この時期になるといろいろな種類の夏ミカンが出回ってきます。
酸味があってどちらかというとミカンより好んで食べています。
なぜ冬に収穫されるのに「夏みかん?」不思議に思いますよね?
今でこそ冬や、春などに収穫する品種がいろいろ出ていますが、普通の夏みかんは5~7月、夏が旬なんだからです。
夏みかんは貯蔵する事で、旬を迎える初夏には減酸により酸度が低下し、その程よい酸味が夏みかんの甘さを引き立ててくれるのです。
みかん類を食べる時、白い筋と薄皮いっしょに食べますか?
ここにはフラボノイドのヘスペリジンやナリンギンを実よりも多く含み、これらはビタミンと似た作用があることからビタミンPとも呼ばれ注目されているところです。
薄皮ごと食べた場合はペクチンを約2倍摂取することができるのです。
夏ミカンはみかんに比べ、薄皮の摂取には抵抗があるかもしれませんが、白い筋は同様取らないで食べれば、より多くのヘスペリジンやペクチンなどの栄養を摂取することができます。
さて、みかんと一緒に食べると健康に良い食品も見て見ました。
まずブロッコリーはみかんと一緒に食べると鉄分の吸収率を最大200%まで高める事ができるんですって!
サツマイモと一緒に摂取すると抗酸化効果を最大化できるし、ナッツと一緒に食べるとコレステロールの低下や免疫力の向上に役立つようです。
一方みかんは体を冷やす食べ物なので、お腹が弱い人や子供がみかんを食べ過ぎると下痢になる可能性があります。
みかんに含まれる酸は牛乳のタンパク質と結合し、胃内で凝固します。
これが消化不良を引き起こし、胃もたれの原因となるようです。
自分にとって不適切な組み合わせは避け、適量を食べるようにしてより健康的に楽しみましょう。