総選挙、終わりました。相変わらず群馬県の当確発表の早いこと。私のたたかいは力及ばず、残念な結果に終わりました。
この総選挙では、本当に数多くのみなさんに力をいただいてたたかいました。党員や後援会員のみなさんはもちろん、ブログで書いた小学生との出会い、道行く人々の力強い激励、本当に心強く思いました。
それだけに今回の結果は残念であり、率直に言えば悔しくて仕方ありません。私を応援してくださったみなさんに、心からお詫びを申し上げます。
今回の選挙では、「小渕王国」=古く長い金権政治体質の根深さを感じずにはいられませんでした。同時に強い怒りを感じました。
しかし、それだけではありませんでした。子育て世代や若い人たちの政治に対する理性がはたらいたとも思います。少なくとも私が街頭で訴えてきたなかで、特に後半に入る頃から、比較的若い世代のみなさんからの激励が目立ってきたと思います。建設作業中に、作業員から手をふっていただいたり、通りすがりの方から「負けるな!」「頑張れ!」という力強い激励も数多くいただき、私自身、前回より得票を伸ばしていただきました。
小選挙区では勝利できませんでしたが、比例代表では北関東ブロックで2議席へ前進させることができました。日本共産党への信任は間違いなく増えたわけです。
負け惜しみでなく、たたかいはこれからです。国政のどの問題も決着がついていないからです。「議席をとれば白紙委任」では決してありません。第2次安倍政権が2年しかもたなかったことが、それを明らかにしています。そしてそこまで追い込んだのは、紛れもなく世論であり、みなさんの力です。
メディアは2/3を与党が占める「自公圧勝」を強調していますが、本当にそうなのか。小選挙区制度の仕組み自体に欠陥があり、自民党は多くがこの小選挙区制度によって議席を独占しています。
また、日本共産党の躍進こそが、みなさんの世論を反映しているのではないでしょうか。
少数政党だからと馬鹿にしてはいけません。消費税10%中止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、政党助成金の廃止と企業・団体献金の禁止、原発ゼロ・再生可能エネルギーの促進、TPP参加交渉からの即時撤退、ブラック企業・ブラックバイト根絶など、どの問題でも、みなさんの声を背に、自民公明政権に真っ向から対決できる政党は日本共産党だけです。
私たちもさまざまな運動を展開し、国政でも地方政治でも、全力でみなさんの声を政治にとどける努力を行います。みなさんの力あっての日本共産党です。
他の政党がどうしているか、日本共産党がどうしているかをよおく見てください。メディアで日本共産党のとりくみが報じられる機会は極端に少ないのですが、Web上である程度は分かっていただけると思いますし、何より「しんぶん赤旗」のご購読をお勧めします。
そして、私たちと一緒に声をあげてください。足を踏み出してください。それが何よりの自民公明政権への圧力になります。
今回の数々の出会いを胸に、子どもたちと交わした「戦場へ送らない」と約束したことを刻みこんで、今後もたたかいつづけます。
よろしくお願いいたします。