大阪城と大阪砲兵工廠(昭和7年ごろ)
大阪砲兵工廠争議、軍隊による弾圧体制 1922年主要な労働争議⑬ (読書メモー「日本労働年鑑」第4集 大原社研編) 1922年の官業における争議 富山県魚津郡郵便局集配人・事務員(1921年12月末) 大阪砲兵工廠(3月) 大阪市電電車部(4月) 横浜市電車(4月) 秋田県土崎郵便局集配人(5月) 兵庫県舞子郵便局集配人(6月) 八幡製鉄所(6 . . . 本文を読む
阪神電車500名全員のスト 1922年主要な労働争議⑫ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
1922年の交通業における争議 西宮の酒造用水運搬夫(1月) 愛知の牛車輓組合(2月) 尾西鉄道株式会社(2月) 名古屋の門前署人力車夫(2月) 大阪の材木人夫(3月) 名古屋電鉄会社(4月、5月、8月) 東京の隅田川駅人夫約300名(4月) 京都の嵯峨材木運搬組合(5 . . . 本文を読む
写真・尾小屋鉱山
尾小屋鉱山の三回のストライキ 1922年主要な労働争議⑪ (読書メモー「日本労働年鑑」第4集 大原社研編)
1922年の鉱山・鉱業における労働争議尾小屋鉱山(石川)4月・5月・9月生野鉱山(兵庫)4月佐渡鉱山(新潟佐渡)5月住友別子鉱業所(愛媛)7月福島炭鉱会社(福島)9月稲田石材採掘場(茨木)10月黒潮炭坑(長崎)12月芳谷炭坑(長崎)12月松原炭坑(茨木)12 . . . 本文を読む
前年1921年の大電の大争議と全面勝利の新聞記事
大電争議 1922年主要な争議⑩ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
会社の大巻き返し大阪電燈株式会社争議 前年1921年の大電の大争議・大ストライキ・大暴動(上の新聞記事)による労働者側の全面勝利に対し、憎さ百倍となった会社は争議解決から一年もしないうちに大巻き返しで電業員組合に総力で襲い掛かってきた。再び組合つぶ . . . 本文を読む
大阪新聞工組合
京都日出新聞社争議 1922年主要な労働争議⑨ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
京都日出新聞社争議 京都日出新聞社では経費削減の方針により印刷工の大幅賃下を計画していることが、労働者に知られ、1922年9月以来争議が続いていた。会社は11月に入るや高圧的姿勢を強め、あらかじめスト破り要員として20名ほどの印刷工を大阪方面から雇い入れ、11月21日 . . . 本文を読む
写真下2枚・1921年に日本労働総同盟野田支部発会式が開催された愛宕神社境内(2016年撮影)
野田醤油争議 1922年主要な労働争議⑧ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
参照「野田大労働争議」松岡駒吉著「野田血戦史」日本社会問題研究所纂「日本労働年鑑第4集」大原社研編
野田醤油争議 野田町は江戸時代から醤油製造が盛んな地域で、水路・陸路で江戸に多くの製品が運ばれ . . . 本文を読む
悲痛なる失業者の叫び(1922年ごろ)
頻発した化学工場の争議 1922年主な労働争議⑦ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
第一次世界大戦を通じて発達した化学工業。大戦終結で著しい打撃を被っ企業は事業縮小・賃金値下げ・大量解雇を起こし、全国で失業への不安が高まった1922年、化学工場でも多くの労働争議が頻発した。
1922年の化学工場争議1月 八千代ゴム株式会社( . . . 本文を読む
日本労働総同盟伸銅工組合ビラ(1921年)
大阪住友伸銅所争議 1922年主要な労働争議⑥ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
大阪住友伸銅所争議 1922年6月、大阪住友伸銅所は、日頃の温情主義の標榜仮面をたやすく脱ぎ棄て、不況を理由にして労働者への退職勧奨をまますます強めてきた。住友資本がその本性をむき出しにしてきたのだ。退職希望者はその数600名に達した。しかし、これだけ . . . 本文を読む
大阪鉄工所組合代表2名の解雇発表(1922年6月1日)
大阪鉄工所争議 1922年主要な労働争議⑤ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
大阪鉄工所争議 1922年5月27日、大阪造船労働組合と大阪機械労働組合の労働者大会が開催され、大阪鉄工所(2700名)の解雇手当、退職手当の値上げ等の要求が決定し、数日後には会社に提出された。会社はこの要求を全面的に拒絶してきたばかりか、造船・機 . . . 本文を読む
石川島造船所争議ビラ(1921年)
石川島造船所争議 1922年主要な労働争議④ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
石川島造船所争議 東京市京橋区の石川島造船所は、前年1921年のストライキ終結以降、造機船工労組合約2800名に対し次々と圧迫と攻撃を加えてきていた。特に<軟派>労働者と会社が密かに交わした契約書の中身はひどいものであった。
1921年12月20日付 . . . 本文を読む
横浜船渠争議団ビラ(1922年)
横浜船渠争議 1922年主要な労働争議③ (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)参照「日本労働年鑑第4集第二主要なる争議」大原社研編「日本労働組合物語」大河内一男・松尾洋 筑摩書房
御用組合の決起と裏切り
横浜船渠争議(二つの組合) 時節、世界の軍縮政策による造船界における失業不安が充満してきた。横浜の横浜船渠(4千名労働者)には横浜造船工組合が . . . 本文を読む
小野鉄工造船所争議 1922年主要な労働争議② (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
参照「日本労働年鑑第4集第三編労働争議」大原社研編「協調会」資料1922年の造船工場の労働争議2月 小野鉄工造船所(大阪)2月 横浜船渠会社(横浜)2月 函館造船所(函館)5月 向島船渠株式会社(尾道市)5月 浅野造船所(神奈川鶴見)5月 石川島造船所(東京市)
小野鉄工造船所争議屋根の上を右へ左と . . . 本文を読む
写真・横浜船渠争議ビラ1922年
紡績工場争議 1922年主要な労働争議① (読書メモー「日本労働年鑑第4集」大原社研編)
第三編 労働争議の<概説> <・・・・次に労働争議の結果、労働組合が破壊されもしくは解散を与儀なくした例は、本年度においてことさらに著しく感ぜられる。・・・その最も顕著な例は大阪の電業員組合、伸銅工組合の崩壊、横浜船渠会社の争議における横浜造船工組合の被 . . . 本文を読む