こなつがうちに来て1ヵ月経った頃のことです。
空の夏休みの自由研究のために以前住んでいた木曽に1日出かけていました。
調査を終え、もう夕方7時過ぎだったでしょうか自宅まであと5分というときに、歩道から何やら茶色の塊がヨロヨロと車道へ!
「お母さん。犬!」と空が。
片側二車線の一番左を走っていたので(うわぁ、轢いてへんよな?)と慌てて車を停めて、空に見てもらうと、小さいワンコが車のすぐそばにいるとこのことでした。
私はうかつに車を動かすこともできないし車から降りることもできないので、空に降りてワンコを抱っこしてもらい、車を端に寄せて停めなおしました。
さて、どこのワンコなのでしょう?みるところミニチュアダックスのようです。すぐそばに家があったので、チャイムを鳴らしてみました。シニアのご夫婦が出ていらっしゃいました。家の中からワンコの声がしていたので、ちょっと期待をしたのですがご存じないようでした。他に犬を飼っていそうな家もなさそうなので、とりあえず家に帰ることにしました。
「可愛いお土産だよ~」と冗談を言いつつ、こなつ用に買ってあったケージに保護ワンコを入れツレアイと相談しました。「どこに言えばいいんだろう?」「保健所?」「もう閉まってるんじゃない?」「動物病院がどこの子か知ってるかも?」「う~~ん」
とりあえず、近所の交番に電話することにしました。(なんで警察に?)って対応をされるかなと思ったのですが、普通に対応してもらい、保護した場所、犬種、首輪の色など伝え、やることはやったかなと一息、。
ワンコはその間ずっと大人しく、みんなが構いたいんだけど、きっと知らないところで怖がっているだろうとみんな我慢w
「もし飼い主が見つからなかったらどうする?」「うちで飼う?」「こなついるじゃん」「だってさ」とかなんとか話していると一時間も経たずに「飼い主見つかりましたー」と交番から電話が!
飼い主の方から電話があって、ウチの場所の確認をしてすぐに迎えにいらっしゃいました。その日は遅かったのでバタバタとしましたが、後日お話をしたところ、お引越しをしていらして荷物を運びこんでいるうちに迷い出てしまったらしいです。
その方にはわざわざ伝えませんでしたが、もうちょっとで車に轢かれるところだったと思います。無事でよかったよ・・・。
その当時どこに連絡するかで揉めたのですが、後に聞いたところ「役場」「保健所」「警察」の三つに連絡した方がいいらしいです。連携が取れていないことが多いのでこのうちの一つではダメだとか。これは迷子になっっちゃった時も同じだそうです。
無事に引き渡せたから言えるけど、もうちょっとお世話したかったナ・・・。