107歳様の娘様が二七日の日
山梨からおいでられました。
生前107歳様は
「コロナ禍なのでお葬式は誰も呼ばなくて良い。」と、
言い置かれていたそうです。
娘様は2人おられますが
上の娘様は1mの所から落ちて骨折され、
葬儀後帰ることができませんでした。
下の娘様がお弁当のお礼の言葉と共に
お父様が枕元に置かれていた蔵を
私に下さいました。
蔵の名前は
107歳様の字で書かれていました。
いただいた時は可愛らしい像だとうれしかったのですが、
簡単にいただいてよいのか心配になりました。
お寺様にご相談すると、
「大事にお祀りするとよろしいですよ。」と、
お聞きしました。
安心して飾らしていただいています。
蔵を作られた方は娘様のお友達で個展も開かれる方とか
お父様の生き方に感動して作ってくださったそうです。
どことなく蔵のお顔が107歳様に似ておられます。
12月の最後の土曜日に
忙しくできなかった掃除を今日しました。
娘様がおっしゃってました。
鍋を洗った後
107歳様から指摘されたそうです。
「鍋の取っ手に洗剤の泡がついてましたよ。」
「父のこの気持ちがすべてに連なっていました。」
感動です!
ストーブの前で寝ている千代は
頭をさわるとアツアツです。