偽物とオリジナルの話は結果的に作家として矢面に立つことから守られる形になっていた贋作作家、それも自殺にショックを受けて逃げた男の台詞だから泣き言の度合いが強かった。演じている役者に合っていて、すぐに柿崎にひっくり返される件だけどあの主張は画商の立場なら押し通せる理屈だが、かなりキャラ立ちしていた今回のおネエ画商はそこまでは踏み込まずドライなスタンスだった。
前回、今回と最後半になってメインゲストとの山場での柿崎との対峙をガッチリ目にいく傾向が強まった感じ。贋作画家も格子の向こうで猛然と心情を吐露していた。特に今回は柿崎が基本的には優秀で、油断すると普通に仕事をしそうになる様子や、華に促され贋作作家との対峙で少なくとも今は抱いている矜持を再確認する様子もあった。油断すると普通になる、というのをはっきりやったのが今回ほぼ初めてで、もっと最初からやっておけばちょいちょい飛び過ぎな点を調整できたかもしれない。『変人』は何でもありだけど『変人足ろうとする人』は本人の意思が出るもんね。
華と美樹が結構『いつもの柿崎』のファンであることもチラリと描かれたが、華がホクロ確認の件で鼻血を噴いてみたり、柿崎が助手とはいえ弁護士として? 裁判所に出入りしてみたりと、やや設定を修正してる風でもあった。元々、回や脚本担当で結構変わる感じもあるけどね。華と河原井との何度目かのフラグ立ちもあったりもした。むむっ?
最終回はやはり元妻回のようだが意外と1回サクッと電話で片付けた娘も登場。話によってバラつきはかなりあるが、基本的には鍵の回で華のキャラが開けっ広げに差し替わったので、柿崎の娘とのそんな複雑な関わりは無さそうかな?
前回、今回と最後半になってメインゲストとの山場での柿崎との対峙をガッチリ目にいく傾向が強まった感じ。贋作画家も格子の向こうで猛然と心情を吐露していた。特に今回は柿崎が基本的には優秀で、油断すると普通に仕事をしそうになる様子や、華に促され贋作作家との対峙で少なくとも今は抱いている矜持を再確認する様子もあった。油断すると普通になる、というのをはっきりやったのが今回ほぼ初めてで、もっと最初からやっておけばちょいちょい飛び過ぎな点を調整できたかもしれない。『変人』は何でもありだけど『変人足ろうとする人』は本人の意思が出るもんね。
華と美樹が結構『いつもの柿崎』のファンであることもチラリと描かれたが、華がホクロ確認の件で鼻血を噴いてみたり、柿崎が助手とはいえ弁護士として? 裁判所に出入りしてみたりと、やや設定を修正してる風でもあった。元々、回や脚本担当で結構変わる感じもあるけどね。華と河原井との何度目かのフラグ立ちもあったりもした。むむっ?
最終回はやはり元妻回のようだが意外と1回サクッと電話で片付けた娘も登場。話によってバラつきはかなりあるが、基本的には鍵の回で華のキャラが開けっ広げに差し替わったので、柿崎の娘とのそんな複雑な関わりは無さそうかな?