手の上達がとても早い。
先日のファーム日本一決戦。
宮崎で行われたが、対戦相手の日ハムのファームもレベルが高い。
(日ハムはスカウト段階から 高校生でも育成レベルは獲得しない)
しかしその日ハムよりも中日は・・・さらにその上をいっていた。
これは落合監督になり、全ての権限が監督に任されたからであろう。
コーチ陣もOB以外を登用し、結果が出なければ解任という厳しさ。
それはスコアラーにも現れたと聞く。
カープのように少数で、それも打撃投手にさせたりでなく、中日は セだけでなくパにも専用スコアラーを配置し その精度はかなり細分化されている。
相手投手の配球や打者のすべてを丸裸にし、それで抑えたり、打てなければ選手に問題ありで、その反対であればスコアラーに問題ありとなる。
それだけに、選手もスコアラーも必死である。
しかしその反面・・・スカウトは、落合さんと噛み合っていないようである。
ここ数年のドラフトでも ドラ1の野本などは スカウトの意向ではなかったようだ。
また数年で有望株であった選手を戦力外にしたこともあり、スカウトとの関係はギクシャクしていたようである。
しかしそこは したたかな計算をする落合監督である。
「本当は数ヶ月でわかるんだよ。プロ野球で通用するかしないかが・・・本人のために早く野球から離してやることも大切。だってその後の人生の方が長いんだから・・・」
自身が苦労の連続で、プロ入りも25歳と遅い。
三冠王を獲得しながらも ロッテ球団との確執で追われるように中日へ移籍。
そしてFAで中日の親会社とライバルである巨人へ移籍。
その後・・・長嶋さんから戦力外を宣告され日ハムへ・・・
コーチの経験もなく中日の監督に就任し
最初の大仕事が・・・「誰もクビにしないし、トレードもしない」という再建策。
コーチ陣にはそれまでのOB重視の方向から180度転換し、純粋に野球をしていた苦労人やスペシャリストを配置し 自分のわからない分野は全て担当コーチに任せる方針を8年間も貫いた。
それが常勝チームへと歩んだ中日の8年間である。
ファームは選手育成の場でなく 勝利にこだわり 一軍と遜色のないレベルに発展させた落合イズム。
今のカープの一軍が対戦しても互角以上だと思う。
しかしながら、常勝チームでありながらも 監督含めOB以外のコーチ陣は解任された。
全てが落合監督と共にチーム改革を行ったメンバーである。
それでもファームを含め一軍も優勝争いをしているのを見るにつけ、当たり前のこととは言え 最後まで契約を全うする素晴らしいスタッフであった。
カープ球団も是非見習うべきである。