1・2・3 kick !!

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衣替え

2012-09-20 | きもの ちょこっとばなし
衣替え…

と言いますと、通常6月1日、10月1日と年2回とされています

しかし、昨今の温暖化せいか その時期に行う事はないのではないかと思います

そして、着物の世界では年4回行われます

先日、私のホームページでも着物と季節という事で

衣替えの時期、この時期にはこんな着物にこんな帯を… とご案内をさせていただきました



そんななか、江戸時代の衣替えの説明のものがありました

まず…  衣替えというのは、平安時代に宮中の行事として始まったもの との事です

そして、室町時代を経て江戸時代の武家社会になると


旧暦4月1日(5月21日)から5月4日(6月23日)までは袷

5月5日(6月24日)から8月31日(10月14日?)までは帷子(かたびら)、単衣

9月1日(10月15日)から9月8日(10月22日)までは再び袷

9月9日(10圧23日)から3月31日(5月20日)までは綿入れを着用


と、年に4回というのは現在と同じようです

因みに、帷子(かたびら)とは 裏のない麻織物とのことです


旧暦というのが現在のいつになるのかがよく分かりませんので 調べましたら

現在私たちが使用している太陽暦(グレゴリオ暦)が日本で正式に使用されるようになったのは、
明治6年1月1日から。これはいわゆる新暦というもので、これに対してそれ 以前に、使用されていた
太陰太陽暦(天保壬寅暦)を一般に旧暦と呼ぶものと考えられます

って、やっぱりよくわからない…

「六曜・月齢・旧暦カレンダー」なる物を見つけまして

正しい解釈かどうかわかりませんが、それによると↑の( )の中の日にちになります

いずれにしましても、現在の気温よりやはり低かったのかな~ と想像されます

しかし、袷を着る時期の短いこと…  秋のころの7日間て…

そして現在の袷の時期のころには綿の入った小袖を着ていたとは…


    袷を脱いで帷子をまとった歌麿の「更衣美人図」


こうして昔と今を比べてみますと面白いですね

ただ単に布をまとって紐で縛っていた衣服から、平安時代の十二単を経て

その十二単の下着として着られていた小袖が着物となり

江戸時代には着ている着物、装いなどで身分や職業がわかる というように変わっていき

今、現在の着物があるわけですよね…

本当に着物って楽しいですね


   

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