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誰でもいい殺人

2018-05-19 06:54:56 | 社会
     誰でもいい殺人       バリケイト伊東                  今まで何度も書いたが、また誰でもいい殺人が名古屋で起きた。インタネットカフェで突然、若い男が利用者の35歳男性をナイフで刺し殺した。お互いに面識はなし。警察の取り調べに、誰でもいいから殺したかったと供述。動機ににもならないような動機で人を殺すのか。最近、日本中でこの誰でもいい殺人が多発している。人を殺すにはそれなりに理由があるだろう。恨み、金銭目的、利害関係等。このような事件の背景をさぐると、日本の病理が見えてくる。個人の病理というより、社会の病理なのだ。日本人の心には、うっ積した黒いマグマが動めいてる。ストレスであったり、不安であったり、満たされたくても、何か満たされない思いがあるようだ。いつもイライラ、いつもモヤモヤ、いつも不完全燃焼なのだ。訳わからず疲れてる。誰でもいいから人を殺したいという思いを抱いてるのは、100万人はいるのではないか。実際、実行するのはほんの一部だが。殺人を行うにはものすごいエネルギーがいるのだ。エネルギーを爆発させる方向性が間違えてる。日本では弱い人間に向かって、権力者などの強い人間には向かわない。強い人間には忖度だ。誰でもいいからと言うが、狙うのは多くの場合、女、子供、高齢者、障がい者などの弱い人間だ。警察官、暴力団などの腕力のある人間は狙わない。このあたりが卑劣なのだ。50年前は日本でも政治暴動が良く起きた。その当時は、若者は権力にかみつく事にエネルギーを注いだ。誰でもいい殺人はほとんど起きなかった。健全にエネルギーを爆発させていた。殺人は非常に男性的で暴力的だが、誰でもいい殺人は女性的な陰湿さに満ちてる。日本には女の腐ったような男が多くいるのだ。ネットの中傷記事の陰湿さは、女性的だ。ぐたぐたと書いてきたが、明日は我が身なのだ。道路を歩いてたら、突然刺し殺されるかもしれないのだ。防犯カメラを多く取り付けたたところで、誰でいい殺人は防げない。日本社会の病理を治さないと、誰でもいい殺人は今後も起こるであろう。もしかしたら、あなたが加害者になるかもしれないのだ。多くの日本人は心が病んでる事に自覚がない。日本人の心の闇は深い。

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