「生きた言葉を使っていきたい」新聞の投稿欄にそんな読者の意見がありました。
「生きた言葉」は、小説の中や新聞のニュース記事に多くあるので、「たくさん読む」ことが大切になってくるのです。
たくさん読む事で、さまざまな言葉が蓄積されていき、語彙力はどんどんアップしていきます。
" 丸い卵も切りようで四角 、物も言いようで角が立つ ”こんな諺があります。
同じ言葉かけでも、穏やかに受け止められる例が述べられていました。
「このカレーはおいしいけれど辛いね」⇒「このカレーは辛いけれどおいしいね」
「コーヒーで良いよ」⇒「コーヒーが良いよ」
「頑張るんだよ」⇒「頑張れそうだね、大丈夫?」
「馬鹿だね」⇒「あなたらしくないね」
「のろまなんだから・・・。」⇒「慎重にやっているんだね」
「せっかちなんだから・・・。」⇒「すぐに行動に移せるんだね」
「やり方を変えないと目標は達成できないよ」⇒「やり方を変えればきっと目標を達成できるよ」
「彼は仕事が遅いね」⇒「彼は仕事が丁寧だね」
上記表現どちらが感じ良いでしょう?
言葉は使い方一つで「太陽」にも 「北風」にもなり、時には人の人生をも変えてしまう「力」を持っているのです。
生きた言葉は相手の心に響きます。
人の悪い面ばかりに目がいってしまうと否定的になりがちですが、良い部分を見つけていけば生きた言葉を日頃から発せられるようになりそうです。
「生きた言葉」は自分もまわりの人も一緒に幸せにしそうですよね。
「生きた言葉」を使っていると自然に「考え方」が変わってきます。
「考え方」が変わってくると自然に「行動」が変わってきます。
「行動」が変わってくると自然に「結果」が変わってきます。
こうした婉曲表現を学び、さっと自然にでるようになりたいものです。