羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

Nのために

2014-10-18 14:48:55 | 日記
細切れのシーンになっていたが2004年の夫婦殺害事件から始まる。そこから直ぐに時間が飛び2014年、事件は犯人とされた者が真犯人を庇ったのではないかと疑う初老の男が事件を調べている。キーワードは逮捕当時、犯人が弁護士に語った「Nのために」という言葉。
更に時間は1999年に飛ぶ・・・
ここから主人公の不幸話。初老の男は当時島の駐在員だった。様子のおかしくなった父がやはり様子のおかしい愛人を連れ込み主人公達を家から追い出し、更に母も様子がおかしくなり、島には他人の家庭に口を出さない謎の厳格ルールがあるが一方で落ちぶれた者の悪口を言って貶めるゲスな気風がある為、主人公達は不幸のズンドコに落とされる。この件、原作の程度が低いようなのでドラマではもう少し修正すべきだったな。原作者は金持ちが破滅して嘲笑される件を多用する傾向がある。導入に過ぎないんだけどさ。
主人公の心の支えは幼馴染みの男子。弟の進学を何とか済ませ、手が付けられなくなってきた母と暮らしながら、主人公は男子と交流を深める。
そして時間は飛び2014年。2004年の事件で罪を被ったと思われる男が出所。初老の男は男に接触する。事件当日、男の他に主人公と幼馴染みの男子、もう1人の男が現場にいた。
実は、主人公と幼馴染みは島で起きた別の事件現場にも居合わせていたという。
・・・不幸展開にはツッコミ所満載だが、下手な者がおらず芝居は安定。後は事件本編だな。家族狩りが途中かなり迷走したからやや心配だが期待したい。

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