私が流山に引っ越してきて23年
その私が、流山で暮らし始めて驚いたことがいくつかあります
その中のひとつが「挨拶」
引っ越してきて間もないある日。近所を歩いていたら
向こうから知らない中年の女性が歩いてきました
そのまま通り過ぎようとしたら、その女性、私に向かって
「おはようございます」と声をかけてきたのです
「え、あっ、おはようございます」と慌てて応えた私
でも、その人、私は全然見覚えのない人だったので
『え?今の人、誰?誰?誰だっけ???』と
?マークで頭がいっぱいになってしまいました
けれどどうしても誰だか思い出せず、しばらく悩んでしまったのですが
母の友人や知り合いなどが近所にたくさんいるので
もしかしたら私が覚えてないだけで、母の知り合いかもしれない
とその時はそのままにしてしまいました
でも住み始めて何日か経ち、ようやくわかったのです
それは、この住宅地の人達は、出会った人誰にでも挨拶をする
ということ(笑)
つまり、知ってる人だろうが、知らない人だろうが
すれ違う時や、出会った時に必ず挨拶をするということがわかったのです
へぇ~~~、とびっくり
それまでの私はというと、都内に住んでいる時から
『知らない人には気をつけろ』というような感じで
自宅の周りのご近所さんだけにしか挨拶をしない生活でした
ましてや道路を歩いていて、すれ違ったからといって
知らない人に挨拶なんてしたこともなかったので
それはそれはビックリだったのです
それがわかってから、一応自分の住宅街を歩いている時は
だれかれ構わず、すれ違う時は挨拶をすることを
心がけるようにしていました
そんなある日、小1の長男と一緒にご近所を歩いていて
ある知らないお宅の前を通り過ぎようとした時
窓から外を見ていたそのお宅のおじいちゃんが
「こんにちは!」とわざわざ私たちに声をかけてくれたので
「こんにちは」と応えたのですが…
「いやぁ、いつもその僕ちゃんは、学校に行く時
大きな声で『おはようございます』って
挨拶して行ってくれるんですよ」と
笑顔で長男のことを褒めてくれたのです
「まあ、そうなんですか」と応えながら
なんだか、メチャメチャ嬉しかった私
息子達には特別「挨拶をしなさい」と言っていたわけではなかったのですが
ここで暮らしているうちに、長男も色々な人たちに挨拶されていたんでしょうね
だから自然と誰にでも挨拶をする、という習慣が身に付いていたんだと思います
お陰でそれ以来私も、色々な人に挨拶することが苦じゃなくなり
何処でも、誰にでも、笑顔で挨拶できるようになっていきました
だから流山では、バスに乗る時や降りる時に運転手さんに挨拶したり
エレベーターの中で一緒になった人にも
ビルの中ですれ違う時でも、自然と挨拶する人が多いと思います
バス停などで、知らない人と会話をしちゃう
なんてこともよくあります(笑)
そんな流山での生活が身に滲みついた私が
次男の中野のマンションに行ったときの話
「郵便物、見てきて」と次男に頼まれ
1Fのポストに郵便物を取りに行き、部屋に戻ろうとした時
ちょうど、20代か30代前半の夫婦と思しき若い男女が
マンションの中から出てきたのです
で、私はいつものように挨拶をしようとその二人の方を見ていたら
なんと!その二人は私がまるでそこにいないかのように
一瞥もくれずに、通り過ぎてしまったのです
『え゛何?』と一瞬何が起こったか、わからなかった私
でもすぐに気がついて
『あ、そうだ、ここは東京なんだ』と納得した私
「戸建ての住宅街でさえ道行く人に挨拶する街」から来た私からすれば
閉じられた空間のマンションなら「住民全てと挨拶するのが当たり前」
という感覚だったけど、それは流山だけの話なのかもしれませんね
そんな経験をしてみると、
『あぁ、流山って、なんか、いいかも』と思った私なのでした
その私が、流山で暮らし始めて驚いたことがいくつかあります
その中のひとつが「挨拶」
引っ越してきて間もないある日。近所を歩いていたら
向こうから知らない中年の女性が歩いてきました
そのまま通り過ぎようとしたら、その女性、私に向かって
「おはようございます」と声をかけてきたのです
「え、あっ、おはようございます」と慌てて応えた私
でも、その人、私は全然見覚えのない人だったので
『え?今の人、誰?誰?誰だっけ???』と
?マークで頭がいっぱいになってしまいました
けれどどうしても誰だか思い出せず、しばらく悩んでしまったのですが
母の友人や知り合いなどが近所にたくさんいるので
もしかしたら私が覚えてないだけで、母の知り合いかもしれない
とその時はそのままにしてしまいました
でも住み始めて何日か経ち、ようやくわかったのです
それは、この住宅地の人達は、出会った人誰にでも挨拶をする
ということ(笑)
つまり、知ってる人だろうが、知らない人だろうが
すれ違う時や、出会った時に必ず挨拶をするということがわかったのです
へぇ~~~、とびっくり
それまでの私はというと、都内に住んでいる時から
『知らない人には気をつけろ』というような感じで
自宅の周りのご近所さんだけにしか挨拶をしない生活でした
ましてや道路を歩いていて、すれ違ったからといって
知らない人に挨拶なんてしたこともなかったので
それはそれはビックリだったのです
それがわかってから、一応自分の住宅街を歩いている時は
だれかれ構わず、すれ違う時は挨拶をすることを
心がけるようにしていました
そんなある日、小1の長男と一緒にご近所を歩いていて
ある知らないお宅の前を通り過ぎようとした時
窓から外を見ていたそのお宅のおじいちゃんが
「こんにちは!」とわざわざ私たちに声をかけてくれたので
「こんにちは」と応えたのですが…
「いやぁ、いつもその僕ちゃんは、学校に行く時
大きな声で『おはようございます』って
挨拶して行ってくれるんですよ」と
笑顔で長男のことを褒めてくれたのです
「まあ、そうなんですか」と応えながら
なんだか、メチャメチャ嬉しかった私
息子達には特別「挨拶をしなさい」と言っていたわけではなかったのですが
ここで暮らしているうちに、長男も色々な人たちに挨拶されていたんでしょうね
だから自然と誰にでも挨拶をする、という習慣が身に付いていたんだと思います
お陰でそれ以来私も、色々な人に挨拶することが苦じゃなくなり
何処でも、誰にでも、笑顔で挨拶できるようになっていきました
だから流山では、バスに乗る時や降りる時に運転手さんに挨拶したり
エレベーターの中で一緒になった人にも
ビルの中ですれ違う時でも、自然と挨拶する人が多いと思います
バス停などで、知らない人と会話をしちゃう
なんてこともよくあります(笑)
そんな流山での生活が身に滲みついた私が
次男の中野のマンションに行ったときの話
「郵便物、見てきて」と次男に頼まれ
1Fのポストに郵便物を取りに行き、部屋に戻ろうとした時
ちょうど、20代か30代前半の夫婦と思しき若い男女が
マンションの中から出てきたのです
で、私はいつものように挨拶をしようとその二人の方を見ていたら
なんと!その二人は私がまるでそこにいないかのように
一瞥もくれずに、通り過ぎてしまったのです
『え゛何?』と一瞬何が起こったか、わからなかった私
でもすぐに気がついて
『あ、そうだ、ここは東京なんだ』と納得した私
「戸建ての住宅街でさえ道行く人に挨拶する街」から来た私からすれば
閉じられた空間のマンションなら「住民全てと挨拶するのが当たり前」
という感覚だったけど、それは流山だけの話なのかもしれませんね
そんな経験をしてみると、
『あぁ、流山って、なんか、いいかも』と思った私なのでした