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羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

いつかこの恋を~

2016-03-02 17:25:18 | 日記
急に感想を書くとなるとちょっと緊張してしまう、それはともかくっ。ここにきて色々巻きが入ってきたのか、練の身辺整理が思いの外早かった。現実の自分が運営側に入るブラックバイトは辞めるのが難しく、被害者の恨みも買っているだろうからそのまま東京で暮らし続けるハードルは決して低くないはずだが、そこまでは踏み込まずに練の再生や恋にクローズアップするようだ。
音は練回りの整理を畳み掛ける仕事がある為、もはや探偵兼プロファイラー兼カウンセラーになっていたが、こうなると練の恋愛対象としての音やあるいは朝陽にとっての音がちょっと置いてきぼりな気はした。たぶん木穂子や小夏が役割を分担して練の心を解きほぐすべきところなんだろうが、木穂子は少なくとも二部の今回までの対応見る限りは不戦敗の様子。小夏はリングにタオル入ってそれどころではなくなった。音は主役である事を差し引いても登場人物として与えられた仕事が多過ぎて、あっぷあっぷしている状態かな。
小夏は、もう本当に小夏は、仮に病気のフリをしているとしても今の暮らしと、5年の歳月と十分正気の対応ではない。練エピソードより重く、しかも話の中心ではなく、唯一セットで動いている晴太もどうにもフラフラしている上に結構周囲の人々も小夏も結果的に甚大な被害を彼に被る形になってしまっている。空転しながら落下してしまっていて受け止め方に戸惑ってしまった。
誰も小夏と向き合わない構図。小夏に関してはここから無理から復活させたりと腑に落ちる結末はちょっと難しいかもしれないが、今作はやはりどうも恋愛している場合じゃない感じで落ち着かない練と音の恋の結末を綺麗に決着をつけるのが先決でしょう。小夏の中の人の活躍は見たいし、小夏自体もあんまりな現在の姿だけどね。

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