一時帰宅… 2013年12月28日 | 日記 帰還困難と指定される区域に 年末始に限り帰宅が許可された… 自分の家で迎える家族との正月 当たり前な事が 当たり前ではないそんな境遇が やがて大晦日を迎えようとする… 来年の事も来週の事も 明日の事も分からない暮らしに 僅かながらの温もりが灯る…
驚天動地の影… 2013年12月28日 | 日記 女川原子力発電所は 高台に建設されていた御陰で 津波による壊滅を免れた… その高台建設は 設計した方による英断であり しかしその人は その後解雇されている… 理由は無駄な津波対策により 余計多大なコストをかけた事… しかし女川の惨状を見る限り 高台であった事こそ 幸いだと思わずにはいられぬ 心の置き所であります… 東北電力女川原発再稼動申請… 辺野古埋立驚天動地の報道で ビックラこきまくりな影に あらゆる事が進められていく… 恐らくそれは 仕組まれたひとつの事であり 何ひとつ 民意が届かず終わる事だけは 避けたいですよね… テント暮らしな身の上ですが 道の上でものを語る自由は 誰にでもあると思うんですよね…
大甕の地名… 2013年12月28日 | 日記 南相馬… 原発から北へ20kmの境界に 大甕という地名が残る… この地名は古代の 大和と蝦夷の境界線を表し ここより南にも 大甕という地名は存在する… 時代時代の国境に残される その名前に 少しづつ征服されていった 先住民族達の面影を覗いた…
イルミ… 2013年12月28日 | 日記 南相馬… 通りに面した広場の夜には 光の玩具箱が煌めく… 消えた明かりを補うように 住処をおわれた人達が ひとつひとつ持ち寄り飾り そして灯した光… それは クリスマスの過ぎた今日も 明るさを失う事は無い… その輝きを見つめる横顔に どうか 明るい明日が来ますように…