今回の参院選からインターネットを利用した選挙活動が解禁になっています。普段メディアからほとんど無視されている日本共産党にとって、これは貴重な分野です。
'90年代半ば、カミさんによって我が家にMacintoshの導入が強行されました。高かったなあ、あの頃は何もかもが。ちょうどパソコン通信からインターネットへ、通信手段が移行するころで、爆発的に広がる少し前と記憶しています。
したがって、我が家のインターネットデビューは少しだけ早かったのではないかと思っています。
当時、私はパソコンが嫌いでした。食わず嫌いだったといえばそれまでですが、ちょっとしたきっかけでパソコン(ずっと我が家はMacです)を使い始めてからドはまり。インターネットの環境も、技術の進歩にことごとく食らいついてきたわけです。
で、小さな町工場で働きながら、小さな町工場ならではの苦渋を感じていた当時、インターネットという環境に多大な可能性を見いだしました。
自ら情報を発信し、ビジネスにつなげることができると感じたのです。自社製品を開発して販売できると。しかし、現実は甘くありませんでした。テレビCMのようにお金をかけなくても確かに商売はできますが、利益を上げるために必要なのはお金でした。結局他の媒体を使うとか、高額な広告バナーを使うとか、そんなことが求められ、そんな資金がなければ、当時の環境では広がりをつくることが困難でした。
思いついたのが早すぎたかな(苦笑)。今では割とあたり前の環境になっているインターネット。それなりに影響力もありますよね。
自ら情報を発信し、双方向で情報や思いを即時にやり取りできるインターネット。それだけに、情報を発信する側の責任も重くなります。
「ネット選挙」もいいですが、個人的には、毎日がめまぐるしく過ぎ去り、ブログの更新もままならないという、せっかくの環境を活かせない現実があったりします。とほほ。