今朝の読売新聞解説面の「論点」
筑波大名誉教授 白川英樹さんの言葉が載っています
私も同じ考えですね
日本人の素晴らしさは、様々な専門書を日本語に訳してくれていること
そのため、高校生でも中学生でも
もちろん興味とやる気さえあれば、小学生でも
難しい専門書を読むことが出来ることです
でも他の国ではどうかと言えば
自国の言語に翻訳した英語の専門書など、なかなか手に入れることが出来ないから
必然的に英語を勉強しなければいけない
つまり専門分野の知識だけでなく
英語もしっかり出来なければ勉強できないわけです
そうなると、ただ化学が好きとか、物理が好き、生物が好き
というだけでは、専門の道を極められないわけですよね
その点、日本は本当に恵まれていて
「解体新書」を翻訳した杉田玄白がいた江戸時代から
日本には様々な外国の書籍を翻訳してくれた先人がいて
一般の日本人でも海外の本を読む機会を与えてくれていました
多分それが、日本人がノーベル賞を沢山受賞している要因だと思いますよ
日本語は「漢字」「ひらがな」「カタカナ」があって大変とか
漢字の量が多過ぎて大変、ということで
漢字の量を減らすような意見もあるようだけど
そういった日本語の知識を増やすことが
結局は脳細胞を刺激し、脳細胞が増えて
それが科学をはじめとした様々な分野で活かされていくんだと思います
英語は必要な状況になって、集中して勉強すれば
後からでも充分話せるようになると私は思います
でもそのために必要なのは、日本語の基本で
小学生までは、一生懸命「漢字」「熟語」「諺」を勉強するべきだと私は思いますけどね
脳を活性化させるためには