おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

三寒四温。木瓜(ぼけ)。フキノトウ。福寿草。

2023-02-08 18:41:40 | 向島百花園

木瓜(ぼけ)。

         

『三寒四温』という言葉、耳にしたことがある方が多いのではないのでしょうか?
春先のイメージが強い気もしますが、実は元々冬の気候を示す言葉なのです。

もとは中国の冬の気候

三寒四温とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。

日本では春先の天候を示すことが多い

box1春先の天気のイメージ。
 
日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。

その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
(この項、「」HPより)
 
「向島百花園」。
下草を刈った跡から、小さな春の花や芽が顔を出していました。
 
フキノトウ。
 
             
 
 
福寿草(ふくじゅそう)。
 
              
 
黄色い可憐な花。
 

典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる花の代表である。そのため、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、縁起物の植物として古くから栽培されてきた。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、フクジュソウとミチノクフクジュソウをかけ合わせた「福寿海」をはじめ、緋色や緑色の花をつけるものなど多数の品種がある。

正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには、不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入する。露地植えでもよく育つ。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。(「Wikipedia」より)

ただし、毒草。

フクジュソウは全草が有毒で、その毒成分は強心配糖体のシマリンとアドニンで、飲食すると嘔吐、呼吸困難になり心不全に至る危険性があります。 薬用としての利用は禁物です。(「」HPより)

 
節分草(せつぶんそう)。
 
早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからこの名があるが、屋外での開花は節分より遅い。現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。
 
       雪割草(ゆきわりそう)。
 
              早春に開花。雪の残っているころに 雪を割るようにして咲き出すのが名の由来。
 
園内の梅もそろそろ咲き始めました。
 
「八重寒紅」。
 
           藤牡丹枝垂れ。
コメント
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