年上の男として「そういう人をちゃんと探せ」とズバッと言った大介。立派なもんだが、色々ショートカットした田中のプロポーズへの優しい回答だった。葉菜子の打ち明け話もそうだがこの物語の女子は急に、来る。帰りに会った葉菜子には「まあ、余計なお世話だけど」と言いつつ、かなり突っ込んだ助言をしていた。他人と関わらないつもりが真面目に対応した結果、反って普通の人よりぐぐっと他人に踏み込む形になっている大介。これが直球の恋愛ドラマならばもっと恋を絡めた関わりとなるんだろうけど、ホームドラマ要素が強いから隣人として誠意といった雰囲気になっている。恋愛ドラマなら４話ぐらいの主人公とヒロインの距離感かなぁ。最後に洋三の死があるようだから、葉菜子との恋はその始まりくらいのところで物語は終わるのかもしれない。
