2012年10月13日
絵画専攻を卒業したからなのだろう。
私はカンバスを前にして、格闘するべきなのだと考えていた。
しかし体はつかれるし、頭ではどうも、こういうことではないのかもなあ・・・・と思うことがあった。
そのまま、しばらくすると 手がうごかなくなった。カンバスに筆をつけるのだが、どの方向に動かしたってだめなのだった。
じつに、じつにやさしい友だちが、私のことを気にしてくれて、あれこれアドバイスをくれたのだが、なにしろ私が「絵画専攻」ということで石頭になっている。
私はなかなか友だちのアイデアに納得できなかった。
やがて友人も愛想を尽かし離れていった。――あなたは本当にそれをやりたいのか?―― ということばを残して
私はびっくりしたのだが、自分が何をしたいのか、いつのまにか、すっかり無くしてしまっていたのだった。
そしてずいぶん腰も重くなった。
死のうかと真剣に考えたのは初めてだったが、とにかく苦しくてしかたがない。
私はリハビリのつもりで描く。
窮境のささやかな突破口になってくれれば、と。
絵画専攻を卒業したからなのだろう。
私はカンバスを前にして、格闘するべきなのだと考えていた。
しかし体はつかれるし、頭ではどうも、こういうことではないのかもなあ・・・・と思うことがあった。
そのまま、しばらくすると 手がうごかなくなった。カンバスに筆をつけるのだが、どの方向に動かしたってだめなのだった。
じつに、じつにやさしい友だちが、私のことを気にしてくれて、あれこれアドバイスをくれたのだが、なにしろ私が「絵画専攻」ということで石頭になっている。
私はなかなか友だちのアイデアに納得できなかった。
やがて友人も愛想を尽かし離れていった。――あなたは本当にそれをやりたいのか?―― ということばを残して
私はびっくりしたのだが、自分が何をしたいのか、いつのまにか、すっかり無くしてしまっていたのだった。
そしてずいぶん腰も重くなった。
死のうかと真剣に考えたのは初めてだったが、とにかく苦しくてしかたがない。
私はリハビリのつもりで描く。
窮境のささやかな突破口になってくれれば、と。
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