おやすみメール

きのうリンスした髪の毛はさらさらなのである
上野毛 なんていう予測変換候補だ
どこだそれは
あるいは一生関わらないような地名か、あるいは伝説か
日新 とおなじようなものかしら

毎日思うこと
今日も電車に座れたらいいなあ
とか
明日も電車に間に合ったらいいなあ
とかいうことだ

朝日がはやい。それは夜更かしの結果に基づいている

薄暮

そぐわなくなること
だんだんと、じわじわとそうなって
最後には認めなければならなくなること

とてもつらいこと

さいごには、サッパリとできたらいいとおもう
けれども、さいごはとっくの昔にすぎていて
だめだったのだろうな

ぼくはずっと考えている
おしつぶされそうになるのだけれども、助けてください、とはいえない

そしてゆうゆうと飛び越えてゆく
雲をうらやましがる、大人になってしまった

つよいみかた

夕焼けこやけである
こやけとはなになのかよくわからんが、むかしからそういうふうに言いますよね

明日は明日で、またストレスがたまりそうな日だ
今日は今日で、なんとかまとまった
絵をかかないとな

みんな自分のことばかりです
たぶん、いまの日本には、無私なんていう言葉はないんだろう
かつての思想、それを実践した人々
とはいえ、自分を保っているわけでもないんよな

つつましい日本人の、あるいは時代遅れのことば

ドッグとともに

元気かしら

わたしはまあまあげんき それなりにやっております
ことと次第はすべて気分によりますが
あるいは雰囲気か もしくは天気

昨日の雨はすごかったね、観測史上最高雨量 だとか 一時間のね、ミリ単位が
ニュースをみました

嵐のあとは、そんなわけで晴れて
気温はぐんぐんあがり、記憶はどんどんうすれています
お気をつけて、そのままでいて

ねおきのすべて

朝起きて よるねむる、という基本的なサイクル

サイクルにもほどがあるな
これがあるかぎり、できないこともたくさん
できることは限定される

ぼくは夜ねむり 朝起きるというサイクル
朝からサイクリングでぶらぶら
朝な夕なきにすることのない暮らしとは、天国なのか 地獄なのか
わからないけど、人は死につづけている

ピタパッパ

母にもらった新しいかばんは
やや肩かけの部分、長いのである

ＣＤウォークマンの電池、きれてしまったのである
黄色いシャツの穴、だんだん広がりつつあるのである

ヤム芋たべたい

ぼくのバックヤード、まもなく切れてしまうであろう
ぼくはバックアップ、すぐにすますであろう

バッグひとつでバックパッカー、すずしげである
ぴたり ぴたりとやむだろう

さよならはアリか

ソーカソーカ
だから岸田さん、京都なのね
それで京都は、今日も晴れたのね

それがどういうふうにつながるのか

そんなんはしらん
今までの考え方だと
どこかしらに不都合
でるから

でないような思考回路は、それ以外の全部がそうだ
京都で考えよう

ブレーカー

あのリフがすきだ
このノイズもいらなくはない
あいかわらず世間はノイズにみちている
なんだな
北の北の島ではどこかのだれかがつかまったり
西の西のほうの、ぼくの近所では
車と彼女を捨てて、誰かが逃げたり
もっともっとぼくの近所では
大きいアルミ缶にいろいろな場所がつめられて
いろいろな場所に設置されたり
おかしい
頭がな
そういうところに、わたしたちは住んでいるのだと
どれくらいの人が、今日そうおもったのかしら

I like Rock'n'Roll

ギャラリーのななめむかいには、いっつもロックンロール
流しているレコードショップがある
どういうわけか、いつもたいてい３コードのしぶいやつを
そして立ち止まるおれ

いかんいかんとおもいつつ、昨日も今日も
気になってしかたがなかった
どうしても立ち止まるおれ

しかたがないので、地下へとつづく階段をおりました
みるだけ、みるだけなんだな
ドアーをあけると爆音でスリーコード
どんだけここの店長、すきなんだよ、なんてこった
サイケデリック
たしかなゆらぎを保障します
なんて張り紙、ここのほかのどこで見かけるのだろう

屋根の下

それにしても、二人きり、トいうのはややおちつかないものである

こうなんなら、ひとりきりのほうがよかったんだな
お客の来ないルームで
○○や××なんかをしてみたりして
やってみたい
外からまるみえの、ガラスのルームで

ひとりでどんだけのんびりできるかとか、○○○を××××で×ってみて
○○に○○○と××ッ××に引っ張り合うとか
おしまいに×××が××××で○○しちゃったりなんかしてなー

赤面
実際には

そうそう、お客の来ないルームで
ひまなので、ときどきぽつぽつはなしをして
真っ白いノートをひろげて、絵を描いて
おしまいにはふたりで四ページを無駄にしてしまったりしてなー
ケー