小学2年生で九九が始まります。
九九を覚えると何か天才になったような気がしませんか?
81パターンの掛け算を暗記したり、あらかじめメモをしておく方法が広まった事で、そろばんや筆算を使ってどんなに大きな数でも掛け算ができるようになったのは革命的な出来事だそうです。
3×4=3+3+3+3=12
3を4回足すのは頭の中で計算できますね。
でも「9を8回足せ」とか、「2980を543回足せ」になると大変です。
そこで昔の人が「毎回足すのは面倒くさい。だったら1から9までの数同士の組み合わせを丸暗記すればいい。81パターンならなんとかなるだろう」いわゆる九九のことを思いついたんだそうです。
いいアイデアでしたね。
そもそも九九は語呂合わせなので、耳で覚える前提で作られているんです。
覚えるにはYouTubeなどで「九九」を検索して、気に入った曲をくり返し視聴する。
親子でその歌を一緒に歌う。
ただ、耳ではどうしても覚えられない子どももいます。
そういう子はお風呂に九九の一覧を貼ったり、視覚重視の九九のアプリなどを使うと、あっさり覚えてしまうこともあるみたいですね。
こうして2年生の関所を乗り越えましょう!
ところで積が10以上のときは「が」も「は」も付かないのにひとケタの数字の時だけ「が」がつくんですよね?
「にいちがに」「ににんがし」「にさんがろく」。
しかし「にご」になると付きません。歌の調子をつけているんでしょうか?
いずれにせよ、脳の特性や発達のスピードには個人差があるので、九九の覚えが遅いからといって子どもを叱ったり、プレッシャーをかけたりすることだけはやめましょうね。