SNSパートが朗読劇的、通常のドラマパートが台詞が強い方の演劇的な物語だった。特に主人公回りは。主人公から離れるともうちょっと人物がフラットな立ち回りをしていた印象。小道具や衣装としての『マスク』の取り扱いをあれこれ試行錯誤したドラマでもあった。意外とレギュラー登場人物は多いんだけど毎回ほぼ同じ数種類のセット内でぐるぐる話を回していて、それゆえの会話劇だったんだろう。最後の方は難攻不落の蒟蒻みたいな受け答えを繰り返す青林をいかに攻略するか? みたいになっていたけど。思わず主人公が『丸ちゃん』を発生させてしまうのもわからんではなかった・・・。美々先生、お疲れッス。