仮面ライダーゴースト ８

「次は必ず、マコト兄ちゃんを取り返すからっ！」寺に戻ったタケルは花音に宣言していた。画材眼魔については「ちゃんと心があった。友達になれる気がするんだ」とあくまで主張し「アランとだって」とまで言い出すと、御成とアカリは危ぶんでいた。「絶対に友達になれるよっ！」頑固なタケル。花音は複雑な顔をしていた。この流れで、タケルは握っていた弁慶眼魂の『橋』の世界に取り込まれた。人に近い姿をとった弁慶がいた。
「何と言われようと、己の信じる道を進め。それは尊い決意だ。ただし、視野を広く持つのだ。周りの言葉にも耳を傾け、さすればさらに大きな力となるであろう」「ありがとうございます」素直に納得したタケルに、弁慶は頷いていた。
・・・アデルがやる気を見せてきたけど、アドニスが思ったより司祭的というか悪意のある感じではないけど、思考が違い過ぎて争いになりそうな気配も出ていた。姉も明らかに曲者だし、アランファミリーややこしい。アラン本人は仲間になるならないの狭間でまだまだウロウロしそうな感じ。もう本営からは外されてる感も出てきたが。弁慶の説教の後半は自分の生き様というよりタケルを見かねてアドバイスしてきていたかなぁ。