長いこと、団体競技は苦手だった
観るのも、するのも。
なぜかっていうと、ぼくには向いていないものだったから。
とくに、ボールを扱う競技
学校の授業でも、ぼくはボールから逃げてばかりいた
ボールがこちらへ飛んでくることに恐怖を感じていた
でも、ふとこのごろ、野球をみるのが苦痛ではなくなっている、ということに気付いた。
ただ単純に、ぼくの性格が変わっただけのことだろう。
昨日の野球、巨人のピッチャーが完全試合をするかしないかというハードな課題に挑んでいたころ
阪神タイガースはロッテと点の取り合い、エラーの応酬をくりひろげていた。
完全試合は職人技、きわめて芸術的な美しさがあると思った。
かたや阪神ロッテ戦では、ボールがあっちこっちへ飛ぶものだから、落ち着いてみていられない。
ただ、ひとつのボールを中心として、みんなが散ったり寄ったりつないだりするチームプレーが、一瞬だけ輝きを放ったような気がした。
結局巨人のピッチャーは九回ツーアウトから四球をだし、ノーヒットノーランにとどまった。
阪神はなんとか追いついて、同点で試合終了となった。
観るのも、するのも。
なぜかっていうと、ぼくには向いていないものだったから。
とくに、ボールを扱う競技
学校の授業でも、ぼくはボールから逃げてばかりいた
ボールがこちらへ飛んでくることに恐怖を感じていた
でも、ふとこのごろ、野球をみるのが苦痛ではなくなっている、ということに気付いた。
ただ単純に、ぼくの性格が変わっただけのことだろう。
昨日の野球、巨人のピッチャーが完全試合をするかしないかというハードな課題に挑んでいたころ
阪神タイガースはロッテと点の取り合い、エラーの応酬をくりひろげていた。
完全試合は職人技、きわめて芸術的な美しさがあると思った。
かたや阪神ロッテ戦では、ボールがあっちこっちへ飛ぶものだから、落ち着いてみていられない。
ただ、ひとつのボールを中心として、みんなが散ったり寄ったりつないだりするチームプレーが、一瞬だけ輝きを放ったような気がした。
結局巨人のピッチャーは九回ツーアウトから四球をだし、ノーヒットノーランにとどまった。
阪神はなんとか追いついて、同点で試合終了となった。