ヒーリングの深さと意識エネルギーの密度や練度

セッションでは、
その方のエネルギー状態をチェックする
のと同時に、意識をどう使っているか

というのも見ています。

誘導通りのポイントに意識を
向けられているかとか、
その意識自体の質感なんかも
結構重要なチェックポイント
だったりします。

普段から内観の習慣がある方とか、
常連さんだと、自身の内面の掴み方に
慣れていますから、

ここに意識を向けてみてください、
そこでどんな感じがしますか？
と誘導すると、

ちゃんとそこに意識が向いて、
何だかイライラしますとか、
不安な気持ちが湧いてきましたとか、
ちゃんとその部分に触れて、
感じ取ることが出来ます。

一方、これまであまり自分の内面に
意識を向ける習慣が無かった方は、
どうしても外側の状況を説明すること
の方に意識が向きがちで、

自分が今何を感じているのか、
というところが疎かになることが
よくあります。

けれど、そういう状態から
少しずつ自分の内面を意識するように
過ごしていくと、段々と意識の質感が
変わってくるんですね。

最初の頃はモヤっとふわっと何となく、
だったのが、しっかりはっきり
ピンポイントでフォーカスできるようになり、
さらに上達すると、意識エネルギーの
密度自体が高くなっていきます。

エネルギーワークをされる方は
当然、意識でエネルギーをコントロール
するので、熟達者ほど意識エネルギーの
扱いの練度、密度は高いです。

たとえて言うと、
バリバリ修行してきたお坊さんが
バシッと結界張るのと、
素人がぎこちなくマントラ唱えて
これでいいの？とおっかなびっくり
やるのとでは、

同じことをやっても、全然その効力は
違ってくるようなものです。

アチューメントメニューの中に、
エネルギーの使い方・レクチャー
というメニューがあるのですが、

これは元々、ヒーリングエネルギーの
ペーパードライバー講習みたいな感じで、

アチューメントを受けたは良いけれど
あまり使っていないとか、
もっと使い方をブラッシュアップしたい
という方に向けたメニューとして
作ってみました。

ご要望に応じて、
特定の使い方に特化した
より高度な技術とか、
その人の資質やレベルに応じた
より使いやすいやり方の提案など
行っています。

先日も、因縁ある土地の浄化方法など
レクチャーさせていただきましたが、
その方が何をどこまでできるのか
によって、

どういうアプローチが安全で
無理のないやり方なのか、
というのも違ってきますからね。

また、エネルギーワークをされる方に
多いお悩みが、自分でエネルギーが
流れているのかどうかがわからない、
捉えられないというもので、

これができるのとできないのとだと、
やはりエネルギーを使っていくのも
モチベーションが大分違ってきますよね。

大体こういう方を見ていて思うのは、
エネルギーとはこういう風に感じ取るものだ、
という固定観念があって、

その感覚以外のところで
実際にはちゃんとその感覚が
捉えられているのに、
本人がそれを認識できていない
ことが多いんですね。

あとは、自分にそんなことが
できるはずがない、という
固い思い込みがあって、

目をつぶってものを見ようとするが如くに
見えてしまうことへの恐れ、
見えない絶望への恐れから、
固く感覚を閉ざしているケースも。

この場合は、レクチャーというよりは
感情解放のセッションでその恐れや
原因となった出来事を癒していく方が
良いですね。

ヒーリングにおいては、
意識エネルギーがどの領域まで
到達できるのか、が、
その人のヒーリングの効力、有効性に
かなり影響します。

意識がその領域に触れることができるには、
その領域に触れたときに自身の内に
湧き上がるものを統合できていないと
いけないわけで、

つまりは、人の心の深い痛みに
触れようと思えば、自分自身が
そうした深い痛みを統合できていないと
とても耐えられないわけです。

ヒーリングをどのレベルで使っていきたいか、
にもよりますが、それなりのレベルで
やっていきたいというのであれば、

自分自身にしっかり向き合うという姿勢は
どんな分野であれ、必須であることには
違いないでしょう。

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