さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

ペケバツ

2012年08月31日 | 三角記事
小さいあかりがみえている
あのあたり、ほぼ目のまえである
とくに悪い位置ではないとおもっている

小さいあかりのほかは、えらく暗い闇がある
ぼくもあかりも闇の中

あかりはほかにもあった
いままでのなかで
見えていたのだった・・・
そのときまで

それからのことは、あまり思い出したくない
いいんだと感じられてはいるけれど

庭のぬし

2012年08月31日 | 三角記事
今日はベランダでギターひこうかなと思って、庭の方へ出たのだった。
いやじっさいには出ていないのだけど
網戸ごしに、風が入ってきて、いちばん涼しい場所なのである
そこでギターガチャガチャと鳴らしていると、猫がきた

音を鳴らしているのにもかかわらず、ベランダに入ってきて、腰をおろしたところで目が合った。
ここで一分は見つめあったままなのであった。
見つめあったまま無言であった。恋人のようである。

やがて猫のほうから目をそらされ、ぼくはずっとギターを弾いているのだった。

しばらくして、ぼくがヨッコラショと立ち上がったところ、
猫はハッとしてピュッっと消えてしまった。
あいつは自意識過剰なのである。
猫達のあいだで、人間は蛮族であるから、動き出したら襲われると思えというようなことを言い合っているのかもしらん。

どくだみ、ゴーヤ

2012年08月30日 | 三角記事
何度も考えてしまうこと
ゴーヤを最初に食べた人は、いったいなにがどうしてしまったのかしら・・・ ということ。

よほど他に、食べ物がなかったのか
どうしてもこれを食べなければならない、やむにやまれぬ事情があったのではないか。
しかしこの外見である
普通に考えれば毒の実である。
そして食べてみれば、やはり毒の味がするではないか
死をも覚悟したことであろう。

あとはドクダミな。
あれ外見はそうでもないけれども、ニオイな。
あれを薬草と気付いた人は天才である。
これはまちがいない。
そして別名が地獄蕎麦である。
地獄にもソバはあるんだなあ、と思ってちょっとなごむわけだ。

お茶にごすんです

2012年08月29日 | 三角記事
まさかわたくしが こどものおもちゃ を読み始めることになろうとは
いったいだれが予測したでしょうか
それは神のみぞ知るセカイでありましょうか
いやはや、世界って本当にわからないものですね

今日はアメ村にいって
たくさんの、変わった人々をながめていた
三角広場 たいして広くもない
たくさん悩んでいるはずなのだが、たくさん悩みごとをかかえているわけなのだが
そのはずなのだが
ふとした瞬間に、パッとわすれてしまっている
おなかがすいているあいだは、消えてしまっている
ああ、おれはなんてくだらないやつなんだ

俺人語

2012年08月28日 | 三角記事
 8月27日
鳥人間コンテストのあの不自然さはなんだろうか・・・(笑
独り言を絶叫するパイロットがあやしい。
台本のような、前向きの言葉しか言わない。

 8月24日
いまニュースを観たが、野田総理が珍しく明確に、ものを言い切っていた。
言葉の端々に、やや皮肉のきいた発言。

同時にむなしさもあった。
なにしろ争っているのがちいさな島ひとつなのだ。せこい。
国境など、いつでも動かせるわけだし、そもそも地球には国境がない。

韓国政府は、あの島に「韓国領」「独島」と書かれた石碑をたくさん設置しているようだが、そもそも純粋な韓国領土であるなら、そんなことをする必要などない。毅然とした態度をとればよい。
自国にとって都合のよいことしか教えない政府、メディアなど偽善的だし、不必要だ。

 8月25日
話がズレてしまいますが…慰安婦の銅像を日本大使館前につくったりしていましたよね(笑
韓国政府の行動は、外交とは言えない。
竹島にせよ慰安婦にせよ、反日政策・抗日政策と呼ぶほうがふさわしいのでは…と感じます。
韓国政府の大統領や閣僚の口調も乱暴だし、とても正常なやりとりではありませんよ。
そういう態度の国が言うことなのだと僕は思うのです。

 8月23日
奈良県にフォローされている。なぜだ。



さすらいの文句たれ

2012年08月27日 | 三角記事
ところでな、のべ10万人、という言い回しがあるじゃない
あれおかしいんよな、たぶん
ひとりで三回観た人がいたら、その人は三人分になっちゃうのだもの
昨日の俺は俺にあらず
あらカッコイイじゃないですか

しかしまあ、ひとりはひとりなのかひとりは三人なのか、それを照明するのは難しい
生まれ変わる細胞
塗りかえられる価値観
上書きされるセンスや教養
どういうふうにしたって、五分前のあいつは、今の彼ではない
あら哲学チックじゃない

ところで10万人がどうしたって?

花火チャンネル

2012年08月26日 | 三角記事
先日は伊丹で花火があった
駅から川辺へ歩く人の列、波のよう
人の流れにまかせてゆく

パチンパチンとはじけて消える花火をみていた
ため息をつきながら、ときどき感想をのべながら
むし暑い人のなか
花火はパチンパチンと飛んでいった
最後はシワシワになって消えてしまった

花火を見上げる
人は見上げる動物だ
花火はそんなこと、思いもしないだろうけど

シェーの人

2012年08月25日 | 三角記事
おっ と思いましたね…。
まさか突然くるとは
いやはや、じつに予想外だったのですよ


遺憾の極み……!

である


赤塚不二夫がなしとげた偉大な功績とは、「キワミ」をギャグに変えてしまったことだろうな
だってぼく、野田さんが「遺憾のキワミ!」って、まじめな顔で言うもんだから、ふきだしてしまったよ

くそー、こんなだから日本政府はナメられてしまうんだな
超むっつりスケベ日本人たち。

赤い点線

2012年08月24日 | 三角記事
「映像の世紀」、いまヒストリーチャンネルでやっているのである。次回が最終回

さて、たかだか20世紀、100年にすぎない歴史をたどり返してみれば歴然とするのだが、人間はつねに失敗をし続けている。
良かれ良かれと思って始めた戦争の、ひとつとして成功したためしがなく
きちりと決めたはずの国境のずれないことなく
東アジアの民族解放をかかげ、白人に戦いをしかけた極東の帝国の、いまやみる影もなければ
ほめられることもない

イスラエルの
エルサレムの、もといたアラブ人とユダヤ人、あとからやってきたユダヤ人たちは、たしかに不幸だった
彼らは国境のなかの争いに巻き込まれてしまった
どちらも、国境の外には行けないからだ

日本人は、海をこえることができない、という点で、アラブ人やユダヤ人と同じく不幸なのだ
国境がとなりの国と接した時から、わたしたちは、つまらない、くだらない、なにも発展しない、生み出さない不幸な論争に一生をかけなければならなくなった

ヤギさんゆうびん

2012年08月23日 | 三角記事
お手紙
よまずに
返しちゃったのね

おー かわいいかわいいわたしの坊やのようだ
オッサンなわけない
かわいいかわいい男の子のしわざなのだ
おこってはいけない
なにしろかわいい男の子のやったことに、罪はないのである
お手紙
よまずに
返しちゃってはいけないんだよ
と、こう言っておくにとどめよう

さーいったいった、ヤギさんゆうびんである。