やまんばの庭

ド田舎のドへき地の、まるでこんな所に日本人・・・みたいな環境の中でのお花との生活、
ありのままの暮しの日記です。

今日は、娘の命日・・・です。

2018-12-22 08:00:57 | ガーデニング
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今日は、娘の命日・・・です。

だから・・・

昨日は・・・

娘がよくコンビニで買っていた、「午後の紅茶」と・・・
娘の好きそうなお菓子と・・・
お花も、少し買いました。

お花はね・・・
出来れば、ピンクのユリが欲しかったけど・・・
HCには、無かったので・・・
「まぁ、これでもイイかぁ~」ってね・・・
あっさりと妥協して、白ユリのカサブランカと、初めて見た、薄ピンク色のユリを買いました。


そして・・・
買って来たお花を・・・
いつもの様に・・・
娘の所に飾っていたお花に足して・・・
こんな風に、活け直して、娘の所に飾りました。↓





高校生の時、病気がわかって、手術をして、治療がはじまり・・・
ピアノレッスンが出来なくなって・・・
目指していた、音大を・・・

諦めました。

幼い頃からの夢を断たれ・・・
病魔との闘いが始まって・・・
心も体も、ボロボロになって・・・
それでも、頑張り屋さんの娘は、人には言わない心の葛藤を繰り返し・・・
やっと、やっと・・・
ピアノを諦めて・・・
やっと・・・
心を、軌道修正をして・・・
英文科に進路を決めたのが、卒業近くなった、12月の今頃でした。

娘は、それから、時期の遅い遅い、受験勉強を始め・・・
冬休みに入った暮れから・・・
我が家から、車で30分の、バスの営業所の、6時発の始発に乗って・・・
そこから、1時間半ぐらいかけて、岐阜市の河合塾に通い・・・
英文科目指した、猛勉強を始めました。

それまでは、ピアノ一本で頑張っていましたんで、塾なんて、なぁ~ンにも行っていなかったけど・・・
それでも、頑張って、頑張って・・・
なんとか、一番行きたい大学では無かったけど、大学の英文科に入る事が出来ました。

でも、病魔との闘いは、ずーっと、終わる事無く・・・
大学入学式の次の日は、また入院と、入退院、手術・・・続きました。

娘は、抗がん剤治療で、毎月、8日間入院しながらも・・・
退院後すれば、大学生活の為の住まいのアパートに戻り・・・
退院の翌日には、大学に通いました。


本当に・・・
本当に・・・
頑張って、生きました。

大学を休み休みでしたが・・・
お友達も、いっぱい作って・・・

それでも足らず・・・

きっと、出来る時に、遣ってみたいことを、遣りたかった・・・のだと、後から思いましたが・・・
決して、お金に不自由させていたわけではないけど・・・
その間に、私達に隠して・・・
アルバイトも、遣っていました。

娘が亡くなって・・・
お友達が言いました。
「こっちゃんは、アルバイトしていた時の、お母さんの知らない通帳が、何処かにあると思います」
ってね・・・

探したら・・・
知らない通帳が出て来て・・・
その新規入金されただけの、真新しい通帳を、解約したら・・・
アルバイト先からの入金が、次々と記入されて・・・
たしか、全部で29万円ほどだったと思いますが・・・
それ、1円も、使っていなかった・・・

涙しました。

娘は言っていました・・・
「何も望まない、ただ、みんなの様に、普通に生きたい」

・・・
皆の様に、アルバイトをして、働いてみたかった、娘の気持ちが、可愛そうで・・・
今でも、それを思うと・・・
どんなに頑張ったのかと・・・
涙します。


中学の同級生、みんなに会えるんだと・・・
地元での成人式を、とっても楽しみにしていた娘・・・
それは・・・
叶わぬ夢に終わり・・・

娘は、20年間の思い出の品々を残して・・・
12月22日・・・
逝ってしまいました。




家に帰って・・・
部屋にいる時は・・・
いっつも、ここに座って、勉強したり、お化粧したり・・・↓




アクセサリー・・・
ピアスがしたくって、したくって、仕方が無かったのに・・・
耳に穴を開けたら、全然合わなくて・・・
いいピアスを買って、本当に、消毒なんかも、気遣っていたのに・・・
耳は、ただれちゃって・・・
娘の担当の主治医に「ピアス、体に、合わないんだねぇ・・・」って、言われて・・・
娘は、楽しみにしていた、ピアスさえ、諦めました。↓




何でも、挑戦したい娘でした。
何でも、一生懸命の娘でした。

こだわって・・・
こだわって・・・
ボールペン、一つを買うのも、こだわって・・・
そんな、些細な物でさえ、納得できなければ、買わない・・・
「この子は、いったい、誰に似たんだろう?」って、思って、笑ってしまう様な・・・
物を大切にする、娘でした。

だから・・・
娘の部屋にあるものは・・・
頂いたもの以外の物は、すべて娘のお気に入りの物で・・・
ここに、娘の心が、まだずーっと、あるような気がします。↓




娘の部屋は、ほとんど、ありし日のままです。
いつまで・・・
いつまで・・・
この状態にしているのかは、分かりませんが・・・

朝になれば・・・
「おはよう~♡」
ってね・・・
声をかけて、部屋の戸を開けて・・・

夜になれば・・・
「おやすみぃ~♡」
ってね・・・
そう言いながら、戸を閉める・・・

父と母は、ずーっとそれを、娘のいなくなった、あの日から繰り返して生きています。

きょうは、娘の命日・・・

いつもの様に、朝が来て・・・
いつもの様に、一日が始まりました。

いつもの様に・・・
いつもの様に・・・
娘がそこに居ない事を、悲しく思う・・・

なぜ、娘は、いないのかと・・・
なぜ、娘は、こんなことになってしまったのかと・・・

娘を守ってやれなかった事を・・・
いつもよりも、娘に、申し訳なく思い、後悔している、娘を亡くした母です。
「守ってやれなくて、ごめんね・・・」


・・・・・・・・・







すみません・・・
こんなブログになってしまいました。

私だけが悲しいんではないって・・・
分かっています。

だれでも、悲しい別れがあって・・・
生きるとは、そう言う事が、生きる事なのだと・・・
思います。




では・・・
気分を変えて・・・

この子は、未だ、娘なのかどうか、分かりませんが・・・
コメントで、リクエスト頂いたので・・・
いつもとアンマシ変わりない画像ですが、昨日撮ったんで、貼り付けまぁ~す。

で・・・
華ちゃんの事を、昨日、夫が、言いましたんですよ。
「こいつに、癒されるのは、いつの事やろうなぁ~?」ってね・・・

まぁね・・・
初めて華ちゃんを、見かけたのは、10月の終わりで・・・
その頃は、家の周りで、チラッっと、姿を見たのは、夫だけだったんだけど・・・

そんな猫ちゃんが・・・
今は、ベランダで、「エサをくれぇ~」ってね・・・
ミャぁ~ミヤァ~鳴くようになったんだから・・・
慣れたと言えば、慣れたんだけど・・・↓



でもねぇ・・・
未だ、このシャァーは、止まらない・・・↓(なんでぇ?どんな暮らしをしてたの?)




時には・・・
猛獣の如く、攻撃態勢・・・
ほんでもって・・・
おやつを持って来て、エサの皿に入れようとしてると・・・
「グチグチ言わんと、早く、エサくれればイイんだよ」ってね・・・

ジィーっと、見ている姿は、普通のネコちゃんで・・
人前でも、普通に食べるようになりました。

華ちゃん、時には・・・
食べている時に、背中をナデナデする事も出来るように、なりました。
そう・・・
少しだけ、触れるように、なりましたんですが・・・
触るとね・・・
なんだか、けっこう、デブったような気がします。

まるで・・・
「華ちゃん、ブタさんみたいになっちゃったねぇ・・・」ってね・・・
夫と、笑って見ています。


ではでは、ですが・・・
今日はね・・・
朝、4時半前に起きました。

頭の中が、いつもに増して、ボォ~っと、として・・・
本当に、今日は、こんな、シッチャカメッチャカのブログになりましたが・・・
みなさん、どうぞ、ご心配なさらないで、下さいね。

わたス、いっつも、こんな事を思って生きています。

わたス、大丈夫です。
今日も、正常に、支離滅裂ですから・・・(笑)

だから・・・
今日も・・・
頑張って生きた、娘を見習って・・・
「お母さんも最後まで頑張るよ」
ってね・・・
いっつも側にいてくれると思う娘に言いながら・・・

出来る分を、出来るだけ、頑張りますから( ^ω^)・・・

今日も、最後まで見て下さって、ありがとうございました。(感謝)

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コメント (22)
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