中国古代の二人の女神、「死を避ける神」である西王母と「人類を創造する神」である女媧の源流と変遷を探る。 西王母は、「豹の尾に虎の歯」という半獣から絶世の美女へと変化を遂げ、道教の中に取り込まれ、女仙の統率者となった。一方女媧は、人首蛇軀という姿を保持し続ける。著者は、古代エジプトの神「ベス」に西王母の源流を求め、古代から伝わる数多くの図版を克明に検証し、女媧像と比較検証しながら、二人の神が道教の神として変遷していく過程を探る論考です。
2021年6月28日発売
西王母と女媧
著:重信あゆみ
カバー切り絵:望月めぐみ
本体価格 5500円 (+消費税)
ビイング・ネット・プレス刊行
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著:重信あゆみ
カバー切り絵:望月めぐみ
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