聞き耳ずきん

小人閑居してブログを為す?

お立ち寄り感謝します。
難聴、保護犬のこと、それに戯言なぞ綴っていきます。

【ワンコの話】老犬を飼ってみて思うことその2

2016-07-20 21:56:42 | 

老犬を飼ってみて思うことその1で書いたけれど、こなつは大人しくて穏やかな犬だった。

ツレアイが「前の飼い主は、いい飼い主だったんだろうね。よく根気よく躾けたんじゃないかな」と言った覚えがある。

 

こなつの肝機能が悪いので定期的に動物病院に通った。

そんな中、先生にツレアイがした話をした。

「いい飼い主と言えるかどうかわかりません・・・」と先生は言いよどんで微妙な表情をした。

恐らく放置されていたような様子が見受けられるらしい。

 

 

こなつが保護されたのは真冬の果樹園があるあたりの雪穴の中。保護されて、飼い主は現れなかったそうだ。

フィラリアに罹っていたこなつ。

要求鳴きをしないこなつ。

遊びを知らないこなつ。

他の犬とほとんど触れ合っていなさそうなこなつ。

 

もしかしたら・・・。

 

果樹園に繋がれっぱなしの犬がいると聞く。

番犬として置いておかれるそうだ。

繋ぎっぱなし。

散歩もなし。

時折、残飯を与えられるのだろうか。

他の犬とも触れ合うこともないだろう。

他の動物は威嚇するべきもの。

人間と遊んだこともないかもしれない。

そこから逃げ出せて雪穴に落ちた?

その時に飼い主を呼んだだろうか?

 

わからない。

違うかもしれない。

そうかもしれない。

わからない。

 

 

最後はみんなに見守られて愛されたこなつ。

それでいい。

 

 

 


ブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村