先日の日曜、ミニコンサートに向けたバンド練習をしました
今回から新しくギタリストが来てくれて
ミニコンサートまで3週間を切ってるし、練習もあと1回しか出来ないから
「まあ、おかず程度に音を入れてくれたら」ぐらいの希望で
演奏に加わってもらったんだけど
大泉洋似の飛んでるギタリスト(笑)は、予想以上に上手で
「15年ぶりかな」という言葉とはウラハラに
それなりにリズムを刻んだり、音を出してくれて
弾いているうちに、音の幅がどんどん広がり
思った以上に演奏の完成度が高くなりビックリ

実はウチのバンド、元々ドラマーやベーシストのレベルが高く、
なかなか大したバンドなのですが
キーボードとギターをやるはずのバンマスが機械に没頭したため(笑)
楽器の層が薄い、淋しいバンドだったのです
それが思いがけない助っ人の登場
しかもその助っ人は風貌の割りに(笑)センスが良く
演奏のレベルがメチャメチャ上がりまくり

ベーシスト曰く、「きっとプロを目指してたんだろうね
じゃなきゃ、あんな初回からうまくいかないよ」
そうなると演奏している方も楽しいらしく、他のメンバーもどんどん乗って来て、
更に良い演奏を、となって来る
ユーミンの「中央フリーウェイ」のサビのところでドラマーが
「この部分、どうやってます?」とベーシストに聞いたら
「あ、これね、こうなってるんだよ」と譜面に起こしたサビの部分をドラマーに見せたら
「あ、なるほどね」ってことで、演奏がブレイクする独特な刻み方を理解したようで
ボサノバ調の曲の、サビの部分のギターとベースとドラムの息がぴったり合って
その後の演奏の完璧なことと言ったら、ない

で、昨日、そんな演奏の録音を聴いてみたら
ホントに演奏が良くて良くて、なんか感動もの

胸がジーンと来てしまった
でもその反面、私の歌の不味さが際立って、なんというか、物凄い自己嫌悪

これだけ演奏のレベルが上がっているのに、私ときたら、どんどん歌のレベルが下がって
年齢と共に、音域は下がるし狭まるし、伸びが無くなるし、言葉に感情が乗らないし・・・
録音を聴きながら、一人負けという感じで
『ボーカルを変えたほうがいいんじゃない?』というレベル
あ・・・泣きたい

でも何とか頑張らなければ
practice!practice!だよね
と、今日は朝から歌の練習です