羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-17 18:11:45 | 日記
 鞠子の様子を見に来た常子。これに悩み等無いと鞠子が答えると、常子は自分が感銘を受けた東堂の真似を始めた。「鞠子さん、床に座って下さい」「いやっ、もう座ってるよ?」部屋は畳だった。「あ、じゃあ・・・胡座をかいて下さい。ふふふっ、どうしましたぁ? かけませんかぁ?」スカートだが普通に胡座をかく鞠子。「かいたけど?」「えっ、何でかいたの?」「しろって言ったんでしょ?」「え~?! 普通かく?」驚く常子。「人にやらせといて何?」「だって、普通は、女性はお行儀がとかっ」「二人きり何だからいいじゃない」「そうなんだけど、そうじゃなくて~っ」「ごめんっ、わかんない。何がしたいの?」胡座のまま困惑する鞠子。ラチが開かないので常子は敬遠する鞠子に東堂から借りた雑誌を又貸しした。
 熟読した鞠子は一転して「景色が変わった気がした」と感銘を受けていた。それから、常子は鞠子と借りた雑誌を返しに行った。東堂は常子から返された雑誌を手に「女性だからと尻込みせずに挑戦する事が大切ですっ」と熱弁し、続けて挑戦したい事を聞かれると常子は男並に稼ぎたいと語ったが鞠子はまだ見付けられない様子だった。
 森田屋では隈井が宗吉と将棋を差しながら、滝子が経営難の馴染みの取引先を青柳商店を守る為に容赦なく切る様を語り、宗吉と近くで下働きしていた長谷川共々感心しきりだった。そこからキナ臭くなってきたと226事件の話等をしていると、星野が自分は飲まないからと貰い物の酒盗と酒を持ってきて、更に鉄郎が酒を持って現れた。
 再びお菓子をたんまり手に入れられるようになり、戻ってきた現金な友達との『おやつ祭り』に美子が御満悦な中、帰宅した常子は隈井達に加え鉄郎が来ていて酒盛りをして皆で酔っ払っている事に「叔父さん?!」ギョッとさせられていた。
・・・鞠子のセクシー胡座が炸裂しつつ、いよいよ時代がヤバくなってきた。

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