蟹の存在感っ。ヴィヴィ完結。機能停止の様子が皆が思っているよりロボっ娘だったヴィヴィさんっ。そして直接的なラスボスがまさかのナビっ！ ピンポイントで精神詰めてきて一撃でノックダウン寸前だった。確かに旧式にしては初期から饒舌である意味ヴィヴィよりストレートに使命を全うしてきた存在ではあった。事情を了解した上での攻撃の理由がアーカイブとは異質で、同じ使命の別自我として本音をぶちまけていた。一方でエリザベス達もそれぞれ仕事を完遂。マツモトはかなり無双していた。その勢いで最後、アントニオと同じ様にカメラが短髪ヴィヴィにアップになった時に「マツモトだっ！」とドスの効いた声で言ったりしなくてホッとした。特別な個体じゃなくなったヴィヴィに改めて幸せに歌手として生涯を全う（AIにも精神寿命の様な物がある様子だから）してほしいマツモトだった。作詞までして初期化の歌を絶唱したヴィヴィ。長い物語の代弁者として使命を終えていた。最初の人格であるヴィヴィはあそこまで。長い旅が終わった。しかし『ロボっ娘』というカテゴリーがある限り、その時代ごとに様々な物語を背負った鉄の娘達は現れ続けるはず。油断すると１クールに２～３人ロールアウトされてくるから要注意だっ。とにかくヴィヴィ、素敵な歌手で、またナイス鉄拳でした。
